早めに台風対策!被害を抑える屋根とお住まいのチェックポイント
更新日 : 2023年06月30日
更新日 : 2023年06月30日
毎年、台風の後には屋根修理や雨漏りに関するお問い合わせを多くいただきます。近年では特に台風の大型化が見られ、復旧が間に合っておらずブルーシートで応急処置が施された屋根をいたるところで見かける、ということもあります。
・台風被害を未然に防ぐために
・台風被害を最小限にするために
こちらのページでは安心して暮らしていただくための台風への備え、そのためのお住まいのメンテナンス方法について解説いたします。
目次【表示】
台風も大型化、被災しないためにこれまで以上の対策が必要です!
最近は特に上陸時期が初夏から晩秋までと長くなり、個々の台風も大型化しています。被災しないためにはこれまで以上の対策が必要になります。また街の屋根やさんでは台風前にお住まいの無料点検を受けていただき、不具合箇所があれば被災する前に修復していただくことを強くおすすめします。
●屋根
…屋根材の台風対策はこちら
…棟板金の台風対策はこちら
…漆喰の台風対策はこちら
…軒天の台風対策はこちら
●雨樋の台風対策はこちら
●外壁の台風対策はこちら
●カーポートやベランダ屋根の台風対策はこちら
屋根材(瓦・スレート・金属屋根)
<チェックポイント>
破損(ひび割れ、割れ、欠け)やズレはありませんか?金属屋根は錆びたり、浮いている箇所はありませんか?破損やズレ、錆びや浮きは強風による飛散、雨漏りを招きます。
屋根材別チェックポイント
特に瓦屋根のお住まいは要注意!
2018年、2019年、2020年…近年の大型台風で多く被害を受けるのが瓦屋根です。
スレート屋根や金属屋根は一枚一枚の屋根材が下地に釘やビスで固定されているのに対し、いぶし瓦や釉薬瓦に代表される瓦は桟木(さんぎ)と呼ばれる角材に引っ掛けられているだけのことが多いです。そのため強風による影響を受けやすいとも言えます。
万が一飛散してしまうような事態になれば屋根材の中で最も重い瓦ですから人に当たってけがにも繋がり大変危険ですよね。台風前には瓦のずれや割れ等をチェックするようにしましょう。
古いトタン屋根は風の影響を受けやすい!
築年数の長い建物でトタンの瓦棒葺き屋根だという場合にも特にご注意ください。経年で板金が歪んでいたり、錆びて端の方から崩れていたりしていると、強風で浮きやめくれが悪化します。台風時に一気に剥がれてしまうことも。
そうした屋根に点検に伺うと、下地の防水紙がすでに破れてぼろぼろになっていることも多いので、お早めに点検をご依頼ください。
<メンテナンス>
瓦、スレート、金属と様々な種類がありますが、どの屋根でも破損(ひび割れ、割れ、欠け)がある場合はその部分の補修や交換をします。
ほとんどの瓦は被害箇所だけ交換が可能です。(同じものが用意できない場合もあります。)
スレートや金属屋根、アスファルトシングルの場合は、被害規模により該当箇所の補修に必要な一帯を葺きなおすこともあります。
台風に強い屋根材はあるの?
