屋根工事の種類を詳細解説!費用、業者選びのポイントもご紹介
更新日 : 2024年03月14日
更新日 : 2024年03月14日
屋根のことは私たち街の屋根やさんにお任せください。経験豊富なスタッフが皆様のお住まいの屋根を守ります。街の屋根やさんでは各種屋根工事や屋根リフォームを承っております。
屋根工事はその屋根の形状や使われている屋根材により小規模から大規模工事まで様々あります。必要な屋根工事は屋根の調査をした上でご提案させていただきます。
目次【表示】
屋根リフォームの中では最も大規模な工事です。
瓦屋根や化粧スレート(コロニアル・カラーベスト)、金属(ガルバリウム)とさまざまな屋根の葺き替えを行っております。
これまでの屋根を解体し、新しい屋根に葺き替えます。防水紙やその下にある野地板などもメンテナンスしますので、安心が長続きいたします。
●屋根材によって基材30年保証、50年保証
といった驚くほどの長期保証があるので
安心して生活できる
●長年使用し傷んだ下地まで補修できるので
その後不具合が起きる可能性が低くなる
●軽量な屋根材へ変更することで
耐震性の向上が図れる
●廃材処理費などがかかるので結構な出費になる
(アスベストを含む屋根材は特に高額)
葺き替えによる屋根の軽量化は耐震性にも貢献します
近年軽量な金属屋根材が注目されていますが、
金属屋根材は1㎡あたり5㎏であるのに対し、化粧スレートは1㎡あたり20㎏、瓦は60㎏と非常に重たく、その分住宅にも負荷がかかり続けた状態になっています。もちろん住宅はその屋根の重みに耐える強度を持っていますが、住宅が劣化しているのであれば重みに耐えきれず、地震などをきっかけに倒壊することも十分にあり得ます。今後の地震に備えて、少しでも耐震性を上げたいとお考えの方は軽量な屋根材への葺き替え工事がオススメです。
オススメの屋根材
●IG工業 スーパーガルテクト
高耐久のSGL鋼板と断熱材が一体になった屋根材です。製品保証も非常に長く、改良によって海岸部周辺での保証範囲も緩和されましたのでより一層使いやすくなった屋根材です。
●ディーズルーフィング エコグラーニ
高耐久なジンカリウム鋼板の表面に自然石粒を吹き付けることで雨音の緩和が図れ、上品な仕上がりも魅力的です。屋根材と下地との通気層で熱を逃がしますので室内の快適性も向上します。
●ルーガ雅・鉄平
一般の瓦の約半分以下の重さで仕上げることができる樹脂混入繊維補強軽量セメント瓦のルーガは許可を受けた施工業者でしか施工が出来ない為、施工前からかなり信頼性が高い屋根材です。塗装の必要もない為、長く安心してお使いいただけます。
これまで使用していた瓦や天然スレート(石板)を再利用して屋根を葺き替える屋根リフォームです。とても環境に優しい屋根リフォームと言えるでしょう。
特に「外観を変えたくない」「支出を抑えたい」という方にお勧めです。防水紙やその下にある野地板などはメンテナンスして、刷新します。
●これまで使用していた屋根材を
再利用しますので環境に優しく
材料費を節約できる
●住宅の印象が変わる心配が必要ない
●粘土瓦や天然スレート(石板)など限られた
長寿命の屋根材でしか施工できない
●割れや欠けに備え、予備用の瓦が
必要なので瓦が廃盤だと施工できない
●長年使用した瓦は角が取れ丸くなっている
ことから固定が不十分になるため
葺き直し工事に使用できないケースもある
●イメージチェンジは出来ない
これまでの屋根に新しい屋根を被せるのが屋根カバー工法です。
これまでの屋根を解体しないので、廃材がほぼ出ません。人気の屋根リフォームですが、施工できる屋根と屋根材が限られています。こちらも環境負荷が低い屋根リフォームです。
●廃材がほとんど出ないので処分費が節約できる
●屋根が二重になるので
断熱性と遮音性がアップする
●アスベスト屋根材の解体等が無い為
近隣に住む方への配慮も最低限で済む
●屋根が重くなるので(1㎡で5kg程度)
耐震性や減震性の面で不利となる
●雨漏りが起きてしまった際
原因追及はもちろん
補修費用が高くなるケースがある
四六時中、日光や風雨に曝されている屋根。その中には塗装が必要なものもあります。
スレート(コロニアル・カラーベスト)や金属屋根、セメント瓦などの屋根は定期的に塗り替えをすることによって美観の保持だけでなく、寿命を延ばすことができます。
●定期的に行うことで
屋根を長持ちさせることができる
●遮熱塗料などを使用すると暑さを軽減するなど
快適機能を付与することができる
●屋根全体メンテナンスの中でも
比較的安価に行うことができる
●屋根材の耐用年数や寿命の関係で
施工できないこともある
●化粧スレートの場合
タスペーサー未設置・縁切り不足等で
施工後に毛細管現象による
雨漏りを起こしてしまうことがある
瓦も化粧スレートも毛細管現象には要注意!
