屋根塗装の流れと必要な日数は?初めての方にお伝えしたい屋根塗装の重要ポイント
更新日 : 2024年08月28日
更新日 : 2024年08月28日
屋根塗装が初めてという場合、いざネットで工事について調べてみると相場や工程の他に、「屋根塗装は意味がない」「塗装してはいけない屋根がある」といった情報まで出てきて、非常に混乱しやすい状態となっているように感じられます。
そこで、様々な塗装工事を行ってきた街の屋根やさんだからこそお届けできる情報を、屋根塗装が初めての方に向けて分かりやすくお伝えします。
「屋根塗装中の生活への影響は?」
「屋根塗装の流れや相場をまずは知りたい!」
など、知りたかった屋根塗装についての答えがあるはずですので、ぜひチェックしてみてください。
目次【表示】
屋根塗装はただ屋根に塗料を塗るのではなく、塗装による効果や美しさが長持ちできるような高い仕上がりを実現するため、「洗浄」や「下地調整」など様々な工程を経て行われます。
また、屋根塗装の工期は一般的に最短で5日前後が目安とされていますが、工事期間中の天候や屋根の広さ、元々の劣化症状によって左右されることがあります。
塗装工事の流れや必要な日数を知っておくことで、業者から提示された見積書の内容やスケジュールを把握しやすくなりますので、まずは屋根塗装の各工程について確認してみましょう。
屋根塗装が始まる前に、近隣住民への挨拶を行います。
工事中は騒音や塗料の匂いなどが発生し、近隣住民に迷惑をかけてしまう可能性があるため、事前に工事内容や期間を説明しておくことが大切です。
ご挨拶時には社名と担当者の氏名・連絡先をお伝えし、もしご不便に感じることがあった場合にはすぐに問い合わせていただき、対応できるようにしています。
安全に作業を進めるために、足場を設置します。
足場を組むことで、高所作業が安全かつ効率的に行えるようになります。
屋根のような高所での作業には労働安全衛生規則によって足場の仮設が定められていますので、見積書に足場代が含まれているかどうかはチェックしておきましょう。
塗装の前に高圧洗浄を行います。
150kgの高圧水流で屋根の表面に付着した汚れやコケ、劣化した塗膜を洗い流します。
高圧洗浄を行わずに塗装をすると、残ったままの汚れの上に塗料が乗るため、剥がれやひび割れを起こしてしまうのです。
そうならないよう、しっかりと汚れや古くなって浮いた塗膜を洗い流す必要があります。
洗浄作業とその後の乾燥を待つために、基本的には1日を必要とします。
塗装前に、屋根材の補修や調整を行います。
既に発生してしまっている屋根材のひび割れや欠損部分の修復に加え、棟板金の錆をケレン(塗装をするために錆や汚れを落とす作業)によって除去し、塗料を塗る下地の状態を整えます。
劣化や損傷個所を残したまま塗料を塗ってしまうと、早期に塗膜が剥がれやすくなり効果が長持ちしなくなってしまうためです。
プライマーで下塗りを行います。
通常、屋根塗装では3回に分けて塗料を重ね塗りしていきます。
まずは「下塗り」を行い、「中塗り・上塗り」で使用される塗料の下地材への密着性を高めます。
写真はそれぞれ、棟板金へ錆止め効果を持つ下塗り材を使用し、スレートには専用のプライマーを用いて下塗りを行っている様子となります。
写真の事例では遮熱塗料のアレスクールを使用していますので、下塗り材にも遮熱効果が備わった専用のプライマーを使うことでより高い効果を得ることができます。
塗りを重ねて厚い塗膜を作ります。
「中塗り」と「上塗り」の工程では、同じ塗料を2度重ねて塗ることで塗膜を厚くし、1度だけ塗る場合よりも耐久性を高めています。
また、塗料を重ねることで塗りムラを防ぐ意味合いもあります。