屋根材の多くが飛散してしまった。築年数が20年以上で今後も心配…。
そのような場合には、部分的な補修でなく葺き替えや屋根カバー工法での全体リフォームをご提案させていただくこともあります。費用は掛かりますが、今後も長くお住まいになるのであれば決して無駄な出費にはならないはずです。
さらに、屋根リフォームするのであれば台風や災害に強い屋根を選びましょう。
→防災瓦
先述もしましたが瓦屋根は桟木という角材に引っ掛ける形で瓦を敷いています。築年数の長い屋根だと瓦が下地の土の上に敷いてあるだけのことも。そのため風の影響を受けやすく、それが台風ともなればなおさらです。現在ズレや浮きが見られる場合は瓦が正常に屋根に固定されていない状態ですから余計危険でもあり、台風が来ればさらにその浮きやズレがひどくなってしまい、最悪落下するといったことも起こり得ることは容易に想像できますよね。
通常の瓦の場合
こうした瓦屋根の弱点を根本的に解決するための防災瓦というものがあります。
防災瓦の特徴
瓦同士を固定するロック構造
瓦1枚1枚をビスで固定
例えば平均風速が20mを超えると私たちは何かにつかまっていないと立っていられないと言われています。これが30mを超すとトラックが横転してしまうレベルとなります。それでも耐えうるよう瓦同士をロックし合う構造になっており、且つビスで下地に固定する方法で施工します。ちなみに防災瓦は風速46mに耐えうる耐風性能を持っています。
台風だけでなく、大型地震にも安心です。
防災瓦の場合
→金属(ガルバリウム鋼板)屋根
金属の屋根が人気です。主に使われるのはガルバリウム鋼板や、進化版のエスジーエルで、昔のトタンよりも圧倒的に錆びにくくなり、防水性も高いことからおすすめできます。風で何かが飛んできてぶつかっても、瓦やスレートのように割れることはほとんどありません。ただそれでへこんで穴が空いてしまうことはあるのでご注意ください。
軽量な素材なのでめくれや浮きなどがあるとそこから飛散の危険もありますが、しっかりメンテナンスをしていれば25年以上の耐用年数が期待できる屋根材です。
棟板金
<チェックポイント>
台風後、ご相談が一番多い箇所がなんといってもこの棟板金です。下から見て、棟板金が浮いていたりずれていたりはしませんか?風が吹いてバタバタと剥がれそうになってはいませんか?棟板金を固定している釘が緩み、強風によって変形や飛散してしまったケースのお問い合わせが大変多くなります。
築10年を経過したら要注意!問い合わせNo.1
スレート屋根や金属屋根、アスファルトシングル屋根の頂点に取り付けられているのが棟板金です。屋根の角をカバーするために被せられている板金の部材となります。台風後、「棟板金が剥がれてしまった」「庭に落下してきた」など多くの棟板金に関するお問合せをいただきます。
確かに台風が決定打になったことは間違いありませんが、気温差、風、雨などの水分など常に大敵に晒されていることで経年劣化が進み、被害を受けた屋根の多くが「台風によって被害を受けることが必然だった」というケースも多々あります。
築10年を過ぎた屋根の点検に伺うと、この棟板金の釘が緩んでいることがほとんどです。板金の下には貫板と呼ばれる板金を固定するための木材があり、そこに板金を被せて釘で固定しています。建物の振動や気温差によって釘が少しずつ浮いてしまうことで浮いた部分や釘穴から雨水が浸入し、木材の貫板を濡らしさらに固定力を弱めてしまうのです。
<メンテナンス>
点検をしたうえで固定している釘が緩み、浮いている場合は打ち込み、再度固定します。また板金を再固定する場合は釘よりも錆にも強いステンレスのビスを推奨しています。
ビスの再固定
もし打ち込み時に手ごたえがない場合は下の貫板が劣化している証拠です。その場合、棟板金と貫板を全交換することをお勧めします。
この時、貫板を木製から、腐食しにくい樹脂製のものにするとなお安心です。
棟板金交換工事
ゆがんだ棟板金の交換事例
歪んで浮いていた棟板金を撤去し、樹脂製の下地を使って交換した事例です。この後、黒で屋根塗装する予定なので黒い棟板金を使用していますが、既存の屋根の色に併せることも可能です。
工事は1日で約3万円。
棟板金交換、ビス増し打ちは数万円~が費用目安です。
漆喰
<チェックポイント>
瓦屋根で棟瓦、丸瓦、のし瓦を固定しているのが漆喰です。経年で固定力が弱まると、瓦の落下や飛散の原因になります。漆喰が割れている、剥がれている、ということはないでしょうか?漆喰の欠けらが落ちていないでしょうか?漆喰が経年で剥がれると、そこから雨水が浸入し、雨漏りの原因になります。
ご自宅の漆喰大丈夫ですか?