薄い形状である化粧スレートは塗料で屋根材同士が密着すると、屋根内部に入り込んだ雨水を排水する隙間がなくなり雨漏りを起こしてしまいます。 同様に瓦の固定を目的にラバーロックを行った際も、誤った施工を行うことで毛細管現象が発生し雨漏りを起こしてしまいますので、正しい施工方法を行うかの確認のためにも施工方法を知ることが大切です。
瓦を固定し、支えているのが漆喰です。
瓦の寿命は50年以上と言われていますが、漆喰はそれよりも早く劣化してしまいます。漆喰の劣化は瓦のずれや落下に繋がりますので、定期的に補修が必要です。
漆喰の状況により、漆喰の詰め直し工事、漆喰の積み直し(棟瓦の取り直し)工事があります。
●早め早めに行っていれば
棟全体を積み替えることなく
瓦のずれや落下を防止できる
●瓦がずれている場合は
棟瓦を全て積みなおさなければならない
こともある
漆喰を使用しない瓦工事「乾式工法」もチェック!
屋根葺き替え工事で屋根材を変更しなくとも屋根の軽量化を図る事が出来ます。それが乾式工法と呼ばれる土や漆喰を使用しない施工です。土葺きから引っ掛け桟工法へ変更することもそうですが、棟だけでも漆喰や土を使わず乾式面戸シートに変更することで、大幅な軽量化が図れます。
瓦の施工に関しては年々自然災害による被害を考慮して改善されてきています。しかしそれはあくまで指標であり施工上の義務ではない為、瓦工事業者の判断にゆだねられています。瓦全数釘止め義務化の方針も進んでいるようですが、2020年12月時点ではまだ施行されていません。つまり各々の責任です。だからこそどのような施工方法があり、どれほど災害に強い施工を行うのかを確認することがトラブル・被害防止策になります。
主にスレート(カラーベスト、コロニアル)屋根や金属屋根の棟に使われている板金は強風で最も被害が出やすい部分です。飛散してしまう場合もあります。
飛散してしまうと危険ですし、ご近隣に迷惑をかけてしまうこともありますから、被害が出る前に交換してあげるのが理想です。
●交換する際に貫板を樹脂製のものに換えれば
以前よりも風に強い棟板金にできる
●棟板金に傷みが出ているということは
他の部分にも傷みが出ている可能性があるので
思った以上の修復費がかかることもある
2階が暑いという方は換気棟の設置+屋根塗装の検討も!
生活している中で2階(最上階)の部屋が暑いという方も少なくないでしょう。暖かい空気は軽く上昇するため、暑くなるのは仕方ないのですが熱がこもるのは排出できていないからです。
同様の理由から小屋裏も暑くなりがちですが、いつまでも続くと構造材も乾燥し強度が低下してしまいます。また温度差によって結露が生じればカビも発生しやすくなります。このような事が起こる場合は換気棟の設置がオススメです。
軒裏換気や妻換気との併用がオススメですが、室内の上部にこもる熱を自然に逃がすことができます。更に遮熱塗料での塗装を組み合わせることで室内温度が上昇しにくく快適な室内を実現させることができます。
屋根の雨水を集水して速やかに排出するのが雨樋の役目です。
雨樋がないと軒先から流れ落ちる雨水で建物の周りに溝が出来たり、泥跳ねなどによってお住まいを傷める原因となります。目立ちませんが大切な部分です。
●以前より大きいものへ変えれば
集中豪雨などでも溢れ出す可能性が低くなる
●2階の雨樋交換には足場が必要となり
その仮設費用が以外に高い
屋根の雨水を集水して速やかに排出するのが雨樋の役目です。
雨樋がないと軒先から流れ落ちる雨水で建物の周りに溝が出来たり、泥跳ねなどによってお住まいを傷める原因となります。目立ちませんが大切な部分です。
●定期的に行うことによって漏水を防ぎ
建物を健全に保つことができる
●通気緩衝工法の場合
脱気筒が邪魔になることがある
知っておきたい密着工法と絶縁工法の違い!
