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雨漏り修理の費用と失敗しないためのポイント!修理や原因の特定方法

更新日 : 2024年10月16日

更新日 : 2024年10月16日

雨漏り修理の費用と失敗しないためのポイント、修理や原因の特定方法を解説!

 突然発生した雨漏りに対して修理をどのように進めればいいのか、初めての場合では悩みがちなポイントが多くあります。

 「雨漏りが発生したけど、直せそうなら自分で修理しても問題ない?」
 「雨漏り修理にいくらかかるのか相場を知りたい」

 今すぐの雨漏り修理に迫られている方もいらっしゃるかと思いますので、今回は気になる雨漏り修理費用やDIYでの対応、そして考えられる原因やその特定方法などをお伝えしたいと思います。
 雨漏り修理において最も重要である「業者選び」についても見極めのポイントなどを詳しく解説していますので、ぜひご覧ください。

雨漏り修理は自分でもできる?

 雨漏りを発見したとき、漏水の規模によっては「自分でも修理できないかな?」と考えることもあるでしょう。

 ですが、大前提として雨漏り修理をDIYで行うことはおすすめできません。

雨漏り修理のDIYは非常に難しく危険です!

DIYでの雨漏り修理がNGな理由

 自分で修理を行うことにより、雨漏り被害が逆に悪化してしまう恐れがあります。

 雨漏りの原因特定には専門知識による判断が必要であり、雨水の浸入経路や被害状況によって修理方法も大きく変わります。

DIYでの雨漏り原因の特定や適切な対策は難しい

 そのため、原因の特定が不十分なまま漏水箇所だけを修理してしまうと、浸入し続ける雨水が別経路へと流れて行くことでより被害が拡大してしまうケースがあるのです。

 DIYは節約手段としてのイメージが強いかもしれませんが、こと雨漏りに関してはさらなる漏水箇所の増加を招き、結果的に当初よりも修理費用が高くなってしまう可能性があります

屋根材の劣化からの雨漏り経路例

 また、屋根に上っての高所での修理作業は転落の危険を伴います。

 雨漏りへの対処はあくまでも応急処置だけの作業に留め、すぐに専門の業者による原因特定と適切な修理をご依頼ください。

雨漏り修理の費用相場

 雨漏り修理の費用は、修理箇所や修理の規模により大きく異なります。

 例えば、屋根からの雨漏りを止めるための簡易的な補修には5万~30万円程度の工事費用がかかりますが、屋根全体の葺き替えやカバー工法が必要になりますと80万円から200万円ほどの金額が見込まれます。

 また、雨水浸入の原因となる前に棟板金や谷樋交換工事で雨漏り対策を行うのであれば、10万~30万円程度がおおよその相場となっています。

 外壁やベランダからの雨漏り修理も工事の内容によって5万円~50万円、もしくはそれ以上の費用がかかることがあるため、こちらも金額については雨漏りの被害状況や原因次第となるでしょう。

簡易補修5万~30万円程度

屋根の葺き替えやカバー工法と80万円から200万円程度

板金交換10万~30万円程度

外壁やベランダの雨漏り修理5万~50万円程度

雨漏り修理の相場を確認する方法は?

 雨漏りを直すために考えられる工事は多岐にわたりますので、「これくらいの費用がかかる」という相場を提示することが難しいのです。

 ですので、まずは原因の究明によって修理に必要な工事を割り出すことが重要です。

 雨漏りを止めるために必要な工事さえ判明すれば、ご自身のケースではどれくらいの金額が修理に必要かを把握することができます。

 街の屋根やさんにおける各種工事ごとの費用相場は下記ページにてまとめてご確認可能ですので、ぜひご参考ください。

雨漏りの修理費用は原因により大きく異なります。まずは雨漏りの原因を特定することが重要です

屋根修理の相場を一挙にご紹介

 原因箇所や被害状況で大きく変わる雨漏り修理の費用を把握するためには、実際にお見積もりを取ってみることが一番の近道と言えます。

雨漏り修理に火災保険は適用可能?

 修理の費用負担を軽減するため、雨漏りに火災保険が適用できるかどうかは気になるポイントですよね。

 雨漏り修理に火災保険を適用することは条件を満たしていれば可能です。

 「自然災害が原因であること」が主な条件となりますので、台風や強風による屋根の破損、雪や雹による損傷が原因で雨漏りが発生した場合には火災保険が適用されやすいです。

 ただし、経年劣化や施工不良が原因と判断される雨漏りには適用されませんので、こうした火災保険の適用条件や加入しているプランの確認をしておくと、いざという時に役立ちます!

火災保険を活用した雨漏り修理

 ▼関連コンテンツ 

雨漏り修理に火災保険が適用される条件や注意点、申請の流れについて徹底解説!