気温23℃で3時間程の乾燥時間となるため、朝に中塗りを行い、午後に上塗りといったスケジュールで実施できることがほとんどです。
気温の低い冬場ではより乾燥時間を要するため、2日に分けて行うなど乾燥状態には注意を払って工事を進めます。
塗装が終わったら、仕上がりのチェックを行います。
塗り残しや不具合がないかチェックし、必要に応じて追加の作業を行う段階です。
塗装後の状態は撮影し、お客様にも仕上がりを写真でご確認いただけます。
最後に足場を解体して屋根塗装は完工となります。
足場の解体には半日ほど掛かり、その他の資材も撤収すれば工事は無事終了となります。
以上の工程を経て、屋根塗装工事は行われます。
それぞれの工程が塗装の効果を長持ちさせるための意味を持っており、下地調整や乾燥時間のルールを遵守することで初めて美しい仕上がりが実現するのです。
屋根塗装の相場価格は、おおよそ40万円~とされています。
この費用は60㎡の切妻屋根をシリコン塗料で塗装した場合での参考価格ですので、実際には屋根の大きさによる塗装面積の違い、使用する塗料の種類やグレード、同時に行う工事との兼ね合いなど複合的な要因によって金額が変動します。
特に塗料の種類による価格差は大きくなります。
塗料は主にウレタン塗料・シリコン塗料・フッ素塗料・無機塗料の4種類に分かれ、さらに遮熱・断熱効果や耐候性を高めるための「ラジカル制御機能」の有無によっても価格が変わってくるのです。
ですので、塗装を検討するために見積金額を出してもらうには、屋根塗装にどの程度の耐久性や性能を持った塗料を使用したいのかを明確にすることが工事の第一歩となります。
ただ、屋根塗装で使用できる塗料はメーカーや製品が豊富に存在しているため、まずは漠然とした希望でも構いませんので業者に相談し、塗装知識に明るいスタッフから最適な塗料を提案してもらうこともオススメです。
屋根塗装の見積書を貰ったら見るべき項目を解説!
屋根塗装の見積書はただ工事金額を知るだけではなく、その業者に工事を任せても大丈夫かという信頼性を確認できる判断材料にもなります。
記載されるべき項目はきちんと存在しているか、曖昧な表現や何を指すかが不明な作業費はないかをチェックするため、以下のポイントが抑えられているかを確認しましょう。
1. 塗料の種類と数量:
使用する塗料の正しい名称と数量、単価など。
2. 各工程の作業費:
高圧洗浄、養生、塗装作業(下塗り、中塗り、上塗り)などの詳細な作業項目と、それぞれに対する費用。軒天や雨樋といった付帯部の塗装も行うのであれば、それについても金額が詳細に記載されるはずです。
3. 足場の仮設費:
足場を仮設するための費用。通常であれば足場代に加えて養生用メッシュシートの費用も含まれます。一般的には足場の設置が700~800円/㎡(2階建ての場合)、養生用メッシュシートは150円/㎡が金額の目安です。
4. その他諸経費:
資材運搬などの上記に当てはまらない費用が含まれます。
※ページ後半の「屋根塗装のNGポイント」でも解説しますが、スレート屋根の塗装では「縁切り」の工程が必要になりますので、そのための作業費やタスペーサーの部材費が記載されているかもチェックポイントになります。
見積書を受け取った際にはこれらの項目にしっかりと目を通し、塗装を依頼しても問題が無い業者かを考えることが大切です。
屋根塗装の工事中は、普段の生活にいくつかの制約が出てきます。
中でも工事前に確認されることの多い、
「窓の開閉は制限される?」「エアコンは使用しても良い?」「洗濯物は干しても大丈夫?」
といった工事中の生活に関する質問にお答えしたいと思います。
エアコンは使用できる?