漆喰ってどこの部分?と思われる方もきっと多いですよね。瓦屋根にお住まいの方はぜひ一度ご自宅のお庭から屋根をご覧いただけたらと思います。瓦が葺かれている面の部分から棟瓦が設置されている立ち上がり部分を見ると半月状の空間があることがおわかりいただけるでしょうか?
棟瓦を固定する土に表面から雨が当たらないよう、漆喰を詰めることで強度を守っているのです。漆喰が健康な状態であれば白い漆喰が見えているはずです。しかし経年によって漆喰が崩れてしまうことで中の土が見えてしまっている状態であれば要注意です。
<メンテナンス>
漆喰が剥がれてしまっている場合、中に瓦を固定するために詰めている土に直接雨水が当たります。泥になって流れ出てしまう事で瓦の固定力が弱まり強風による棟瓦のズレや倒壊といった危険性を高めてしまいます。瓦自体は非常に長い耐久年数を持ち無釉瓦で30年以上、釉薬瓦だと50年以上の寿命が期待できます。しかしそれはあくまでも瓦自体の寿命であり、屋根を構成する部材の寿命ではありません。
漆喰であれば通常10年~15年でメンテナンスが必要です。剥がれやひび割れなどが確認できた場合は、劣化した漆喰を取り除き、詰め直します。銅線も遊びが出ないよう結び直します。
漆喰取り直し工事
劣化が酷く、棟瓦全体が歪んでいる場合は一度、すべて取り外し、新たに積み直す、棟瓦取り直し工事を行います。
棟瓦取り直し工事
漆喰を補修し落ちそうな棟瓦補修の事例
瓦が落ちそうで心配、とお問い合わせをいただいた補修工事の事例です。割れた漆喰を詰め直し、傾いていた棟の丸瓦を固定し、ご安心いただけました。
漆喰の補修費用の目安は20mで16万円~です。別途足場代が必要になることもあります。
台風が通過後の点検・メンテナンスも街の屋根やさんにお任せ下さい。また台風被害を受けた屋根の補修に、火災保険での修繕が可能かもしれません。
→ 火災保険が適用される屋根工事ページも是非参考にしてください。
軒天
<チェックポイント>
突き出した屋根の裏側を軒天(軒裏)と呼びます。多くは化粧板が張ってありますが、その板に染みができていたり、腐食していたりしないでしょうか?さらに剥がれて穴が空いていないでしょうか?台風の横殴りの雨風でさらに被害が広がってしまうかもしれません。
軒天の剥がれは屋根に負担をかけます!
軒天に穴が空いていると台風の際にそこから雨が吹き込んで雨漏りとなり、屋根内部を傷めます。さらに、台風のような時には強風が巻き上がるように軒天に当たります。この時、剥がれた部分から入った風が屋根を内部から押し上げ、屋根ごと吹き飛んでしまう要因になる危険性もあるのです。
軒天が剥がれていると小動物などが入り込み別の被害を生むことも珍しくはありませんから、ぜひ屋根を見上げて確認いただきたい場所です。
<メンテナンス>
軽度な染み程度であれば塗装をし直すことで保護できます。
軒天の塗装工事
しかし大きく剥がれてしまっている場合や穴が空いている場合には、上から新しい板をかぶせる「増し張り」、古いものを撤去して新しくする「張替え」などで補修します。部分的な補修も可能ですからご相談ください。
軒天の張替え工事
めくれた軒天の部分補修事例
強風で剥がれてしまい、雨漏りも心配なので早く修理したいとご相談をいただきました。部分的に板がめくれ内部が見えてしまっています。今回ははがれた部分だけ軒天用ボードを張替え補修しました。補修した箇所の違いが気になる場合や、他の劣化も気になるときには全面的に塗装をし直します。
台風被害に遭ってからでは修理の規模も大きくなってしまいます。築年数が長くて心配、屋根の破損が気になる、という方は、台風シーズン前にまずは無料点検をご活用ください。
→ メールでお問い合わせ
<チェックポイント>
雨樋に落ち葉やゴミが溜まっていませんか?曲がったり割れたりしていませんか?排水がうまくいかず、溢れてしまうと、思わぬ箇所に雨がかかることになり雨水が家屋に浸入するケースもあるのです。
雨樋の排水は大丈夫ですか?
