サンルーム修理・交換もお任せください!費用相場から火災保険まで
更新日 : 2024年10月03日
更新日 : 2024年10月03日
「サンルームから雨漏りが発生する」
「雪でサンルームの屋根が破損してしまった」
など、サンルームに関するトラブルでお困りではないでしょうか?
この記事では、サンルームやテラス囲いに関する悩みやトラブルを解消したいと考えている方向けに、サンルームの修理方法や補修方法について詳しく解説していきます。
修理方法の種類や費用相場などの基本的な内容から、火災保険を利用できるのかなど細かな部分まで、サンルームの修理をご検討中ならぜひ参考にしてください。
目次【表示】
サンルームの修理方法は、破損した箇所や劣化の症状が見られる箇所によって異なります。
主な修理方法としてあげられるのが、
屋根の修理
コーキング(シーリング)の補修
外壁の補修
全体交換
の、4つです。
主な修理方法と、修理する際の費用相場について解説します。
サンルームが劣化したり壊れたりした場合、適切な方法での修理が必要になりますから、点検の上でご希望もお伺いし、修理プランを決めていきます。
サンルーム修理費用の目安
※こちらの金額は目安ですので、点検の上でお見積もりをおつくりいたします。
屋根の修理
台風や雪害によってサンルームの屋根が壊れてしまった場合、パネルの交換などによって補修や修理をおこなっていきます。
被害を受けたのは1枚だけ、もしくは数枚だけという場合でも、他の部分が同じように経年劣化していることがほとんどですから、多くはまとめての交換をおすすめしています。
サンルーム屋根張り替え事例
雨漏りしたポリカ屋根を火災保険で交換
雪の重みの影響で、サンルーム屋根から雨漏りが発生。15年前に後付けされたサンルームだそうです。設置されたポリカ屋根3枚はヒビ割れ、また1枚はずれていました。
透明なポリカで3枚を交換、ゴム部分も経年でぼろぼろになっていたため新しくしました。
工事費用 約11万円
ヒビ割れたアクリルパネルを熱線遮断ポリカに交換
サンルームのアクリルパネルのあちこちにひび割れが起きている状態でした。撤去したパネルは少し叩けば割れてしまうほど劣化していました。
約20年経っているものということで、全8枚をポリカ板に交換いたしました。
「暑さを和らげる色にしたい」とのお客様のご希望で、熱線遮熱ポリカのマットグレーで涼しげに仕上がりました。
工事費用 約14.1万円
コーキング(シーリング)の補修
サンルームで発生する雨漏りの主な要因となるのが、コーキング(シーリング)の劣化です。
日光や経年変化などによって徐々に劣化したコーキング材にひびが入ったり破断したりすることで雨水の浸入を防ぐことが出来なくなると、サンルームで雨漏りが発生するようになってしまいます。
劣化したコーキングは剥がし新しいものに打ち替えて対応いたします。打ち替えする際の費用の目安は2~5万円ほどとなっています。
※打ち替えが必要な範囲やサンルームの規模などによって金額が変わります。
外壁の補修
サンルームでの雨漏りによって発生する二次的な被害が、隣接する外壁の劣化です。
サンルームの屋根と 前面、両側面は透明なパネルやガラスで覆われていますが、住宅側と接している面の壁は、ほとんどの場合、外壁材と同じです。
サンルームに雨漏りが起こることでこの壁が汚れたり、傷んでしまうこともあります。
補修や塗り替え、張り替えのご相談も承ります。
サンルームの屋根にはさまざまな素材が使用されています。
代表的なものとしては、
塩化ビニル
アクリル
ポリカーボネート
などがあげられますが、ポリ塩化ビニルやアクリルよりも断然ポリカーボネートがおすすめです。
ポリカーボネートはポリカーボネート樹脂が原料のプラスチック素材ですが、
耐衝撃性に優れている
耐久性が高い
透明度が高い
など、さまざまな強みがあります。
塩ビは3~5年ほどの耐用年数しか期待できません。
また、アクリルは一時期よく使われましたが、ポリカーボネートはその30倍強いと言われています。ポリカーボネートの方がコスパも良いので、この機会により優れた素材であるポリカーボネートへの変更を検討してみてください。
※防火地域などでは面積によってポリカ使用不可、FRPなどにしなければならない場合があります。
サンルームの劣化や破損を引き起こす要因はさまざまですが、主な要因としては以下の3つがあげられます。
日光
雨・風
雪
日光
サンルームの劣化を引き起こすさまざまな要因の中でも特に影響が大きいのが、日光です。
サンルームの屋根に使われる塩ビやポリカ・アクリルは紫外線を浴びることで劣化が進み割れやすくなります。
また、接続部に使われているコーキングも同様で、だんだんともろくなって固定力がなくなってしまいます。
これが、サンルーム屋根の割れや剥がれを引き起こすのです。