新築にはFRP防水やシート防水が施工されることが多いですが、改修時には柔軟性が高く耐久性・コスト面でもバランスがとれたウレタン防水工事が多く採用されます。
それほど傷んでいない防水面にはそのまま防水層を形成する密着工法が可能ですが、築年数の経過や雨漏りがみられる場合は絶縁工法(通気緩衝工法)を行います。これは下地と防水層を完全密着させないことで、下地に溜まっていた水分・空気を逃がす空間を作っておき塗膜の膨れや割れを防ぎます。溜まった空気は脱気盤・脱気筒から排出されますが、小さな面積であれば邪魔にならない脱気盤を取り付けますので歩行への支障はありません。
狭小地住宅が多い現在、プライバシーを守りながら採光性・通風性、解放感を得るために最大限の効果を発揮するのが天窓(トップライト)です。数十年メンテナンスをせずに使用しているお住まいも多いのですが、10年でのメンテナンス、20年での交換が推奨されていますので、屋根リフォーム等に合わせてしっかりとチェックしておきましょう。
●壁面の窓より3倍の採光性、4倍の通風性と
いわれる天窓(トップライト)は
光熱費の削減だけでなく
健康上にもよい環境を与える
●屋根材とは別の材料を取り付ける為
必然的に雨漏りのリスクが高まる
●また時には日差しがまぶしい、
雨音がうるさい等の屋根材ではないが故の
デメリットを感じることがある
生活にあわせて天窓の種類を決めましょう!
天窓には採光を目的とする開閉できないFIXタイプ、通風も可能な開閉(手動・電動)タイプ、日差しを遮られるブラインドもあるタイプ等様々です。天窓は滅多に補修するような場所でもありませんので、今後の生活様式を考えてどのようなタイプを設置するかを考えておきましょう。
屋根工事は一般住宅だけではなく、アパートやマンションといった集合住宅、倉庫や工場等、企業様の資産価値にも必要です。しかし集合住宅の場合は入居者様への配慮が重要ですし、倉庫や工場は規模から用途に合わせて使用できる材料も異なります。幅広い知識を持って工事に臨まなければならない為、施工が出来るリフォーム業者も少なくなります。その点私たち街の屋根やさんは数多くの実績から工場や倉庫、アパート等の屋根工事も承ってきております。
入居率を上げる為のアパートメンテナンス、資産価値・企業価値を維持するための工場・倉庫メンテナンスをご検討中のオーナー様・企業様は、お気軽に私たち街の屋根やさんの無料点検にお問い合わせください。
多くの方が気になっているのはやはり費用です。屋根工事と一言で言ってもほんの少しの補修で雨漏りが改善されることもあれば、屋根葺き替え工事が必要になるケース等様々です。本来であれば〇㎡何万円と明記できれば良いのですが、立地や周辺環境、屋根の状態、面積、使用する屋根材、足場の有無等で費用が大きく異なってきます。そのため、まずは私たち街の屋根やさんの無料点検をご利用ください。もちろん数社での相見積もりもオススメしていますし、しつこいお電話等は一切行っておりません。
調査の上お見積りを提出し工事のご依頼を頂いてから、工事日程の調整を行わせて頂きます。お支払いに関してはリフォームローンやクレジット決済も承っておりますので、お気軽にご相談ください。
工事中は作業車の搬入や騒音の発生が考えられます。今後のご近所トラブルが起きないようにも、工事の前日までには近隣の方への近隣挨拶をさせて頂きますのでご安心ください。
屋根工事で日程がズレる可能性があると言えば天気です。作業スタッフの安全性・施工性の観点からも雨天時は通常延期とさせて頂いております。
※高圧洗浄・室内工事、施工に支障がない施工時は雨天時でも施工させて頂きます。
また屋根工事で質問が多くあるのが「追加費用が発生しないか?」という事です。簡単に確認できない屋根の工事だからこそ追加が発生する可能性があるか不安が大きいと思いますが、私たち街の屋根やさんは追加費用が発生しないよう点検時の調査を徹底しております。
追加費用が発生する可能性があるのは点検時に確認することができない下地の腐食です。築年数や屋根の状態を考慮してあらかじめご提案することもありますが、予期しない状態の際には工事を止めご相談させて頂きますので、あらかじめご了承ください。
工事中においてはマイスター制度に則って作業を行いますのでご安心ください。
施工・清掃が完了後、完了確認を持って工事は終了です。屋根工事では工事内容によって施工保証をつけさせていただき、年数に合わせて隔年定期点検を実施しております。この際に施工箇所以外でも気になる箇所がございましたら、お気軽にご相談いただければと思います。
屋根材によっては製品保証書もありますが、工事完了後から申請し到着するまで1~2週間かかりますので、弊社に届き次第お客様へ郵送させていただいております。
自然災害での被害復旧には火災保険を利用しましょう!
