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スレート屋根は塗装するべき?塗装の注意点を徹底紹介!

更新日 : 2023年08月30日

更新日 : 2023年08月30日

スレート屋根は塗装するべき?塗装の注意点を徹底紹介!

 スレート屋根は塗装によるメンテナンスが必要です!

 そう聞いて、そう言えばそろそろ汚れてきたかも…でも本当に塗装はした方が良いの?と疑問に思う方へ。屋根塗装にはそれなりの費用がかかりますから、納得のうえで行いたいですよね。

 スレート屋根を長くきれいに、そして安心して使っていくために。
 スレート屋根に塗装が必要な理由や、塗装の時期、そしてスレート屋根塗装の際の注意点などを解説していきます。

 スレート屋根のリフォームにお悩みの方、屋根が汚れてきて気になる方はご参考にしてください。

なんでスレート屋根は塗装が必要なの?

スレートは塗装しなければ吸水する

 多くの一般住宅に使われているスレートは「化粧スレート」と呼びます。(天然石を加工する天然スレートと区別しています。)
 セメントと繊維質を混ぜ5㎜ほどの厚みに圧縮・成形した屋根材で、屋根材メーカーごとにコロニアルやカラーベストと呼び方が異なるものの、すべて同じと考えていただいて問題ありません。

セメント系スレート(化粧スレート)

 セメントが主原料になっている為吸水してしまわないように施工時にはすでに塗膜保護されています(カラーバリエーションが豊かですよね)。
 その塗膜が太陽光や雨水に晒され続けて劣化していくと、スレート自体が吸水し苔や藻の付着を起こすようになってしまいます。色褪せ、苔や藻などで変色してくるので、「きれいにしたい」「このまま放っておくのは心配」と塗装のご相談をいただくことも多いです。
 この時点ではまだ軽微ですので塗装メンテナンスを行うことで美観は改善され、耐久性もその状態を維持できます。

劣化したスレートは吸水し苔や藻が付着

スレート屋根の塗装は美観目的だけではない

 しかし問題は吸水と乾燥を繰り返すだけの時間放置してしまう事です。
 物体が吸水・乾燥を繰り返すとどうなるか。例えばスレートの厚みと近い厚紙の段ボールでもその変化は十分わかるでしょう。水を吸うとしわしわになり切れやすくなり、熱を加えるとその状態のまま乾き縮みます。スレートでも同じようにダメージを負い、吸水・乾燥を繰り返すと屋根材が浮き・反りを起こしてしまうのです。

浮きや反りを起こし割れやすくなっている

 実生活に影響はない程度であっても、浮きや反りはスレートを割れやすくさせ、一度浮きや反りを起こしたものを塗装しても元に戻ることはありません。スレート屋根にとって実は非常に深刻な状態なのです。
 スレートの一部が浮いたり割れたりしてもすぐに雨漏りになるようなことはありませんが、そこから水が染み込めば徐々に下地を傷め、屋根の寿命を縮めます。
 さらに、もろくなったスレート屋根は、台風などの強風を受け一気に剥がれてしまうこともあるんです。近年大型化する自然災害による被害をゼロにすることは難しいかもしれませんが、できる対策は早めに行い、安心できる屋根で過ごしていただきたいと思います。

台風時に剥がれてしまったスレート屋根

 スレート屋根の塗装は、見た目をきれいに保つことだけが目的ではないのです。
 屋根材と屋根を長持ちさせ、自然災害などによる被害を最小限に抑え、長く安心して住める屋根にするために必要なのです。

 最も過酷な環境下に置かれる屋根ですので、100%劣化・被害を防ぐという事は不可能ですが、大事なのは何度もダメージを蓄積させない事!そしてそのためには定期的な塗装による塗膜保護が欠かせないという事です。

セメント系スレートは定期的な塗装による塗膜保護が欠かせません

屋根塗装メンテナンスについて詳しくはこちら

塗装の時期と劣化サイン

 屋根も外壁も急に汚れが付着し、急に見栄えが悪くなるわけではありません。徐々に塗膜が劣化し保護効果がなくなっていきますので、毎日住んでいる方は特に変化を感じ取ることが難しいのが現状です。

