築20年を迎えたコロニアルneoの屋根は塗装できない？江戸川区平井での屋根点検から分かったこと

更新日：2025年07月20日

築20年、屋根メンテナンスのご相談

江戸川区平井にお住まいのお客様より、「築20年が経過した屋根の状態を見てほしい」とのご依頼をいただきました。

現地に伺い、屋根材を確認したところ、使用されていたのはコロニアルneoでした。

コロニアルneoは、かつて人気の高かった化粧スレート屋根材ですが、塗装によるメンテナンスができないという大きな欠点があります。

塗膜の劣化が進行

屋根材表面を確認すると、塗膜の劣化が顕著に現れており、保護機能は失われている状態でした。

表面の色あせは、紫外線や風雨により劣化が進行した証拠です。

この状態から再塗装を試みても、屋根材自体が水分を吸収しやすくなっており、塗装が密着せず剥がれてしまう可能性が高いのです。

表面だけでなく、構造にも問題が

さらに調査を進めると、複数箇所にわたってひび割れが発生していることが判明しました。

このひび割れは、経年劣化や屋根材自体の強度不足によるもので、補修材や塗装での対応は難しい状態です。

特にコロニアルneoはアスベスト含有の廃止後すぐに登場した製品で、強度が弱く、同様のひび割れ症状が全国で報告されています。

欠けに繋がる深刻な劣化

中には欠けにつながるひび割れも見られました。

これはすでに屋根材が部分的にひび割れている状態で放置すれば、屋根材の飛散や雨漏りの原因となります。

このような状態になると、塗装では解決できないことが明白で、屋根カバー工法や葺き替えといった大掛かりな対処が必要となります。

コロニアルneoには塗装以外のメンテナンスを

今回のように、江戸川区平井で調査したコロニアルneoのような屋根材は、劣化が進むと塗装が無意味になります。

「塗装できない屋根材」であることを理解した上で、早めの点検と適切な対処を検討しましょう。

街の屋根やさんでは、現地調査・診断は無料で行っており、最適な補修方法をご提案しています。

屋根リフォームをご検討中の方は、ぜひお気軽にご相談ください。

まとめ

• ・コロニアルneoは塗装によるメンテナンスが難しい屋根材
• ・江戸川区平井での点検で、ひび割れや欠けが確認された
• ・塗装ではなく、屋根カバーや葺き替えなどの工事が推奨される
• ・街の屋根やさんでは無料点検を実施中

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