今回9つの屋根工事に関してご紹介しましたが、常に雨風に晒される屋根だからこそ経年劣化だけでなく、台風や地震による被害が生じる可能性が十分あります。その際はしっかり火災保険を利用し支出を抑えたリフォーム工事に臨みましょう。
近年激甚災害と呼ばれる自然災害も立て続けにあり、それに伴い保険申請のための手数料、キャンセル時の違約金、振込後も着工しない等、火災保険に関するトラブル相談が倍増しています。自然災害は予想もできない事ですので実際被害に遭った際に慌ててしまうのも仕方ありませんが、トラブルが多く発生している以上まずは落ち着いて適切な業者を選定することが大切です。安心して工事を任せられる業者を選んでおく、HP等で正しい工事を行っているかを見極めてから工事を頼むようにしましょう。
また補償範囲等は違いますが共済も風災時に利用できますので、申請方法がわからない、早く修繕したいという方はご相談ください。
最近はインターネットで屋根工事業者を探して工事を行ったという方も非常に多いと思います。
近所の大工さんも高齢になり、廃業してしまったという方もいらっしゃいますし、地元でない為近くの業者を知らないという方も多いでしょう。 その一方で顔も見えない、得体のしれないネット上の屋根工事業者に大きな不安を感じるという方も多いです。
そこで屋根工事業者を選ぶポイントを少しご紹介します。
一つは施工実績、施工事例やブログが多く投稿しているという事はたくさんの現場を見ているという事です。
もう一つは許可の有無です。軽微な補修工事であれば許可がなくともできます。それ以外の屋根工事を請け負うには建設業許可を取得しなければなりませんが、実は一定の要件をクリアしていないと建設業許可は取得できないのです。そのため持っているだけで企業の信頼性があるという事です。
最後にリフォーム瑕疵保険を利用できるかです。リフォーム瑕疵保険も登録事業者は一定の条件をクリアした業者のみ加入できます。工事に使用するかしないかはお客様自身でお選びいただけますが、それなりの信頼がないと利用できない制度でもありますので、ぜひ屋根工事を任せられるか、適切な屋根工事業者かを見極めるポイントとして覚えておいてください。
屋根工事の種類を詳細解説!費用、業者選びのポイントもご紹介
まとめ
●屋根葺き替え工事は屋根材だけでなく、下地の補修・補強も出来る為、長期間にわたって不安が残らない施工方法です。
●高耐久な瓦や天然スレートは屋根葺き直し工事で再利用できます。屋根材の費用が掛からない為支出は抑えられますが、注意点もありますので施工前のチェックが大事です。
●近年施工数が多くなったのが屋根カバー工法です。支出を抑えるだけでなく屋根を二重に仕上げることで高い遮音性・断熱性を手に入れられます。
●屋根の全面改修として比較的安価にできるのが塗装工事です。建材の保護だけでなくイメージチェンジもできます。
●瓦屋根で欠かせないのが漆喰工事です。最近では棟の軽量化を図り、漆喰や土を使用しない乾式工法も注目されてきていますので施工前にメリット・デメリットを比較しましょう。
●強風による飛散対策に棟板金工事は重要です。下地を樹脂製に変更したり、換気棟の設置等で快適性の向上も図れますので生活に合わせて工事内容を決めましょう。
●屋根工事で足場を掛ける際にご検討いただきたいのが雨樋工事です。火災保険には足場費用も申請できますので、ぜひ有効活用していきましょう。
●バルコニー・ベランダ・陸屋根からの雨漏りを防ぐには防水工事です。築年数や劣化の状態にあわせて密着工法・絶縁工法を使い分けましょう。
●アパートや工場等、大規模建築物は使用材料も施工時の注意点も異なります。建物の価値を守るためにも信頼できる屋根工事業者へメンテナンスをお願いしましょう。
●屋根工事前には様々な不安が募るかと思いますが、しっかりとした点検と丁寧なご説明を心がけています。
●屋根工事時には10のお約束、マイスター制度を徹底しお客様の不安が無くなりますよう丁寧な施工を行いますのでご安心ください。
●屋根工事後は屋根の状態と築年数に合わせ施工保証をつけさせていただいております。今後は隔年定期点検にお伺いいたしますので、気になる事・不安点はお気軽にお申し付けください。
●自然災害による被害には火災保険や共済を利用しましょう。近年火災保険に関するトラブルが目立ちますので、焦らず正しい屋根工事業者を選定するようにしましょう。
●インターネットでの業者探しが主流となりつつある今、実績や許可、正しい情報を提供しているのかが業者を見極める指標にもなります。飛び込み業者等が来ても数社での相見積もりをしっかり行いましょう。
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