築年数から見るスレート屋根の塗装時期

 そこでいつ塗装すれば良いのか?というポイントにまずは築年数が挙げられます。新築から初めての塗装は10年前後が推奨されています。その後も10年を目安に、20~25年を過ぎたら、葺き替えや屋根カバー等のリフォームも検討するべきです。

築年数によるスレート屋根・塗装時期の目安

劣化状態から見るスレート屋根の塗装時期

 しかし10年というのはあくまで目安で、実際には立地環境や気候、元々の塗膜の耐久性によっても塗装時期は変わります。
 そこで、塗膜の劣化を示すサイン、色褪せや汚れの状態を確認しておくのが良いでしょう。

色褪せ・変色

色褪せ変色

 塗膜が劣化すれば一番に変化が出てくるのが色です。屋根でなくても、日に焼けて色が変わってしまったという経験をお持ちの方も多いと思います。同じように、毎日紫外線を浴びて成分が変化してくると、鮮やかさが失われます。新築時の色を思い出してみてください。

 塗膜が劣化してくると、表面に顔料の粉が浮き出るチョーキング現象も起こり始め、色褪せて見える一因です。

 さらに、水を吸うことで変色してくることもあります。特に屋根材の端の部分の色が濃くなって縁取ったようになっているスレートをよく見かけます。

浮き・反り

浮きや反り

 前述したように、吸水と乾燥を繰り返しているうちにスレートが変形し浮いてくることがあります。下から見上げても分からないくらいの浮きであることも多いですが、スレート通しがまっすぐ並んでないように感じたら要注意です。

コケ・藻・カビ

コケや藻・カビ

 さらにスレートが水を含むようになるとそこにコケや藻、カビが発生します。全体に黒ずんで見えたり、黄土色に見えたりします。この段階になると遠目でもだいぶ汚れたように見えるので、この時点で劣化に気づきお問合せいただくことも多いです。

屋根の苔・藻・カビについて詳しく

 スレート屋根のこのような変化は毎日見ていても全く分からないかもしれません。年末の大掃除にあわせて等タイミングを決め、1年に1回はお住まいをしっかり見渡してみましょう。見るお住まいの方角によって劣化のサインは全く違います。日当たりの良い南面は色あせが顕著に見られ、日影の多い北面はコケや藻の発生が見られることが多いため、最も気になる面を参考に塗装メンテナンスを検討しましょう。

方角によってお住まいの劣化状態は違うため最も気になる状態を基準に塗装を検討しましょう!

スレート屋根の塗装手順

① 足場仮設・メッシュシート

 屋根の塗装を行う以上、ほぼ100%安全性・施工性・周辺住宅への配慮を考慮し足場仮設・メッシュシートが必要です。

足場の仮設とメッシュシートの用意

足場の有効活用についてはこちら

② 高圧洗浄

 化粧スレートに付着した汚れや苔・藻をしっかり洗い流し塗装面を綺麗にします。施工前は「少し汚れている」だけの屋根に見えていたはずが洗浄後に真っ白に見えるスレートは非常に多いです。これは既に塗膜が保護もできず表面に残っていた状態だった証拠で、白く見える部分があればスレートの素地が露出してしまっているのです。

高圧洗浄

③ 下地処理

 薄いスレート屋根材は飛来物や強風などでひび割れていることもあります。ひび割れで雨漏りが起きるわけではありませんが、綺麗で安心な状態に仕上げるためにもシーリング材での補修はしっかり行っておきます。また屋根材の頂部は棟板金で保護していますが、こちらも風の影響を受けやすい箇所です。釘が浮いていないか・板金が変形していないか・しっかり固定されているかなどを確認し、突発的な自然災害に備えましょう。

下地処理

④ 下塗り

 スレートに塗膜が残っている・残っていないに関わらず屋根面の状態は非常に悪く塗装の仕上がりが悪いため、下塗りで密着性向上・吸い込み止めを行います。屋根塗装では多くのケースでシーラーを使用しますが、肉痩せや割れ等でスレートの劣化が著しい場合はフィラーの使用をお勧めしています。

下地処理

ベスコロフィラーについてはこちら

⑤ 中塗り・上塗り

 スレートを保護するために高耐久塗料で2回塗り重ねていきます。現在一般的に使用されているグレードはシリコンですが、屋根は外壁よりもより紫外線や風雨の影響を受けやすく劣化しやすいため、外壁塗装で使用した塗料よりも1グレード上のフッ素や無機塗料での塗装がオススメです。

中塗り・上塗り

スレート屋根塗装に必須の縁切りとは?