屋根塗装の工事中でも、エアコンは使用していただいて問題ありません。
状況に応じて室外機にも養生をする場合がございますが、空気を通すメッシュタイプのカバーで覆えばこれまで通りエアコンはお使いいただけます。
業者によって対応が分かれるポイントのため、事前に打ち合わせておきましょう。
窓の開閉は?
屋根塗装の工事中、窓の開閉には注意が必要です。
塗装工程(下塗り、中塗り、上塗り)では、お部屋に塗料の臭いが入ってくることがありますので、窓を開けることは避けるべきと考えています。
また、塗装前の洗浄には高圧洗浄機を使用するため、窓を開けていると飛び散った洗浄水が室内にも影響を及ぼす可能性がありますので、閉めたままにしていただきます。
事前に工事スケジュールの中から窓を開けていても問題ない日を確認しておいたり、進捗報告時に担当から教えてもらうようにすれば安心ですね。
洗濯物は干しても大丈夫?
室外で洗濯物を干すことは避けるようにしましょう。
塗装時に発生する臭いが洗濯物へ付着してしまう問題に加え、工事中は屋根から塗料の飛び跳ねや作業による汚れ・破片などが落ちる可能性があります。
生活に制限を敷いてしまうのは心苦しいのですが、大切な衣類を守るため、工事期間は室内干しやコインランドリーの使用を視野に入れておいていただければ幸いです。
☑ 塗装してはいけない屋根材がある
☑ 特定の作業が不足すると屋根塗装が原因で雨漏りが発生する
屋根塗装を行う際には、上記のような注意点が存在しています。それぞれを簡単にご説明いたしますので、工事前にご自宅の状況と照らし合わせてみましょう。
塗装をしてはいけない「ノンアスベスト屋根材」に注意
90年代後半~2000年代中盤に販売されていた屋根材である「コロニアルNEO」「パミール」「レサス」などは塗装メンテナンスを必要とするスレートに分類されるのですが、塗り替えを行っても耐久性を維持できないという重大な問題を抱えています。
これらはアスベストの規制時期に販売された初期のノンアスベスト屋根材に共通する問題であり、塗装をしても屋根材を長持ちさせることには繋がりません。
そのため、カバー工法や葺き替え工事での屋根リフォームが最適な対処法となります。
コロニアルNEOを始めとしたノンアスベスト屋根の問題点や劣化の特徴については下記のページでより詳しくまとめています。
スレート屋根の「縁切り」不足は雨漏りの原因に
スレート屋根の塗装時に欠かせないのが「縁切り」と呼ばれる作業工程です。
縁切りとは、塗膜によって塞がれてしまう「スレートが重なる部分の隙間」を確保する作業を指します。
この隙間はスレートの裏側へ浸入した雨水の逃げ道となります。もし塞がったままですと、屋根の裏側で雨水や湿気が滞留することとなり、防水シートやスレート自体が傷みやすくなってしまいます。
業者には塗装工事が始まる前に縁切りをどのような方法で行うか聞いてみて、きちんと実施されることを確認しておくとトラブルを避けられます。
スレート屋根の縁切りの手段や重要性については以下のページで詳しくまとめられています。
屋根塗装について調べてみると、「屋根塗装は意味がありません」というような情報が出てきませんでしたか?
