天窓の交換、メンテナンスで雨漏りなどのお困り事を全て解決致します!
更新日 : 2024年04月16日
更新日 : 2024年04月16日
※窓枠のコーキング充填や水切りの交換、天窓周辺の清掃といったメンテナンスの価格となります。
天窓から雨漏りするようになって困っている
天窓のある部屋は、夏暑くて冬寒い
できることなら外してしまいたい
これらは、お住まいに天窓が設置されているお客様からよくご相談をいただく内容です。
耐用年数が過ぎて古くなった天窓、快適にお過ごしいただくために天窓のメリット・デメリットからメンテナンス方法まで詳しく解説してまいります。
お住まいに天窓がある、撤去を考えている、もしくは天窓の設置を検討している方はぜひ参考にしてください。
「天窓交換」についての漫画コンテンツはこちら
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お住まいを建てる計画をした時のこと、新築だった頃を思い出してください。天窓をつけたということはそれだけこだわりがあったという方も多いのではないでしょうか。また新築だった頃は「お部屋が明るい」「風通しが良い」「開放的」といったようなメリットを感じられたという方も多いはず。
①新築時にメンテナンスの必要性の説明を充分に受けなかったから
「風通しがよく、気持ちいい」「自然の光を採光できて健康的」「デザインが可愛くて素敵」などデザイン面や機能面においてメリットも多い天窓ですが当然メンテナンスが必要ですよね。
しかしハウスメーカーの担当者は現場でお住まいを施工するわけではないので、基本的な知識しか持ち合わせていません。お住まいの各部、細部に渡って全てに詳しいわけではありません。ましてや天窓のある建物に住んだことがなければ担当者自体がメンテナンスの必要性やそのデメリットについて理解していないといったことも考えられます。 長い目で見たときに天窓から受けるメリットとメンテナンスにかけるコストやデメリットなどを新築時に比較・検討してこなかったために「こんなことなら・・・」と天窓についての後悔を口にされる方がいらっしゃいます。
②天窓には雨漏りを誘発しやすいというデメリットがあるから
場合によってはお住まいの躯体や構造にまで被害を及ぼしかねないのが「雨漏り」です。
雨漏りというのは雨がお住まいの外から内側へ浸入してしまう事を言いますが、その原因箇所は多くの場合で「屋根」もしくは「外壁」です。 特に屋根は雨漏りの原因となりやすいというのはどなたもご存知ですよね。棟や谷といった雨仕舞が施されている箇所、外壁との取り合い部分、屋根材の隙間から浸入した雨水など屋根といっても原因と なる箇所は様々ですが「天窓」はその中でも雨漏りの原因となりやすい箇所と言えます。 「屋根を機能的にするため」「楽しむため」に取り付けた天窓も、このような被害を生んでしまう原因となってしまってはお荷物と言わざるを得ないかもしれませんよね。
③メーカーが相次ぎ撤退し、メンテナンスをしたくてもできない
現在ではメンテナンスしたくてもできないような状態になってしまったということも大きな理由の一つです。
なぜなら市場規模が縮小され、最盛期には 10 社 ほど存在したメーカーも現在では日本ベルックスとリクシルの 2 社だけとなってしまったためです。(YKKAP、三協立山アルミからも販売されていますが日本ベルックスの OEM 製品となります。)いざ、部品を交換しようとしても会社が存在しないのだから、手に入らない状態なのです。 現在、日本には設計耐用年数(25 年~ 30 年)を越えた天窓が 100 万窓あると言われています。屋根葺き替えや屋根カバー工法、屋根塗装などの屋根リフォームを行うのであれば、これらの天窓もメンテナンスしたいところですが、前述のように会社自体が存在しませんから、放置されているような状態なのです。
良心的な屋根施工店なら屋根リフォームの際にちょっとした補修をしてくれるでしょうが、根本的な解決にはなりません。そもそも耐用年数を過ぎているのですから。雨漏りのリスクを回避するにはこれまでは必然的に天窓を撤去する方法しかなかったのです。(建築基準法で定められている採光量の問題で取り外すことのできない天窓もあります)