雨・風
雨や風も、サンルームの劣化を引き起こす要因の一つです。
サンルームは住宅の内部ではなく外部に設置されるものなので、日々雨風にさらされることになります。
上記のように劣化を始めたパネルやコーキングに雨や風が当たることで、被害を招きます。
雪
雪の降る地方で多いのが、雪害によるサンルームの破損です。
雪は、積もるとそれなりの重さになるため、一般的な屋根よりも強度が低いサンルームの屋根部分に積もると、重さに耐えきれずパネルやガラスが破損してしまいます。
豪雪地帯の場合は、雪が積もらないようにしたり、こまめに雪かきを行うなどの対応が必要になります。
上記でご紹介した破損原因のうち、「風」や「雪」、また「雹」などが原因で必要になった修理であれば、火災保険が利用できる可能性がありますので確認してみましょう。
サンルームの補修や修理は、ちょっとしたものであれば数万円程度でまかなえます。
ただ、複数のパネルを交換したり、サンルーム全体を交換するとなると数十万円単位で修理費用が発生することもあります。
そこで把握しておきたいのが、火災保険の適用についてです。
火災保険の対象物には「建物」や「建物付属物」などの種類があるため契約内容をチェックする必要はありますが、サンルームも保険の対象となるような契約内容であれば火災保険を活用できます。
申請に必要な写真や見積書の準備をサポートできますので、火災保険の利用を考えている際にはお申し出ください。
火災保険利用の確認事項
1:経年劣化は適用が認められないことがあります
サンルームの破損が風や雪によるものではなく、そもそも劣化していたものだと判断されてしまった場合は、火災保険の適用が認められません。判断するのは保険会社です。
2:修理金額全額が支払われないこともあります
基本的には、壊れたものの修理に対して火災保険は適用になります。
壊れたのは屋根の一部だけれど全交換する場合や、解体して丈夫なものを新設する場合など、その費用のすべてが賄えるとは限りません。
サンルームの解体・撤去
劣化したり壊れたりしてしまったサンルームは、解体して撤去することもできます。
サンルームを設けたはいいものの使用する頻度が低い、あまり有効活用できていないと感じているのであれば、修理せずに解体して撤去するのも一つの手です。
サンルームを解体して撤去する場合の費用相場は、数万円~となっています。
費用はサンルームの大きさによって異なりますし、土台の処理や、サンルームに面していた外壁側を今後どうするかによっても費用は変わります。まずはご相談ください。
サンルームの新設
全体的に劣化が進んでいたり、破損している箇所が多いなど、既存のサンルームの状態がかなり悪いというケースもあるかと思います。そういったケースでは、部分的な補修や修理ではなく、一度古いサンルームを撤去してから新しいサンルームを新設するという方法もあります。
サンルームを新設する際の費用相場は50~150万円ほどとなっており割高に感じられますが、古いサンルームを何度も修理することを考えると、長い目で見た場合のコストパフォーマンスは新設する方法のほうが高いと言えるでしょう。
サンルームの設置(後付け・増築)が可能かどうかは、立地や家の構造、建築基準法の建ぺい率・容積率、さらに業者が扱える製品などで変わります。
まずはお問合せください。
サンルームやテラス囲いは、日々日光や外気にさらされるという特性上、どうしても劣化してしまうものです。
また、屋根は塩ビやポリカ・アクリルパネルのため、台風や雪害などによって破損してしまうこともあります。
サンルームの劣化や破損、雨漏りが気になる場合は、ぜひ一度街の屋根やさんにご相談ください。
街の屋根やさんは屋根工事や屋根のリフォームをメインに行なっておりますが、サンルームなどに関する雨漏りや破損などのトラブルにも対応しています。
点検・お見積りの作成は無料です。まずは、お気軽にお問い合わせください。
サンルーム修理・交換もお任せください!まとめ
●サンルームの屋根修理・コーキング補修・設置面の外壁補修・全体交換のご相談も承ります
●台風や雪によりサンルーム屋根が壊れてしまった場合、被害を受けたのが一部でも全体交換をおすすめしています
●コーキングが紫外線で劣化すると隙間から雨水が入ってくることあるので、古いものを剥がし打ち換えます
●サンルームの屋根の素材には塩ビやアクリルもありますが、耐久性が高くコスパの良いポリカーボネート製のものへ交換がおすすめです
●サンルームが風・雪・雹などの自然災害で破損した場合、火災保険が適用になるかもしれません
●サンルームは撤去や新設も可能です。立地やお住まいの構造にもよりますのでご相談ください
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