 スレート屋根を塗装するときには絶対に必要な工程があります。それが

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縁切り

 もしくは

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タスペーサーの使用

です。

 この工程を省くと後から雨漏りを引き起こす恐れがあります。残念ながら、塗装をしたことがあるスレート屋根の点検に伺うと、「縁切り」「タスペーサーの使用」がされていないケースを見ることがあるのが事実です。

なぜ塗装で雨漏りになるのか

 スレートはご紹介した通り、また見ての通り非常に薄い屋根材です。そこに塗料を塗っていくと、元々わずかにあった屋根材同士の隙間が埋まり密着状態になってしまいます。

 屋根材間には隙間はない方が雨漏りにならないのでは?と思われるかもしれません。ところがそもそも屋根材間の隙間はスレートの裏側に入り込んだ雨水を逃がす貴重な存在でもあります。その隙間が埋まるという事は屋根材の切れ目等から入り込んだ雨水を排出できず、やがて雨水が毛細管現象により釘穴の高さまで吸いあがってしまい、その釘穴から浸入し雨漏りを起こしてしまうのです。

縁切り不足や毛細管現象による雨漏りの図説

 せっかく塗装をしたのにその後雨漏りを起こしてしまったというお住まいは非常に多く、ほとんどが縁切り不足・タスペーサー未設置により発生した毛細管現象での雨漏りなのです。

塗装後に雨漏りを起こした原因

 このようなことが起きないように、皮スキやカッターで屋根材の隙間を切る縁切り作業かタスペーサー設置が必要不可欠ですが、縁切り作業は塗装後の屋根での作業になるため、塗装面が汚れる、塗膜が傷つく、また屋根材が接着する可能性があるなどのデメリットがあり、近年はタスペーサーが主流です。

スレート塗装の最重要ポイント

 タスペーサーは主に下塗り後、屋根材の隙間に差し込むだけで隙間を埋めることなく塗装が出来る優れものです。屋根材1枚に対し1箇所設置のシングル工法、2箇所設置のダブル工法がありますが、化粧スレートの状態にあわせて適切な施工で隙間を設けていきます。

タスペーサーの重要性はこちら

 屋根塗装というと決して難しくはない、塗るだけでしょ?と思う方もいらっしゃいますが、一つ手間を抜くだけでひび割れが目立つ、すぐに色あせた、雨漏りを起こしてしまったという事になりかねません。

 スレート屋根の塗装を業者に依頼する際には、縁切りやタスペーサー設置が正しく行われるか、確認してみてください。見積書に作業費や材料費として記載されることがほとんどですが、無ければ直接聞いてみましょう。
 普段見えない部分のメンテナンスだからこそ、正しい知識を持ち適切なメンテナンスを提案する屋根工事業者に相談することが大事です。

正しい知識で適切なメンテナンスを提案できる
屋根工事業者に工事を依頼しましょう!

見積書の比較ポイント

塗装できない化粧スレートが存在します!

 主原料の観点から定期的な塗膜保護が必要な化粧スレートですが、実は塗装が出来ないスレートも存在します。それが石綿(アスベスト)の規制が強まった2000年前後に販売されたスレートの一部製品です。

クボタ アーバニー

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クボタ アーバニー

セキスイ かわらU

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松下電工 レサス

松下電工 シルバス

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松下電工 シルバス

 ご紹介したのは一部の屋根材ですが、これらは割れや層間剥離が著しく、塗装前の高圧洗浄が出来ない、塗装が出来たとしても屋根材自体の寿命が短い等の理由から、塗装自体が出来ない屋根材として知られています。

 こういったスレートが使われた屋根の場合は、屋根の状態やご希望に応じて、葺き替えか屋根カバー工事をご案内しています。

 中にはアスベストが含まれており頑丈な上記製品も存在しますが、施工してから年数も経過している為、塗装が出来ない可能性が高いという認識で考えましょう。これらの屋根材は建築仕様書でも確認できますが、プロが見ればすぐにわかる顕著な特徴もありますので、心配という方はお気軽に私たち街の屋根やさんへご相談ください

屋根材自体の問題で塗装ができない場合、カバー工法や葺き替え等のメンテナンスを行いましょう!