しかし現在は耐用年数を過ぎた天窓は雨漏りリスクを解決する方法として撤去、または交換を選べます。どのメーカーの天窓であっても比較的、簡単に日本ベルックスの新しい天窓へと交換することが可能です。
屋根材や外壁材などと同様天窓にも耐用年数が存在します。先述では設計耐用年数について 25年〜30年と書きましたが、決して 30 年間完全な健康状態を維持できるという意味ではありません。
その理由は天窓の設置には防水紙、水切り用の板金、固定用のビスなどが使用されており、それぞれの部材が必ずしも 30 年という寿命を持つわけではないためです。そしてそれぞれの部材が劣化してしまえばお住まいに想定もしたくない被害を与えてしまう事もあるのです。そういう意味では天窓の耐用年数は天窓の設置に使用されている部材も含めた全体で考える必要がありますね。
天窓メーカーの日本ベルックス社のホームページでも、屋根リフォームの際に天窓メンテナンスを放置してしまった結果、天窓だけが耐用年数をはるかに超えた状態に陥ってしまうことで後々のメンテナンスコストや手間がかかってしまうため、メンテナンスのベストタイミングとしては屋根塗装や葺き替え等の屋根リフォームで足場を組む際に同時で行うべきだとの見解も示しています。
屋根と天窓を別々に考えるのではなく、屋根の補修、リフォームを行う際には天窓にも同時に気を配り必要なメンテナンスを行うことを考えていただきたいと思います。
天窓の不具合から始まるお住まいのリスク「雨漏り」
それでは耐用年数を迎え、不具合が見られる天窓にはどのようなリスクがあるのでしょうか。それは「雨漏り」です。
決して雨漏りを軽視している方はいらっしゃらないと思いますが、雨漏りを放置してしまうことは建物自体の寿命を短くしてしまう事にもなります。
ここでは天窓からの主な雨漏り原因について見ていきましょう。
天窓の窓部分からの雨水の浸入を防ぐために、窓を取り囲むような形で設置されているゴムパッキン。窓枠と窓との隙間を埋め、雨水の浸入を防いでくれています。
しかし熱や紫外線、風雨の影響を受けゴムが次第に劣化し、硬化したゴムに亀裂が生じてしまう、割れてしまう、その結果隙間が生まれてしまうといった症状が発生します。このような不具合によって生じた隙間から雨水が浸入し、ポタポタと室内へと落ちてくるのです。
設置から 10 年を超えた天窓はゴムパッキンが劣化を見せ始めるタイミングですので、注意が必要と言えます。
風や鳥などが運んできた落ち葉、ゴミなども雨漏りを誘発する原因となり得ます。
天窓には流れ落ちてきた雨水を排水するために水切り板金が設置されています。通常であれば雨水が水切り金具の内部にまで入り込み、防水シートを貫通して建物内部に雨漏りが浸入するということはありません。しかし落ち葉やゴミといった異物が水切り金具や、それと接する屋根材などの下に入り込んでしまうことで水の流れを遮り、遮られた水が水切り金具内に逆流し、そういった状態が何か月も何年も繰り返すことで防水シートを貫通することで雨漏りを誘発してしまうのです。
風や鳥によって落ち葉やゴミが運ばれてくるということ自体なかなか予想もつかないことですが、こうしたことが原因で雨漏りが起こることがあることを理解しておくことでこまめに屋根を点検することがいかに重要なことだということがわかりますよね。
排水を促す水切り金具、瓦屋根などの凹凸のある屋根材に天窓を設置する際に使用されるエプロン(防水材)、固定に使われているビスなど様々なパーツを使って取り付けられ、防水性能を維持している天窓ですが、例えば水切り金具が錆によって割れてしまった、穴が開いてしまった、またビスが経年で外れてしまった・浮いてしまったことでビス穴が露出している、エプロンが破れてしまったなどそれぞれのパーツが不具合を起こすことが結果として雨漏りの原因となってしまったということがあります。
やはりすべてが30年間完璧な状態を維持し続けることができないからこそ、定期的な点検やメンテナンスが必要になることをぜひ覚えておいていただきたいと思います。
天窓から突然の雨漏り!ご自宅でできる応急処置
もし突然の雨漏りが発生してしまった場合、どうしたら良いのでしょうか?