屋根塗装を検討し始めた段階でこのような情報に当たると混乱してしまいますよね。
屋根塗装は意味がない、というのは誤解です。
屋根塗装には屋根材を保護する意味があります
屋根塗装の目的は2つ、美観の回復と屋根材を保護することです。
屋根の防水機能の維持・屋根材の耐久性向上の2点に大きく関わっているのが、塗装によって形成される表面の塗膜なのです。
屋根塗装の必要性について、主要なポイントを2つご紹介いたします。
スレートの耐久性向上
スレート屋根は紫外線や風雨に晒されることで劣化が進みます。
セメントをベースに製造されているスレート自体には雨水を弾く機能が備わっていません。
雨水の浸透は屋根材の耐久性低下に直結しますので、表面を塗膜で保護することにより防水性を維持してスレートの傷みを防ぐ必要があります。
加えて、塗膜は紫外線がスレートに及ぼす影響も低減する役割があるので、屋根材の耐久性を維持するためには切り離せない存在と言えるのです。
金属屋根の天敵である「錆」を防ぐ
スレート屋根の塗装の必要性をメインにご説明してきましたが、近年使用率がグンと伸びた金属屋根にも屋根塗装を行う必要があります。
例えばトタン屋根は錆が発生すると周囲に広がりやすく、穴が開いてしまうなどの著しい劣化に繋がります。
それを防ぐため、錆止め効果のある塗料を使用した屋根塗装によって錆による被害を抑えることができます。
また、現在では金属屋根と言えば「ガルバリウム鋼板製の屋根材」が主流です。
ガルバリウム鋼板はそもそも錆びにくく、錆が発生したとしても侵食が起きにくい性質を持つため「屋根塗装は不要では?」と思われる方も多いです。
ですが、当然ながら錆が全く発生しないというわけではありません。飛来物による傷がきっかけになることもあれば、経年劣化によって段々と防錆性が落ちてくるため、錆への対策はどうしても必要となります。
ガルバリウム鋼板の錆びにくさを実現しているめっき層の表面を塗装によってコーティングすることで、30~40年という長い耐用年数で状態を維持することができるのです。
以上のように、屋根塗装には汚れたり色褪せた見た目を綺麗にする目的以外にも、屋根の状態維持に関する重要な役割があります。
寿命を迎えるまでは屋根材の耐久性を塗装によって維持し、雨漏りなどの問題を起こさせないまま次の屋根へとリフォームすることが理想だと言えますね。
屋根塗装を行う際に足場を設置することは、基本的に必須となります。
また、足場は外壁を囲むように設置するため、外壁塗装にも活用することができます。
外壁材も塗装による保護で長持ちさせることで耐久性を維持できますので、屋根と同様に定期的な塗り替えを必要としています。
そのため、屋根塗装で組んだ足場を活かして外壁を同時塗装される方は多くいらっしゃいますが、具体的にはどのようなメリットがあるのかを解説したいと思います。
屋根塗装と外壁塗装をセットで行うメリット
1. メンテナンスコストの負担を減らせる
屋根塗装と外壁塗装を別々に行う場合は、それぞれのタイミングで足場を設置する必要がありますので、足場の仮設費用は2回発生します。
一方、屋根塗装と外壁塗装を同時に行えば、仮設費用の負担は一度で済ませることができますよね。
足場の仮設費用はお住いの大きさにもよりますが、約15〜25万円と安くない金額が必要になる部分です。
ですので、お住い全体のメンテナンスに掛かるコストから足場代を削減できることが、外壁塗装を同時に行うことの最大の魅力と言えるでしょう。
2. 次回の塗装メンテナンスのタイミングを合わせやすい
同時に塗装することで金額面での負担を減らせることをお伝えしましたが、そうなると次回のメンテナンスでも屋根と外壁は一緒に塗り替えを行いたいですよね。
屋根と外壁では塗装の劣化速度に差が生まれます。それもそのはずで、屋根は外壁よりも雨や日光に強く晒される環境となりますので、塗膜は屋根の方が早く傷んでいく傾向にあるのです。
次の塗り替え時期を合わせるためにはこの劣化速度の差を考慮し、屋根と外壁で同時に塗り替え時期を迎えるような耐用年数の塗料を選ぶことが重要になります。
両方の塗装を同時に計画することで、こうした次回メンテナンスを見越した塗料の選定がしやすくなるのです。
3. 両方のバランスを見てカラーを決められる
塗装工事で何よりも楽しみなのが「色選び」という方もいらっしゃるでしょう。
これまでと近い色を選ぶのか、それとも大胆にイメージチェンジを狙うのか、ご自宅の外観について様々なパターンを考えてみるのは非常にワクワクするものです。
そんな色の選択で後悔しないため、大切にしてもらいたいことは屋根と外壁でのカラーバランスです。
特に近年では片流れを始めとした急勾配の屋根が流行していますので、地上からも屋根の色がよく見えるようになりました。それに伴って外壁の色との組み合わせがより一層重要になっています。
バランスを考えるのであれば、どちらか一方を先に塗装してしまうと、後から塗る方の色は選択肢がかなり狭まるでしょう。
せっかくお住まいの外観を大幅に変えることができるチャンスですので、色の組み合わせパターンを豊富に考えることができる屋根外壁の同時塗装がオススメになります。
色選びでお悩みでしたら、次節でご紹介するカラーシミュレーションをぜひご活用いただければと思います。
塗り替え前に、塗り替え後のイメージが分かります!