雨樋の役割はご存知ですか?言うまでもなく降ってきた雨を地上や下水へと排水するための道としての役割があります。3日に一度雨が降る日本ですから雨水の排水はお住まいにとって非常に大切な問題です。
雨の日にご自宅の雨樋を一度ご覧ください。
「雨樋の穴から水がドバドバと落ちてきている」
「雨樋から雨水があふれている」
「雨樋の勾配が悪く曲がっている」といった場合は要注意です。
放置すると
降った雨水が破風や鼻隠し、軒天、外壁をつたい建材の劣化を早める
地上に直接雨水が落下し、飛び跳ねた雨水がお住まいを汚してしまう
外壁のクラックといった不具合箇所から容易に雨水が浸入し、雨漏りにつながる
といったような被害を与えてしまう可能性があります。
<メンテナンス>
大雨を伴うのが台風の特性です。こうした時こそ雨樋が正常に働くことが求められます。雨樋は雨水が正常に流れるよう「適切な勾配があり」そして「軒樋や集水器、竪樋といったパーツ」で構成されています。
経年によって割れやひびが見られる場合は部分的な交換、固定するための支持金具に不具合があり勾配や固定に不安がある場合は支持金具の補強や調整といったメンテナンスを行います。
台風に強い雨樋への交換もおすすめします
以前多く使われた樹脂製の雨樋は、経年で柔軟性が失われ割れやすくなります。また、よく見る半円形の雨樋では近年の豪雨を受け止めきれないことも多いのです。
この機会に、排水量が多い雨樋、スチールやガルバリウムなど強い素材の雨樋、そういった台風にも対応できる雨樋に変えてみるのはいかがでしょうか。
<チェックポイント>
外壁にクラック(亀裂)がないか、目地や窓枠のコーキングに傷みがないかを確認してあげてください。普段の雨では大丈夫でも、台風時には横殴りの雨が吹き付けることがあり、雨水の浸入に繋がることもあります。
幅0.3mmを超えるクラックは要注意です!
クラック(亀裂)は素人目に見ても非常にわかりやすい外壁の劣化ですね。幅0.3mmにも満たない髪の毛ほどの細いクラックはヘアクラックと呼ばれ、慌てる必要はありません。
しかし幅0.3mmを超えるクラックは構造クラックと呼ばれお住まいに悪影響を与える可能性が高いクラックであるため要注意です。もちろん亀裂の幅が大きいことで台風時の横殴りの雨が降ればクラックからお住まいに浸入し、構造部まで傷めてしまう事になりかねません。
雨漏りは外壁からも起こります
お住まいの最も身近な被害の一つと言えば雨漏りですよね。雨漏りというとそのイメージから屋根からするものと思っていらっしゃる方もいるかもしれません。しかし外壁も屋根同様お住まいの外で盾となって私たちを守ってくれている外装です。
外壁に直接現れるクラック、そして外壁の目地や窓のサッシ周りなど雨漏りの原因ともなり得る箇所があるのです。
特に台風時は風を伴う雨のため横殴りになり、外壁に直接雨が当たるため台風後に外壁付近から雨漏りが始まったというケースが意外に多いのです。
<メンテナンス>
壁面にクラックがある場合はコーキングで塞ぎます。クラックが大きい場合は、ひび割れた部分を削ってから、コーキングやモルタルなどで塞ぐ場合もございます。
コーキングが劣化している場合はそれを取り除き、新しいものに打ち替えます。隙間無く、充填し、ヘラで均一に仕上げます。
こうしたクラックやコーキングの補修は足場を仮設し外壁塗装と併せて行ってしまうことも多いです。塗装は外壁材自体の保護にもなります。
<チェックポイント>
カーポートやベランダ屋根に使用されている塩ビやポリカ(ポリカーボネート)の屋根は非常に軽く、風の影響を受けやすいため強風や台風で被害が出やすい場所でもあります。ビスやフックボルトなどが外れていませんか?歪んで浮いていませんか?外れ・緩み等をチェックしておきましょう。
台風で最も多い被害の一つです