特に高所にある天窓ですから、ご自身で手の届かない場所にあることがほとんどです。ポタポタと落ちてくる雨水に焦ってしまいますよね。このような場合、当然ながらご自身で屋根に上って応急処置というのは危険ですので絶対 NG です。
まずは落ちてくる雨水を受け止めるためにバケツや桶を用意し、床を傷めないように応急処置をしましょう。その上で水滴の飛び跳ねを防ぐため周囲を新聞紙やラップで保護しましょう。さらにバケツや桶の中に雑巾を敷くことで、こちらも飛び跳ねを防ぐことができます。
ここまでがご自身でできる応急処置です。その上で早急に屋根の専門業者に見ていただくようにしましょう。
→築15年が経過したお住まい
新築から 15 年ほどが経過すれば天窓も含めた屋根全体に経年による劣化が見られるようになります。雨漏りのリスクを回避するためにも不具合の確認やメンテナンスが必要となります。
窓枠のシールの劣化
天窓設置に使用されているビスの浮き
屋根材の劣化・防水性の低下
→築25年〜30年
築25年ほどが経過すると屋根自体も寿命を迎えています。状況によっては防水紙や下地にも傷みが見え、同様に寿命を迎えてしまっていることも考えられます。この時点では交換や撤去といったリフォームが必要となります。
雨水の浸入を防いでいる
屋根材や防水紙が寿命を迎えている
天窓自体も耐用年数も迎えている
定期的にメンテナンスを行い、大切にしてきた天窓も25年〜30年もすると寿命を迎えます。その際には交換か撤去、いずれかをお選びいただくことになりますがどちらがよろしいのか?これからにとって最適なのか?それぞれのメリット・デメリットを見ていくことにしましょう。
交換のメリット・デメリット
●これまでと同じように採光性・通風性・デザインに優れた室外・室外空間を維持できる
●割れても落ちない、飛散しない安全な合わせガラスや網入りガラスを選べる
●20年のガラスシール、内部結露保証
●10年の雨水浸入・水切り保証
●3年のブラインド・電装品保証
●汚れのつきにくいガラスを採用しているのでいつまでも曇らない
●さらに日射侵入を71%カットするLow-Eガラスとブラインドで以前よりもさらに涼しく
Low Emissivityの略で、低放射と訳される。熱の元となる赤外線は一旦、物質に吸収された後、再放射されると性質を持っている。日光を反射し、再放射を防ぐことによって温度上昇を防ぐガラスのこと。ガラス表面には金属がコーティングされているがほぼ透明で目立たない。
Low Emissivityの略で、低放射と訳される。熱の元となる赤外線は一旦、物質に吸収された後、再放射されると性質を持っている。日光を反射し、再放射を防ぐことによって温度上昇を防ぐガラスのこと。ガラス表面には金属がコーティングされているがほぼ透明で目立たない。
10年毎の点検とメンテナンスが
必要になる
現在の天窓は耐久性も上がり、丈夫になりました。交換のデメリットはメンテナンスです。
撤去という選択肢もありますが、これまで天窓があったというお住まいでは撤去してしまうと、採光がゼロになってしまうので何かと不便を感じることがあるかもしれません。
撤去のメリット・デメリット
●雨漏りのリスクが大幅に減る
●天窓のメンテナンスをしなくてもよくなる
天窓はこりごりという方は撤去してしまうのもありだと思いますが、採光の面では不安です。
●採光性・通風性・デザインに優れた
室内・室外空間を失ってしまう
< 注意 > 建築基準法で定められている最低限の採光量を確保するため、取り外すことのできない天窓もある。この場合は交換となります。
定年退職した場合など、お住まいにいる時間が長くなります。快適に過ごすのだったら天窓は必需品です。天窓からの自然光は体のリズムを整えますし、その通風はお住まいの空気をフレッシュなものに入れ替えます。通風と採光はうまく利用すれば普段の快適を我慢せずに光熱費を削減することもできます。
文化的なご趣味をお持ちの方なら、季節ごとの天窓越しの夜空で俳句を読むのも素敵ですし、天窓をファインダーと捉え、そこから切り取った空を絵にするのも楽しそうです。お孫さんにも素敵なお家と映るのではないでしょうか。
