
HOME > 屋根の部分補修と全面補修はどちらがお得?全面補修を行った方が.....
建物の屋根に不具合が発生した場合、部分補修で済ますべきなのか、それとも思い切って全面的な改修をしてしまうのか、迷うことがあると思います。
金銭的に余裕があるならば、全面改修の方が間違いはないのですが、世の中にそういう方は少数です。部分補修と全面改修、時と場合によってを使い分けるのが賢い屋根リフォームの方法です。
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屋根に不具合が発生し、雨漏りなどがはじまってしまった場合、必ず修理が必要になってきます。そして、その修理には二つの方法が考えられます。
必要な部分のみを直す部分補修、これからのことを考えて屋根を屋根カバー工法や屋根葺き替えで全面的に改修してしまう方法です。
雨漏りを止めるという目的は同じですが、これらの方法には大きな違いがあります。既にお分かりだとは思いますが、お客様が負担しなければならない費用が大きく違うのです。
誰しも「できるだけ安く済ませたい」と思うのは当然のことでしょう。そうなると、部分補修を選びたくなりますが、本当にそれでいいのでしょうか。
例えば、「お住まいがさすがに古くなってきたので現在、新築を建設中。それが完成するまで持てばあとは更地にして売却予定」という方は屋根カバー工法や屋根葺き替えを選ぶメリットはないでしょう。
問題なのはこれから先、しばらくは現在のお住まいに
住み続ける予定の方こういった場合、
どちらを選ぶのが正解なのでしょうか?
問題なのはこれから先、しばらくは現在のお住まいに住み続ける予定の方こういった場合、どちらを選ぶのが正解なのでしょうか?
ある程度、築年数が経過しており、これから先もしばらくはそのお住まいに住み続けなければならない方は思い切って屋根カバー工法や屋根葺き替えなどの屋根の全面改修をした方が得かもしれません。
何より、雨に怯えずに済む快適で安心な暮らしを手に入れることができます。
一年中、特定の方向からのみ風が吹くという特殊な環境でもない限り、どこか一部が傷んで補修が必要な状態になっているならば、他の部分も同じように傷んでいると考えるのが自然です。
特定の部分だけ、雨が当たるなんて環境でもない限り、部分的に傷んでいるということはほぼ、ありません。
傷みは全体に及んでおり、補修の必要な箇所が次々と出てくる可能性があります。それなりに新しいうちは必要最低限の部分補修で問題ないことも多いのですが、古くなってくるとそうはいかないケースも多いのです。
必要最低限の部分補修で厄介なのはそれをしたことによって、他の部分に負担をかけてしまう場合もあることです。
ある箇所の雨漏りを止めたら、その雨水が他の部分に流れるようになり、別の箇所から雨漏りが始まった…
以前、物置の波板の屋根を部分的に張り替えたときのお話です。お客様のご希望は「大切な物をおいているわけではないから、雨漏りさえしなくなればよい」とのことでした。
片流れの屋根で、ちょうど雨漏りの原因となっているのは屋根の上方の部分でしたから、『上の部分だけ新しい波板にすると、そこだけ水の流れがよくなって下の部分に負担がかかるから、そこから再度、雨漏りする可能性がある。全面的に張り替えた方が良い』ということをお伝えしました。
お客様のリクエストは「駄目だったら、壊すことも考えているから、取り敢えず、直して」ということです。お客様もそう言っているし、解体を考えているなら、無駄な費用もかけさせるわけにはいかないし…ということで、気が進まないながらも部分的に張り替えました。
結果は、やはり1シーズンも持ちませんでした。その後はお客様から『壊す前に荷物を片付けなくてはならない。そのためには家を片付けなくてはいけないから、1シーズンだけ持つようにしてほしい』と再度、同じようなリクエストをされたのです。
雨漏りの原因となっていた下側の波板を1枚だけ張り替えましたが、果たしてこの2回に渡る施工はお客様にとっても、街の屋根やさんにとっても正解だったのでしょうか。疑問が残る結果となりました。
このように部分的に新しくすれば、その分、古い部分に負担がかかり、雨漏りするということも起こりえるのです。建物の状態によっては、部分補修を避けなければならないこともあるのです。
実をいうと、このような話はまだあります。度々、悪徳業者がマスコミを賑わせるリフォーム業界、イメージが悪いことは自覚しております。
顔を合わせてから数日間や数週間で「全面的に信用してください」というのも無理な話であることも理解しています。
しかし、そのためにお客様の負担と不安が増えてしまうのはとても悲しいことです。何とかしなければなりません。
充実の長期保証は街の屋根やさんの自慢の一つですが、前述の部分補修のような工事ではそれがつけられないこともあります。
私たちは、私たちが考えられる限りの万全の施工をするからそれを保証できるのです。
後の雨漏りを予見できるようなその場限りの手当てのような工事に保証をつけることはできません。