 街の屋根やさんでは、修理に火災保険が適用できるかを診断したり、保険会社への申請サポートなども行っておりますので、ご安心してお任せください!

安心できる業者に雨漏り修理を依頼するポイント

雨漏り修理は業者選びが成功の鍵!実績と経験豊富な業者を選びましょう!

 雨漏り修理を業者に依頼する場合、本当に雨漏りを解決してくれるかどうかを重視するようにしてください。

 「別の業者に以前修理をしてもらったが、結局止まらずに困っています」
 「原因の特定が曖昧なまま工事をしましたが、今回の台風ですぐに再発してしまった」

 雨漏りのお問い合わせを頂く中では、業者に依頼したものの解決まで至らなかったというご相談内容も非常に多いのが現状です。
 ダメなら次、と業者を変える度にお金がかかってしまいますので、最初に修理を依頼した業者だけで雨漏りを解決できることがベストですよね。

 そこで、雨漏り修理を依頼する業者選びのポイントについて確認しておきましょう。

過去の雨漏り修理実績を確認

 まずは過去の雨漏り修理実績を確認してみることが効果的です。

 実績が豊富であれば、それだけ多くのケースに対応してきた証拠となります。
 特に、似たような位置や規模の雨漏りを解決した施工事例が確認できれば、安心して依頼をしやすくなるでしょう。

 現在ではほとんどの業者が自社のホームページを展開しており、サイト内では実際に修理を行った際の工事写真やその解説、そしてお客様からの評価を掲載しているはずです。

 業者の技術力や対応力を判断する良い材料となりますので、修理を依頼する前にぜひともチェックしておきたいポイントとなります。

ホームページなど過去の雨漏り修理実績を確認

街の屋根やさんの施工事例一覧はこちら

お客様からいただいたご感想・評価

雨漏り診断士の資格の保有

 「雨漏り診断士」という資格を所有しているかどうかも大きな判断材料になります。

 雨漏り診断士とは、多種多様な雨漏り原因を的確に診断し、適切な修理方法を提案するために必要な一定の知識・技術を証明する専門資格です。

 複雑な雨漏りであったり原因が分かりにくい場合には、この資格を持った業者に依頼してみると解決できる可能性が高まります。

「雨漏り診断士」の資格を所有している業者に依頼

地域に根ざした業者か

 雨漏りは時間が経つほどに被害が広がりますので、迅速な対応が求められます。

 地元に密着した業者であれば、急な依頼にも素早く対応してくれることが多く、雨漏り修理後のアフターケアも受けやすくなります。

 依頼予定の業者が自分の地域で実績を残しているか、どのような評価を受けているかを確認しておくと良いでしょう。

地域に根ざした業者かどうか

業者選びに失敗すると…?

 序盤でも述べたように、業者の実力によっては修理後に再度雨漏りが発生する可能性があります。

 さらに、経験や知識に乏しい業者に依頼をすると「本来は塞いではいけないはずの棟板金の隙間を雨漏り修理と称してシーリングで埋められてしまった」というような間違った施工をされ、却って新たな雨漏りの原因を増やしてしまうことにも繋がります。

 そういった事態を避けるためにも、雨漏り修理を依頼する業者の見極めは必要なポイントを抑えつつ、しっかりと判断して行く必要があるのです。

塞いではいけない棟板金の隙間をシーリングで塞がれ雨漏り

業者による間違った施工例とは?

 ▼その他、業者選びに役立つ関連ページをチェック! 

信頼できる業者選びには相見積もりがオススメ!

見積書の項目に問題はない?チェックポイント

雨漏り原因を特定する方法

 雨漏りの原因を特定するためには、専門業者による現地調査が不可欠となります。

 最初の目視調査ですぐに雨水の浸入経路を特定できることもありますが、見ただけでの判断が難しいケースは非常に多く、そういったケースでは以下の調査方法で原因を探ります。

散水試験(散水調査)

ピンポイントで雨漏りの修理箇所を特定!無駄な費用を抑え、迅速な雨漏り対策が可能!