現在の天窓は耐久性も上がり、丈夫になりました。交換のデメリットはメンテナンスだけです。
これまで天窓があったというお住まいでは撤去してしまうと、採光がゼロになってしまうので何かと不便を感じると思います。
そういった意味ではメンテナンスを考えると撤去も選択肢の一つですが、天窓がある生活を維持するための交換などのご提案もさせていただきますのでお気軽にご相談ください。
天窓工事で仮設した足場を有効活用して同時にできるお住まいのメンテナンス
屋根に設置されている天窓を交換するために必要となる足場仮設。屋根の上での高所作業となるためどうしても必要となります。安全に且つ丁寧な作業を行うために必ず必要になるわけですが、お客様の立場に立って考えると「費用の部分でなんだかもったいない気がする」と気になる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
定期的にメンテナンスをしなくてはいけない場所は天窓だけではありませんから「できるだけ経済的に」「できるだけ費用を抑えて」と考えるのは当然ですよね。私たちも実際に「経済的に工事ができないものかしら?」とご相談を受けることもあります。
そのような場合はぜひ仮設した足場を有効活用する方法をご検討ください。つまり足場が必要となる複数の工事をまとめて行ってしまうというわけです。
例えば外壁塗装や雨樋交換など足場が必要となる工事は様々あります。それらを別々のタイミングで行えば当然その都度足場代が必要になってしまいますよね。そうした無駄を「足場が必要となる工事」を一度に済ましてしまう事で省いてしまうのです。
大切なお住まいを健康的に維持していくためには定期的なメンテナンスを行わなければならない箇所が多々あります。せっかく仮設した足場を有効活用するということも考えてみましょう。
雹災・台風などによる自然災害によって被害を受けた天窓修理は火災保険を
利用できます
天窓は火災保険を適用して自己負担なしで修理・交換ができるケースもあります
火災保険と聞いてピンとこない方もいらっしゃるかもしれません。それが天窓交換となるとなかなか結び付かないという方も多いですよね。
名前だけ聞くと「火事が起こった際の被害に対して補償される限定的なもの」と先入観で思ってしまっている方もいるかもしれませんね。しかし火災保険は例えば「台風の被害を受けて突然雨漏りが始まった」「雹が降って天窓のガラスが割れた」といったような被害も補償をしてくれる保険なのです。
補償対象は台風・強風による「風災」、降雪、積雪による「雪害」、雹による「雹害」、豪雨による「水災」、雷による「落雷被害」など、実に幅広く補償してくれます。
突発的な被害や出費、思いもよらない災害時に頼りになる保険なのです。そして場合よっては自己負担ゼロで補修ができるという点で大変ありがたいですよね。街の屋根やさんではこれまで火災保険を使い数多くの工事を行ってまいりました。「こんな時って火災保険が使えるの?」というお悩みのご相談はもちろんですが、保険申請や窓口対応などもサポートさせていただきます。
※火災保険は自然災害によって受けた被害の原状復旧のための工事が大原則です。(経年劣化は対象ではありません)業者さんの中には「保険を使って、屋根のリフォームまでやりましょう」という提案をされるところもあるようです。当然このような場合に保険は使えませんので、こういった業者さんや、あまりに都合の良すぎる話にはご注意ください。
ご希望の天窓を探してみよう ベルックスの天窓は3シリーズ
日本ベルックス社は 1981 年に設立された国内で唯一の天窓(トップライト)の専門メーカーです。街の屋根やさんでも天窓交換の際にこれまで多くの現場でベルックス社製の天窓を施工してまいりました。
ベルックス社では様々な天窓が用意されており現在ではスマホ対応の天窓が用意されているなどより快適な生活をお送りいただけるラインナップが揃っています。こちらも見ていきましょう。交換をご希望のお客様はぜひご希望についてお知らせください。