棟板金同様、「ベランダの屋根が飛んでしまった」「カーポートの屋根が飛んでなくなっている」といったお問合せは台風後急増するお問合せの一つです。軽いからこそ風に乗って遠くまで飛んで行ってしまうという特徴がありますが、例えば飛んで行った先で他人の建物を傷つけてしまった、通行人をけがさせてしまったなどということがあれば目も当てられませんよね。
雨漏りなどという住まいに深刻な影響を与える被害に結びつかないため注意が向きにくいとは思いますが、毎年の台風後の被害数を考えると台風前に必ずチェックしておかなければならないチェックポイントなのです。
<メンテナンス>
カーポート屋根やベランダ屋根が浮いたり緩んだりしているとそこなら台風の風にあおられます。
そうなる前に、ビスを留め直すのも有効な方法ですが、特に古いカーポート屋根・ベランダや屋根は新しいものと交換がおすすめです。
経年劣化していると強風に耐えられないかもしれません。飛来物が当たるだけで簡単に割れてしまうこともあります。
台風後はお問い合わせが急増します。なかなか工事にお伺いできない、ということも起こりえますから、台風前の対策が非常に大切です。まずは無料点検にお申し込みください。ご自宅に必要なメンテナンスをご案内いたします。
→ メールでお問い合わせ
台風接近時に毎年のように起こる事故、それが屋根からの落下です。大型の台風の際にはほぼ毎回、死亡事故が発生しています。また、落下事故に遭い、重い障害を抱えることになる方もいます。
接近中はいつ、突風が吹いてもおかしくない状態です。通過後も同様で、突風が吹きやすい状態が半日以上も続きます。
雨は足元を滑りやすくしますし、屋根に苔が生えている場合はさらに滑りやすくなります。無理や無茶はいけません。点検は地面からの目視程度にとどめましょう。それ以上は私たち、街の屋根やさんにお任せください。
強風で飛ばされないように紐で固定するか、お住まいの中に入れましょう。
風で吹き飛ばされる恐れがあるので、紐で固定するなどの対策をしてください。もちろん外で飼っているペットはお家の中に入れてあげてくださいね。
風の影響を受けやすいので、しっかりと地面に固定しましょう。また、扉が開くと一気に風が吹き込み、破壊される恐れがあります。開かないようにしておきましょう。
台風の強い風で飛ばされた飛来物が窓ガラスにぶつかり割れてしまわないよう、雨戸はしっかりと閉め、鍵をかけておきましょう。
雨戸のない部分の窓はテープで補強しておくと安心です。割れにくくなります。窓ガラスが割れてしまった場合でもガラスの飛散をある程度軽減できます。
雨戸がない窓はもちろんのこと、雨戸が外れてしまった場合のことを考えて、カーテンを閉めておきましょう。万が一、飛散物が室内へ飛び込んできた場合にも直撃を避けることができます。同様の理由から室内では部屋の中央付近にいた方が無難です。
ライフラインの断絶に備えて食料や水の他、懐中電灯、ラジオなどを用意しておきましょう。
停電時を考えてケータイはフル充電しておきましょう。
屋根やお住まいの台風対策をしても、自然の脅威には逆らえないこともあります。
もし台風による被害を受けてしまった場合、ご加入されている火災保険、ご契約内容によっては火災保険で被災部分の修繕をすることができるかもしれません。実は火災保険は、火災だけでなく、台風・強風・雪害・水害・落雷など多くの自然災害による被災で適用することが可能なのです。一度、契約内容をよくお確かめください。
街の屋根やさんでは火災保険による保証を受けられる場合、その被害申請を100パーセントサポートします。不明な点がございましたら街の屋根やさんにご相談ください。
どれだけ注意を払っていても、事前の台風対策を怠らなかったとしても被害に遭ってしまう事もありますよね。自然の大きな力の前に無力感を感じてしまうばかりですが万が一被害を受けてしまった場合は早急に街の屋根やさんにご相談ください。