屋根リフォームなどの全面改修となれば、それこそお客様の屋根にまつわる悩みと不安をすべて解消いたします。万全の体制で最高の施工をいたしますので、こちらも自信を持って最長15年という長期保証をお付けすることができます。万が一の場合でも、安心です。
価格や安さを特徴としている業者はこの保証が短かったり、いい加減なところが多いということを覚えておいてください。
保証についていい加減なことを言う業者が多いのはその内容についてのお客様の誤解をうまく利用しているという話もあります。
例えば、担当者に「保証についてはどうなっていますか」と尋ねたとします。『こちらの製品にはメーカー保証が20年もついているから安心ですよ』と答えられたら、どう思いますか。
おそらく、「20年もついているなら安心できる」と思ってしまうのではないでしょうか。
それは大きな誤解かもしれません。確かに、製品として流通している屋根材のほとんどのものにはメーカー保証がついています。
「何かあっても、メーカー保証がついているから安心」と思ってしまいがちですが、実はそれ、貴方が思っている安心の半分しか満たせていないかもしれません。
屋根工事にまつわる保証は施工保証とメーカー保証の2つがあるのです。
施工保証とメーカー保証の2つの保証に加え、瑕疵保険のご利用もお勧めします
メーカーの保証だけじゃ安心できないことをご理解いただけたでしょうか。保証期間中に屋根に不具合が発生し、その原因が施工にあった場合、メーカーの保証だけでは対応できないのです。
施工保証が伴わなければ、保証の条件として完璧とは言えないでしょう。いざという時に備えて瑕疵保険のご利用も視野に入れておくこともお勧めします。
街の屋根やさん東京では万一に備え、
安心のリフォーム瑕疵保険にも登録しています!
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雨漏りの被害はお住まいの大事な部分、柱や梁を腐らせる、シロアリなどを発生させやすくするだけではありません。天井裏や壁内部には電線が埋め込まれています。電線内部まで水が浸入しますと、漏電が発生します。漏電は感電や火災を引き起こしかねませんから、絶対に避けなければなりません。
街の屋根やさんでも、さすがに火災に繋がってしまったという雨漏りは見たことがないのですが、漏電については数軒の例がありました。
中でも印象的だったのが、自社ビルの最上階に事務所を構え、その他をオフィスや店舗として貸していたオーナー様でした。
夜、店子の皆様が全員、帰ってしまった後のことだそうです。
雨が降る中、事務員とオフィスで残業をしていて、室内が湿っぽいなあと思い、何気なく壁を見たら、水滴のようなものが垂れてきており、その後、いきなりブレーカーが落ちたそうです。
漏電してますから、ブレーカーは上げた瞬間に落ちるし、仕事にならないのでその日は帰ったそうです。翌朝、オフィスに来たら、PCが2台ほど壊れていて唖然としたそうです。
当時は現在よりもPCが高価な時代でした。その後、感電事故に繋がる可能性もあっことを考えたら、改めてゾッとしたそうです。
屋根の不具合はやがて雨漏りへと発展します。雨漏りは建物や家電の生死だけでなく、人の生死すら左右しかねません。
多くの方は雨漏りによってお住まいやそこに備えられている物品が傷むことを心配されますが、人間を死と隣り合わせにしていることも忘れないでください。
このようなことを招く屋根の不具合は対処療法的に直していくよりも一気に解決してしまうべきなのです。
ご自分とご家族とお住まいのために最適な判断をしてください。
屋根の部分補修と全面改修、どっちがお得のまとめ
●経年劣化による雨漏りなどで部分補修を行うと補修箇所が次々と発生することもあり、いたちごっことなってしまうと補修費用が嵩んでしまうケースもある
●部分補修を行い、ある部分だけを新しくすると古い部分に負担がかかり、また補修が必要になるケースもある
●近いうちに建物を解体する場合は部分補修で乗り切るのがお薦め
●全面改修では長期の施工保証が受けられることも多いので安心
●施工保証とメーカー保証、その保証内容は大きく違うので注意しましょう
●雨漏りによる漏電など、二次被害、三次被害などを招き、人の生死を左右しかねない場合は迷わず全面改修を行ってください
この記事の監修者
富田 功義
▼保有資格
2級建築施工管理技士・雨漏り診断士・一般建築物石綿含有建材調査者
20,000棟以上の施工実績を持つ『街の屋根やさん』多摩川支店の支店長。
赤外線カメラを使用した雨漏り調査など、幅広いお悩み事に対応可能なリフォームアドバイザー。
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【施工内容】
屋根補修工事
【施工内容】
屋根補修工事
【施工内容】
雨漏り修理
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