雨を感知して自動で閉まるタイプ。急な雨や閉め忘れたという時もお部屋への雨の侵入を防ぎます。操作もリモコンで楽々。網戸も装備されているので、防虫対策もバッチリです。
ロッドを連結して手動で開閉を行うタイプ。ロッドを回して天窓をあけた時に風が通り抜けるのを感じると幸せな気分になれます。配線の必要がないのもメリットです。手元ハンドルでの操作も可能です。
開閉しない固定タイプ。安価に自然光を得ることができます。固定タイプなので高い防水性が特徴です。天窓を複数つける場合、開閉タイプと組み合わせて使用するのがお勧めです。
VS電動タイプ同様雨を感知して自動で閉じてくれるため「閉め忘れ」を防ぐことができます。また開閉用電源としてソーラーパネルと蓄電池が内臓されているため万が一の停電時でも開閉が可能となっています。
手の届く傾斜面へ設置するのに最適なタイプ。中軸回転式で、180°回転するので、お掃除も楽々です。
業界初の三層ガラスが採用された寒冷地に最適な天窓。三層ガラスによる断熱性能が寒冷地での快適な生活を守ってくれます。
前述のGGUをベースに作られた排煙用の天窓。手動タイプと電動タイプがあり、どちらも非常時には操作コードで開閉できます。
0度〜31度の勾配で使用できる天窓。一般住宅はもちろん住宅以外の大型施設など様々な建物にも対応しています。
選べるガラス
透明、網入り、型板網入りなどガラスの種類も自由に選べます。もちろん全てがLow-E&汚れのつきにくいNeatの強化ガラス。
昼でも夜でも空を眺めたいという人にはこれ。割れても落ちない、飛散しない安全な合わせ透明ガラスと透明の組み合わせです。汚れのつきにくいNeatがいつまでも曇りのないガラスを実現します。
ガラスの片面に模様をつけた視界を遮るガラスと透明ガラスの合わせガラス。日光が眩しいという型やプライバシーを確保したいという人にお勧めです。
割れた時の飛散を防ぐワイヤー入りガラスと透明ガラスの合わせガラス。ワイヤー入りガラスは防火設備用で延焼を防ぐために用いられます。
※ルーフウインドウシリーズの GGL/GGU 手動タイプの選べるガラスは合わせ透明 + 透明、または網入り + 透明になります。
※ルーフウインドウシリーズの GGH タイプの選べるガラスは網入り + 透明のみになります。
※合わせガラスとは自転車のフロントウィンドウと同じ構造を持ったものです。ガラスとガラスの間に樹脂などを挟み、接着したものなので、割れても飛散しません。
ベルックスの天窓はブラインドの取り付けも可能です。
直射光を拡散光へと変えることで眩しさを和らげます。風も通しますので、さわやかな室内を実現します。
手動と電動の両タイプがございます。
遮光性に優れたタイプなので、できるだけお部屋を暗くしたい寝室などに最適。室内を落ち着いた雰囲気に整えます。 手動と電動の両タイプがございます。
羽根の角度で光をコントロールするブラインドで、目線を遮る方向を変えられます。洗面所などでのご利用をおすすめします。
手動タイプのみ。
GGLタイプとGGUタイプ専用の手動ローラーブラインド。直射光を拡散光へと変えることで眩しさを和らげます。通風性も高いのが特徴です。
手動タイプのみ。
GGLタイプとGGUタイプ専用の手動シェスタブラインド。強い遮光性を持つので、お部屋を真っ暗にすることも可能です。
手動タイプのみ。
GGLタイプとGGUタイプ専用の防虫スクリーン。回転式のため網戸を取り付けることのできないGGLタイプとGGUタイプで虫の侵入を防ぎます。
手動タイプのみ。
GGLタイプとGGUタイプ専用の室外型ブラインド。Low-Eガラスと室内用ブラインドとの併用でお部屋に侵入する日射熱を最低限に抑えます。
これまでも出てきましたがこの日本には耐用年数の過ぎた天窓がおよそ100万もあるといわれています。それらは25年〜30年を経過した天窓ということになります。
また新築から 25 年以上経過した屋根であれば葺き替え屋といった屋根の全体を見直すリフォームも検討していただく時期に来ています。