「イメージチェンジしてみたいけど、失敗したらどうしよう…」
屋根や外壁の色をこれまでのものと変える場合、期待と不安が入り混じります。
そこで活躍するのがカラーシミュレーションです。
色の組み合わせは自由自在。どんな色でも、どんなパターンでもシミュレーション可能です。ツートンにしてみる、1階と2階を塗り分けてみる、部分的に違う色にしてみるなど、納得のいく組み合わせを探すことができます。
カラーシミュレーション
Before & After 01 屋根・外壁の「塗装」施工例
実際にカラーシミュレーションをお試しいただいたお客様の声
初めての屋根・外壁塗装で、これまでの色で塗り直すかイメージチェンジするかかなり迷っておられました。
「寒色系から暖色系へ変えて、暖かみのあるお住まいのシミュレーションも試してみたい」とのご希望から、以下のカラーでのシミュレーションをご提案しました。
塗装工事中はご不安なようでしたが、完成後は大変満足されたようです。
お客様のご希望により、屋根は遮熱塗料、外壁は耐汚染塗料で塗装を行いました。
カラーシミュレーション
Before & After 02 屋根・外壁の「塗装」施工例
いかがでしたでしょうか。
初めて屋根塗装を行う方、そして久しぶりに2度目の塗装を検討されている方にも知っておいていただきたい内容をお届けいたしました。
屋根塗装で失敗したという意見は、大半がいい加減な業者による塗装によって発生したトラブルが原因となっています。
大切なことは施工不良を起こさないために塗装のルールを守ってくれる業者を探すことです。
私たち街の屋根やさんの点検・お見積もり作成は無料です。
屋根に加えて外壁の塗装も豊富な施工経験がありますので、塗装についてのご相談・お見積もり依頼ならご安心してお問い合わせください。
屋根塗装まとめ
●屋根塗装は近隣挨拶、足場設置、高圧洗浄、下地調整、下塗り、中塗り、上塗り、仕上がりチェック、足場解体の各工程を経て行われ、工期は最短で約5日です。
●一般的な相場価格は40万円~ですが、塗装面積や使用する塗料の種類・グレードにより変動します。
●屋根塗装工事中のエアコンは使用可能。窓の開閉は洗浄・塗装中は控えてください。洗濯物は室内干しやコインランドリーのご利用を視野に入れましょう。
●防音材、吸音シート、断熱材をいれて施工することで防音対策ができます
●「屋根塗装は意味がない」は誤解です。屋根塗装を行うことで屋根の耐久性を維持することができます。
●外壁塗装と同時に行うと足場代のコスト削減など様々なメリットがあります。
この記事の監修者
富田 功義
▼保有資格
2級建築施工管理技士・雨漏り診断士・一般建築物石綿含有建材調査者
20,000棟以上の施工実績を持つ『街の屋根やさん』多摩川支店の支店長。
赤外線カメラを使用した雨漏り調査など、幅広いお悩み事に対応可能なリフォームアドバイザー。
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