
HOME > 施工事例 > 江戸川区大杉で工場折板屋根の雨漏り対策工事、ボルトキャップの.....
【施工前】
【施工後】
【お問い合わせのきっかけ】
担当:藤崎
担当:藤崎
こちらが折板屋根の状況となります。1度塗装によるお手入れも為されている様ですので、屋根材自体には特に問題は無い様です。しかし折板屋根を取り付けているボルトの部分にキャップが被っており、そのキャップの脇からの錆汁が流れている状況が見受けられました。
雨漏りの発生箇所は躯体の鉄骨支柱伝いに垂れてくるとのお話しでした。この鉄骨支柱に取り付けているボルト廻りに錆汁が生じていると言う点で、その辺りの状況からも鑑みても、このキャップ下のボルト廻りから水の浸入や滞留が原因と想定されました。
今回お客様からも雨漏り対策補修として、原因となる箇所の部分的な施工で依頼したいとの意向を承り、原因と想定されるこちらのボルトキャップを全交換施工していく方法で進めさせて頂く事となりました。
そして工事のスタートとなります。工場の屋根ですので高さが有る事から、梯子での昇降が叶いません。よって昇降用の部分掛け足場を架設して作業させて頂きます。
作業は先ず既存キャップ約300個の全撤去となります。かなり硬化してしまっているので、手作業では取れませんでした。ですのでこちらの電動カッターを使用して撤去していきます。その際、内側の既存ボルトは傷つけない様、加減調整しながらの撤去作業となりました。
キャップを剥がすと内側に施されていた古いシーリング材が顕れます。既に硬化し果固まっている状況ですので、こちらもワイヤーブラシを活用してケレンして参ります。
最終的にはしっかりと余計な不要物が無くなり、この様にボルトがスッキリする様作業していきました。一つ一つ全てのボルトキャップを外し、撤去と下地の調整で一日目の作業の完了です。
ボルトからの錆汁が見られたので、その錆びの抑制の為にこちらも一つ一つのボルトに錆止め材を塗布して参ります。錆止め塗料にはエスケー化研のマイルドサビガードを使用致しました。
このマイルドサビガードも300個のボルト全てに塗布して参ります。更にその他の錆びが発生している箇所にも同様に錆び止めを掛けていきました。
錆止め材はライトグレー色の塗料となります。塗布後所定の乾燥時間を空けた上で、次の工程のキャップ取り付け作業に取り掛かります。
新規に取り付けるボルトキャップはこちらです。大里と言う会社製のサビヤーズ折板屋根用となります。こちらの工場屋根には約300個のボルトが取り付けられておりますので、その個数分用意致しました。
今回雨漏り対策補修の改修工事となりますので、ボルトの内側に念の為シーリング材を詰めて取り付けて参ります。シーリング材は通常の変性シリコンの材料を使用致します。
この様にキャップにシーリング材を充填、しっかりと詰め込んでボルトに被せて参ります。ボルトの規格に合わせて作られているので、右に廻すとしっかりと取り付けられます。
これで取り付けが完了です。若干シリーング材がはみ出すくらいになる事で、キャップ廻りからの水の浸入口を塞ぐ形となります。
屋根全体、余すことなくボルト一つ一つに同様の工程で交換取り付けを行いました。これできっと雨漏りの解消に繋がる筈です。
工事後、乾燥工程を経て一つ一つの取付状況を確認し、問題無く終了出来ました。この先のメンテナンスとしては何年か後に屋根塗装工事をされると更に耐久性の向上に繋がります。
足場を解体してこれで無事全工程の完了、お客様へお引渡しとなります。その後、雨や大雪の日も有りましたが、雨漏りする事無く解消された様子です。私たち街の屋根やさんでは、この様な局所的な部分屋根補修工事等もご対応させて頂いております。新型コロナウィルス対策も継続しておりますので、雨漏り等でお困りの方が居らっしゃいましたら、お気軽にご相談頂ければ幸いです。
記事内に記載されている金額は2022年02月25日時点での費用となります。雨漏りを修理しないとどうなる?放置による6つの被害【プロが解説!アメピタ!】
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