街の屋根やさんでは天窓の交換や撤去はもちろんですが葺き替えやカバー工事といった屋根のリフォームも承っております。「天窓や屋根の寿命が気になる」という方にはまずは点検にお伺いし、現状をご報告したうえで必要なご提案をさせていただいております。点検・お見積りまでは無料で承っておりますので是非お気軽にご相談ください。
天窓交換と同時に屋根カバー工法でガリバリウム鋼板を重ね葺き
点検時の様子
築21年の屋根に取り付けられた天窓です。雨漏りといった不具合は発生していないようでしたが天窓の寿命と言われる25年をあとわずかで迎えようとしていました。ご覧の通り採光性が高いということが天窓のメリットの一つであり室内を明るく照らしてくれています。このようなメリットを享受したいということでこの度は撤去ではなく交換をご提案させていただきました。
既存屋根材はクボタ(現ケイミュー株式会社)のスレート屋根材「アーバニー」です。ご覧の通り60センチ四方程度の大きさの屋根材でうろこ状に葺かれています。クボタが販売したノンアスベスト屋根材の初期のころの商品で、最大の特徴は、技術的に未熟なノンアスベスト商品であったため屋根材自体が非常に割れやすいというデメリットを抱えています。
アーバニーという屋根材は厚手であるため一見頑丈そうに見えますが、特徴的な形状も災いし少しの衝撃で割れやすくなっています。そもそも15年程度で寿命を迎えるアーバニー、21年も使用されていたわけですからヒビ・欠け・割れといった劣化が見受けられました。お客様としても「このまま劣化した屋根材だと雨漏りなども心配」といった不安をお持ちであったようでこの度屋根カバー工事も同時に行うことになりました。
施工の様子
工事に際しては足場の仮設から行います。私たち街の屋根やさんでは施工前に近隣のお客様にご挨拶に伺い、工事の日程や注意点についてご説明させていただいております。この足場仮設に当たっても作業音が発生しますし、カバー工事中に多少のほこりが飛散することもあり得るためです。安全にそしてご近隣の方に極力ご迷惑をおかけしないよう挨拶の徹底はもちろんですが、足場仮設そして飛散防止用のメッシュシートを取り付けご近隣のご迷惑とならないように作業を進めてまいります。
天窓交換
天窓交換の着工にあたり、まずは天窓の撤去を行います。この度新たに設置する天窓はベルックス社のフィックスタイプの天窓です。天窓にはフィックスタイプと開閉式タイプがあります。フィックスタイプとは固定型の天窓で開閉式と違い窓の開閉を行うことができませんが開閉式と比較して安価で可動部分がないため雨漏りにも強いという特徴があります。
空間を明るくすることが目的であればフィックスタイプでも十分ですが、通気性能や換気性能を持たせたいということであれば開閉式が向いています。目的に合わせてお選びいただいております。
慎重に外し、落下させないように下ろしていきます。手を滑らせてしまい地上に落下ということにでもなれば目も当てられません。
天窓を取り外すことで既存の木枠部分の腐食を確認することができます。腐食が確認できなかったとしても21年間で進んだ劣化も心配です。腐食や劣化状態を確認し、この先の工事を首尾よく進めらるように対応が必要であれば適切な対処をいたします。
新たに交換する天窓の木枠を設けます。この度の天窓交換では寸法を変えずに取り付けることが可能でしたが、例えば違うメーカーの天窓に交換する場合は多少の違いが出たり、サイズに合わせて開口部を広くする必要も出てきます。まずは無料点検時に交換に際して今のサイズで良いのか、お客様が天窓をどのように使いたいのかといったご希望を確認させていただいております。
養生作業を行った上で天窓の取り付けを行います。
お客様は天窓からの採光を大変気に入っておられました。ちなみに天窓は壁窓の3倍の採光効果があると言われています。天井から降り注ぐ光を浴びながら生活ができるというのは大変素敵ですよね。また日中は電気の使用も必要なく経済的な面でも期待ができます。