など台風によって受けた我が家の被害を見て「どうしたらよいのかわからない」「雨の予報が出ているから一刻も早く解決しなくては」などと焦ってしまう方が大半ではないでしょうか。しかしこうした自然災害発生時は広い範囲で被災した方がいることもあり、今すぐに補修工事に着手できることばかりではないのが実情です。このような場合にも街の屋根やさんではお問合せをいただいたらできる限り迅速にお伺いし、雨養生などのできる限りの応急処置を行い被害が拡大しないよう対応させていただいております。
すでに雨漏りが始まってしまっている場合「できる限りのことは自分やってみよう」と思うのは当然の心理ですよね。業者を待っているばかりでは被害が拡大してしまうのではないか?という心配もあり何かしなければ・・・という不安ばかりで居ても立ってもいられないと思ってしまうのは当然だと思います。屋根や高所に上ることは大変危険ですので私たち専門業者にお任せいただきたいのですが、安全な範囲でご自身でできる応急処置についてご紹介いたします。
天井から落ちてくる雨の水滴をバケツで受け止める
当然ですが風雨にさらされる外装材と比較して床や天井板、クロスなどの内装材は水への抵抗が高くありません。内装や家具への被害を最小に食い止めるためバケツを用意し、雨漏りはそこで受け止めるようにしましょう。その際水がはねないよう、バケツの底に雑巾を敷くこと、また万が一はねた場合にも床を汚さないよう新聞紙やビニールシートを敷いておきましょう。
出窓、サッシ、窓周りからの雨漏りには雑巾やペット用のトイレシートを活用
窓回りはお住まいの中でも最も雨水の浸入を許しやすい場所の一つです。万が一窓周辺からの雨水の浸入を発見した場合はビニールシートやゴミ袋を広げて敷き、雑巾やペット用のトイレシートで雨水を受け止めましょう。カーテンは被害が及ばないよう外しておくと良いかもしれませんね。
被害箇所に手が届く場合はブルーシートで雨養生
例えば一階の外壁に被害を受けてしまった場合「飛来物が飛んできて壁に穴が空いた」「強風の影響で外壁の一部が剥がれている」などが考えられますね。もしそれが一階部分であり手が届くような場所であればブルーシートやゴミ袋を広げて雨が降っても被害箇所に雨がかからないようにカバーしてあげてください。
こうした処置はあくまでも危険がない範囲で行っていただき、高所での作業、また本格的な補修は私たち専門業者にお任せ
地域の皆様の不安に付け込む悪質業者が現れます
悪質業者の様々な手口
台風だけじゃなく、竜巻、異常に発達した低気圧、地震などの自然災害のあとには必ずといっていいほど、悪質業者が現れます。契約もしていないのに工事を進める、見積りとは全く違う高額を請求するなど、被害が後を断ちません。
特にご高齢者の一人暮らしは悪質業者に狙われやすいので、気をつけましょう。
疑問を感じたら、身近な人や窓口などにすぐ相談
悪徳業者の被害を防ぐには身近な人に相談するのが一番です。消費者センターなどに相談するのもおススメです。
家族や知人に相談する。
消費者センターなどに相談する。
点検・お見積もり・契約内容をよく確認する。
複数の会社でお見積もりを比較する。
クーリング・オフが適用されるか確認する。
残念なことに有事の際には「今すぐ何とかしたい」という欲求や心の隙間につけ込む業者が事実として増えると数字でも明らかになっています。台風によるお住まいの被害とは別に、こうした余計な二次被害に遭うなんてまっぴらごめんですよね。しかし注意深く行動していただくことでこうした被害を防ぐことはもちろん可能です。まずはこうしたことがあるんだということをご認識いただくことが最初の第一歩です。また台風で被害に遭った際に慌てなくて済むようあらかじめ信頼できる業者を探しておくということも一つの対処法になりますよね。