 散水試験は雨漏り原因の特定に対し非常に有効な手段となります。

 調査方法としては雨水の浸入経路として怪しい場所にホースなどで水をかけ、実際に雨漏りが再現できるかどうかで原因箇所を特定するというものです。

 確実な原因特定ができる方法ですので、怪しい部分を手あたり次第工事するよりもピンポイントな修理が可能となり、無駄な費用を掛けずに雨漏りを解決することに大きく貢献してくれます。

雨漏り原因を確実に特定する散水試験について

赤外線カメラを使用した調査

建物の内部構造を傷つけることなく非破壊で雨漏りの原因を特定できる手法です

 温度の違いを可視化できる赤外線カメラにより、天井裏や壁内部などの目視が難しい場所の雨漏りを調査することが可能です。

 撮影したサーモグラフィ画像で熱の異常が見られる箇所は雨水の浸入経路となっている可能性が高いため、雨漏り原因の特定に有効的に活用することができます。

 お客様にも撮影画像をご提出し、見えない部分で発生している雨漏りを簡単にご確認いただけることも赤外線カメラ調査の大きなメリットと言えます。

※店舗によって赤外線カメラでの調査は対応状況が異なりますので、詳しくはお問い合わせください。

赤外線カメラを使用した調査の詳細はこちら

屋根からの主な雨漏り原因

 屋根からの雨漏りの原因としては、主に以下の点が挙げられます。

屋根材の劣化

棟板金の浮きや飛散

瓦のズレや割れ

ルーフィング(防水紙)の劣化

 特に台風シーズンでは自然災害によってこれらの建材が損傷し、雨漏りが発生するケースが多く見受けられます。

屋根からの主な雨漏り原因

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意外と多い笠木が原因のベランダ・バルコニーからの雨漏り

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雨漏りの初期症状

雨漏りの初期症状に注意!対策は早めが肝心

 雨漏りの修理費用を減らすには、早期に被害を発見できるかどうかが大切なポイントになります。

 雨漏りの初期症状としては、天井や壁にシミができる、窓や壁から水が染み出してくるなどがあります。

 初期段階では気が付きにくいレベルの変化かもしれませんが、もし早めに見つけることができれば被害箇所の拡大前に対策を行うことができますので、修理にかかる費用も抑えられます。

雨漏りの応急処置

 もし雨漏りが発生してしまった場合、落ち着いた初期対応で被害をなるべく抑えましょう。

 まずはご自分でできる応急処置として、室内に水が広がらないようにバケツやタオルを置き、被害を最小限に抑えることが重要です。

 注意点として、ご自身の手で屋根にブルーシートをかけて雨水の浸入を防ぐことは大変危険です。
 無理をせず、手の届く範囲での応急処置を行い、その後で専門業者に依頼することを優先してください。

雨漏り発生時は冷静に状況を把握し二次被害を最小限に抑えるための初期対応を行いましょう!

自分でできる雨漏り応急処置と、するべき初期対応の完全ガイド

雨漏り修理と事前対策はお任せください

 雨漏り修理についての重要ポイントをお伝えしてきましたが、最も大切なことは「雨漏りを起こさないための定期的なメンテナンス」にあります。

 お住まいの劣化に対して適切なタイミングでのメンテナンスを重ね、雨漏り原因を一つでも減らしておくことが有効な対策となるのです。

雨漏り修理は高額になる可能性があります。雨漏りは「直す」よりも「防ぐ」方がお得です!

 雨漏りが発生すると、浸入した雨水の影響で住宅の重要な構造部が腐食し、大規模な修繕が必要になるケースも多いです。
 どうしてもメンテナンスで済んでいた以上の費用がかかってしまいますので、雨漏りを発生させないために金額を費やすことが結果的に節約になると言えます。

雨漏り対策は建物を長持ちさせるための投資になります!

 私たち街の屋根やさんでは、これまでに解消してきた雨漏りの豊富な修理実績がありますので、雨漏りの原因特定はもちろん、事前に対策が必要なお住まいの劣化などもしっかりと診断いたします!

 「雨漏りを止めるための必要な工事が知りたい」「原因調査をしっかり行ってくれる業者を探している」といった場合には、ぜひお見積もり作成のご相談からご依頼ください!

街の屋根やさんに雨漏り修理・調査を依頼する

雨漏りの原因究明から適切な修理まで徹底サポート。私たち街の屋根やさんにぜひご相談ください!

雨漏り修理の費用と失敗しないためのポイント!
修理や原因の特定方法まとめ

●雨漏り修理はDIYではなく、専門業者に依頼するのが安全かつ確実です。
●修理費用は雨漏りの規模や箇所によって異なりますので、まずは適切な原因特定が重要となります。
●雨漏りに火災保険が適用される場合、修理費用の負担を軽減できますが、自然災害が原因であることが主な条件となります。
●実績や資格を確認し、信頼できる業者を選ぶことが雨漏り修理を失敗しないための重要ポイントです。
●早期発見と定期的なメンテナンスが、雨漏りによる大きな被害を防ぐ最善策です。

この記事の監修者

監修者の顔写真

富田 功義

▼保有資格
2級建築施工管理技士・雨漏り診断士・一般建築物石綿含有建材調査者

20,000棟以上の施工実績を持つ『街の屋根やさん』多摩川支店の支店長。
赤外線カメラを使用した雨漏り調査など、幅広いお悩み事に対応可能なリフォームアドバイザー。

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