屋根はお住まいの中でも最も雨漏りが発生しやすく、その中でも天窓周辺はその原因ともなりやすい箇所です。当然防水紙(ルーフィング)にもこだわり、天窓用の防水紙を敷設します。サッシ廻りは少しの隙間でも存在すると雨漏りの原因にもなるため慎重に防水紙を敷設していきます。
(防水紙についてはメーカーに発注した防水紙を使用しなければメーカー保証が付けられないケースもあるためきちんと確認を行う必要があります。)
防水紙を立ち上げ天窓交換工事が完成です。
ベルックス社の天窓は遮熱・断熱ペアガラスのため南面に取り付けたとしても日射熱を必要以上に取り入れることはありません。
快適にお使いいただくため10年ごとにガラス周りの防水や部品の点検・清掃といった定期的な点検・メンテナンスを行っていくようにしたいですね。そして25年~30年で天窓交換を含めた屋根リフォームを改めてご検討いただきたいと思います。それでは次に屋根カバー工法に移ります。
屋根カバー工法
まずは既存の棟板金・貫板を撤去していきます。万が一棟周辺の防水紙に傷みが見られる場合は補修を行っておき、雨漏りのリスクを最小限に抑えます。屋根カバー工法は既存の屋根材の処分等を行わないため工事費用を抑えられるというメリットがあります。当然工期も短くなります。また既存の屋根材の上に新しい屋根材を重ね葺きするため金属屋根で心配される方が多い遮音、断熱に関しても安心です。
防水紙は遅延粘着型のタディスセルフを使用しました。
防水紙は軒先から棟に向かって敷設することで雨水の浸入を防ぎます。防水紙は雨水の浸入を防ぐ二次防水としての役割を持つ肝心要の材料です。間違った施工を行えば工事自体が無駄になってしまいますね。仮に棟から貼っていくと、防水紙の継ぎ目が天を向き、その継ぎ目から雨水が入り込んで雨漏りを誘発してしまう可能性が高まります。こうした当たり前のことをきちんと守った丁寧な施工が必要となります。
防水紙を敷設し、いよいよ新しい屋根材によって屋根カバーを行っていきます。この度使用した屋根材は高耐久のIG工業スーパーガルテクトフッ素です。遮熱性鋼板と断熱材が一体となった屋根材でメーカー保証は変褐色やさびで20年、穴あきで25年ついています。安心してお使いいただける屋根材ですね。
外壁との取り合い部分です。こちらも雨漏りが発生しやすい箇所ですね。防水紙をしっかりと立ち上げ、下地を取り付け、板金でカバーしていきます。仕上げとして外壁と同じ色のシーリングによって防水処理をしていきます。
最後に棟板金の設置です。貫板を取り付け、同質役物の棟板金でカバーしビス留めで固定します。板金の継ぎ目はシーリング処理を行い防水に備えます。そして最後に清掃・足場の解体を行い完工となります。
屋根カバー工法完工です。超高耐久ガルバは従来のGL鋼板のおよそ3倍の寿命を持っています。そして金属屋根の最大の特徴はその「軽さ」ではないでしょうか。同じ面積に敷設した場合で瓦の約10分の1、スレートの約3分の1程度の重さしかありません。屋根カバー工法に最適な屋根材と言えますね。
雨漏りの原因を作ってしまったモニエル瓦に設置された天窓撤去工事
点検時の様子
2年前から雨が降った際に風向きや強さによって雨漏りがある自覚がおありだったようです。屋根のメンテナンスとしては8年前に屋根装を行った程度で築28年天窓に関してはこれまで一度もメンテナンスを行ってこなかったとのことです。設置から10年程で窓枠廻りのパッキンやシール材の劣化が訪れるため定期的なメンテナンスが必須ということがわかりますね。これまで一度もメンテナンスを行ってこなかったということで板金の浮きやビスの浮き、シール材の劣化等が顕著でした。今回はお客様のご要望から天窓の撤去を行う事となりました。
使用されていた屋根材は現在では製造されていないモニエル瓦です。今回は天窓の撤去に当たり天窓周辺の部分的な葺き替えを行う必要がありました。そのため同じ素材の屋根材を用意する必要があるのですが製造されていない屋根材であるため手に入れるために困難を要しましたが何とか問屋さんに掛け合い、手に入れることに成功。色違いではありましたが、将来的に屋根全体を葺き替えるとの事でしたので今回はそちらを使用することになります。