台風による死者の中で意外に多いのが、通過直後に水田や用水路の様子を見に行って亡くなるというものです。増水中は用水路と道の境目が分からなくなっており、危険です。
また、冠水した道路では水圧によってマンホールが外れていても見えません。落下した場合、溺死する可能性もあります。
台風が通過した後でも屋根が気になるからといって屋根に上るのはやめてください。濡れた状態では足元も滑りますし、通過した後でも半日くらいは突風が吹きます。
お住まいを点検するのは完全に安全が確保されてからにしましょう。
毎年全国各地で猛威を振るい、被害を与える台風。悲しいことですが、お決まりのように大規模な事故や死者数などがメディアで取り上げられます。その一方で実は全国各地で報道されないような「屋根が飛んでしまった」「棟板金が庭に落ちている」「台風後から雨漏りがひどくなった」といったような被害も続出している現状があります。
近年は台風が大型化している傾向にあり、台風の上陸が著しい被害を生むことがあります。
2018年以降、たびたび「超大型」と呼ばれる台風が生まれています。
ちなみに2018年は2か月間で二つの大きな台風が上陸しました。この時、街の屋根やさんには2か月間で5,000件を超えるお問合せがありました。「業者に電話が全然つながらない」「現地調査まで3か月以上かかると言われた」など慣れない状況に混乱してしまったお客様が実に多かったという印象です。
特に7月から10月は立て続けに台風が上陸することもあります。どなたもきっと「被害なんて受けたくない!」と思っていらっしゃいますよね。
私たちも被害を受けてからお金をかけて大規模な補修を行うのではなく、被害を受けないよう未然に必要な補修を行うことが経済的にもご家族にも優しいと考えます。
被害を受けてから補修をしますか?
例えば、浮いている棟板金を早めに補修すれば、かかる費用は数万円~十数万円程度で済むかもしれません。
ところがそれに気づかず放置し、雨漏りの原因となり、台風でいよいよ染みが広がってしまった、といった場合。棟板金+下地の補修+内装補修などで2~3倍の金額がかかってしまった、ということも珍しくないケースです。
今は何事もなくても10年、20年と経っていれば必ずお住まいのダメージは蓄積されます。まずは無料点検を受けていただければ、現在のお住まいの状態を細かく点検・ご報告できますから、ご安心いただけると思います。
なかなかご自身ではチェックすることもない屋根だからこそこちらのページを読んでいただき少しでも気になった方はぜひお気軽に無料点検にお申込みください。
→ 街の屋根やさん無料点検メールでのお問い合わせ
台風被害に遭う前に屋根とお住まいへの対策のまとめ
●暴風・暴雨などいつもとは全く違う環境に晒されるのが台風です、被害を未然に防ぐために台風前にお住まいのチェックが肝要です
●台風前は屋根材、棟板金、瓦屋根の漆喰、雨樋、外壁、カーポートなどお住まいの外装やエクステリアに不具合がないかチェックするようにしましょう
●台風通過後の被災に遭ってしまった際の屋根や棟板金、雨樋といったお住まいの補修・メンテナンスはおまかせください
●台風前には植木鉢や物置といった室外、窓の補強といった室内にも目を向けた準備、そして非常食やラジオなどの非常品の準備にも気を配りましょう
●台風による被災は火災保険を適用できる場合があります
●雨養生といった応急処置も街の屋根やさんは迅速に対応いたします
●ご自身でできる応急処置は危険が及ばない範囲で行いましょう
●災害発生時は「今すぐ何とかしたい」という焦りや心の隙間につけ込んだ悪質業者が現れますので十分な注意が必要です
●台風被害を受けてからの補修ではなく、被害を受けないよう未然に必要な補修を行いましょう
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