室内の雨漏りの状況となります。天窓廻りの壁紙が剥がれております。雨水が滴り落ちてくるまではなかったそうですが、お客様が観察していたところでは雨が降る度に少しづつ剥がれてきていたということです。天窓を撤去する際には室内からも穴を塞ぐ必要がありますが天窓までの高さは7m程はあるため、作業を行うために足場が必要となります。室内用の足場を仮設し、剥がれたクロスの貼り替えも同時に行うこととなります。
天窓撤去
天窓の取り外しを行うために周辺のモニエル瓦を撤去していきます。
撤去が済んだら続いて天窓本体の取り外しを行います。木部の変色等の状況から雨水が浸入した形跡が確認できました。また固定するためのビスや鉄部分がサビているのもわかります。寿命を迎えた天窓が雨漏りを誘発してしまっていた証拠が揃っていますね。本来であれば定期的にメンテナンスを行い、雨漏りなどの不具合が起きる前に交換や撤去工事を行えるのが理想ですが、この度のケース同様、不具合が起きてから、メンテナンスの必要性を痛感するという方も少なくありません。
トップライト本体の撤去が完了したら、次は天窓が取り付けられていた穴を塞いでいきます。木で下地を組み、野地板を被せて塞ぎ、ルーフィングを敷設し必要であればブチルテープで補強します。さらに瓦を取り付けるために瓦桟、雨水が流れるようにキズリを取り付けておきます。
続いて野地板の上に防水紙を敷設します。今回は撤去に伴い撤去した部分にモニエル瓦を葺いていくため、モニエル瓦を設置するための瓦桟(かわらざん=瓦を引っ掛けるための木材)も同時に用意します。そしてそこにモニエル瓦を設置していきます。
外壁との立ち上がり部分は雨仕舞の板金やシール材を活用し、雨水の浸入を防ぐための防水処置を施します。この度は中古のモニエル瓦を集めたためそれぞれ色に色の違いもあり、事前に塗装を行い新設する瓦の色は揃えておきました。さらに既存屋根材と色を揃えるため全体的な屋根塗装のご提案もいたしましたが、将来的には葺き替えをするということでこの度はそのまま収めました。
室内側は天窓を撤去した後に下から断熱材を入れ、ボードを張り、穴を塞ぎます。さらに内装工事として天井クロスの貼り替え、剥がれかけた壁紙の貼り直しを行いました。クロスの張替えは範囲にもよりますが、パテ補修や糊付けなど乾燥時間が必要なため一日作業となります。また室内工事はお客様がご在宅時に作業させていただいておりますのでご理解ください。
天窓のお困りごと・お悩み事解決します!まとめ
●日本には耐用年数(25年〜30年)を過ぎた天窓が100万ほどあるといわれています
●天窓がお荷物になってしまう理由は雨漏りの誘発やメーカーの撤退といった理由が大きく関係してます
●屋根の中でも雨漏りが起こりやすい場所が天窓です
●天窓の交換・撤去に際してはそれぞれのメリット・デメリットを理解しておきましょう
●天窓工事を行う際は足場を有効活用するためその他の屋根や外壁のメンテナンスも同時に検討してみましょう
●自然災害により被害を受けた天窓交換は火災保険を利用することができます
●ベルックス社の天窓では現在3つのシリーズの天窓が用意されています
●天窓交換はもちろん屋根葺き替えや外壁塗装など屋根・外壁のリフォームも街の屋根やさんにお任せください。
この記事の監修者
富田 功義
▼保有資格
2級建築施工管理技士・雨漏り診断士・一般建築物石綿含有建材調査者
20,000棟以上の施工実績を持つ『街の屋根やさん』多摩川支店の支店長。
赤外線カメラを使用した雨漏り調査など、幅広いお悩み事に対応可能なリフォームアドバイザー。
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- 調布市下石原で劣化して脱落したパミール葺き屋根を、スーパーガルテクトへ葺き替え工事!
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【施工内容】
屋根葺き替え
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