メールでのお問い合いわせ

屋根塗装の塗料選び

 屋根塗装を行うにも、様々な塗料があります。色や機能、ご予算などをお伝えいただければ見合った塗料をご提案させていただきます。
 ここでは、屋根用塗料を選ぶ際のポイントを2つご紹介いたします。

屋根には耐久性の高い塗料がおすすめ

 屋根は、外壁と比べても直射日光を浴びる面積が広く、雨雪も直接受け止める場所です。そのため「劣化が早い」と覚えておいていただいた方が良いです。

 ですから今後も長持ちさせるなら、なるべく耐久性・耐候性の高い塗料をおすすめしています。

 例えば、塗料は成分によってグレードの違いがあり、高いグレードのものを選べばその分耐用年数も長くなります。

屋根は太陽光や雨水に晒され常にダメージを受け劣化しやすい場所

 また最近では「ラジカル制御型塗料」が増えました。塗膜を破壊するラジカルを抑えることで長寿命を可能にした塗料です。一般的に機能が高い塗料は比例して価格も上がりますが、これから何年維持したいのかなども考慮に入れて検討しましょう。

各塗料の耐用年数と費用

ラジカル制御型塗料「ファインパーフェクトベスト」

ファインパーフェクトベスト

 代表的な塗料メーカーである日本ペイントが販売している屋根用塗料です。「ベスト」はスレートが「カラーベスト」とも呼ばれることから名づけられています。
 ラジカル制御の効果で色褪せしにくく、防藻性・防かび性も備えています
ファインパーフェクトベストについて詳しくはこちら

スレート屋根を鮮やかなブルーで塗り替え

施工前

矢印

施工後

施工前

施工後

 棟板金が外れてしまったことから、併せて塗装メンテナンスを行うことになりました。劣化が進み見た目にも表面がざらざらとしていることが分かります。
 「ファインパーフェクトベスト」のベネチアブルーで鮮やかに生まれ変わりました。

遮熱塗料で光熱費削減

 エネルギーが高騰している昨今、屋根に遮熱塗料を用いるのもポピュラーになりました。遮熱塗料とは、太陽光に含まれる近赤外線をよく反射することでスレートの温度上昇を軽減する塗料です。夏に屋根から伝わる熱が減れば、室温上昇も抑えられ、光熱費の削減にもなるかもしれません。

一般的な塗料と遮熱塗料の効果の差

遮熱塗料「サーモアイ」

日本ペイント・サーモアイシリーズ

 遮熱塗料「サーモアイ」を屋根の塗装した住宅では電気代が最大約27%も削減されたという結果があります。サーモアイシリーズの専用下塗り材を併用することで効果を最大限に発揮できます。
サーモアイについて詳しくはこちら

黒ずんだスレート屋根をぴかぴかに

施工前

矢印

施工後

施工前

施工後

 築15年、元々赤かったスレートはカビなどでくすんだ色になっていました。ところどころにひび割れも見られます。ひび割れは補修し、フッ素樹脂成分で耐久性の高いサーモアイFにて艶を取り戻しました。

屋根塗装は外壁塗装とセットで行うのがベスト!

 今回は屋根、特に塗装メンテナンスが欠かせない化粧スレートに関してご紹介しましたが、スレート屋根が塗装時期に差し掛かっているという事は、外壁にも経年による劣化が見られるはずです。また屋根を塗装するためには足場仮設・メッシュシート設置は必須であるため、このタイミングで外壁の塗装を実施されたほうがはるかにオススメです。

足場仮設のタイミングで屋根塗装以外に外壁塗装等、必要なメンテナンスもセットで検討しましょう!

 屋根と外壁、同時に塗装することで考えたい、注意したいポイント
1.お住まい全体のイメージチェンジを図るかどうか
2.今後のメンテナンスサイクルを合わせるために塗料のグレードを考える
事です。化粧スレートは瓦とは違い塗装が出来るためカラーチェンジも容易です。塗り替えのタイミングでお住まいの雰囲気を変える方も非常に多いため、ぜひカラーシミュレーション等を利用しながら塗装自体を楽しみましょう。

仕上がり後のイメージを確認できるカラーシミュレーション

 また先ほども簡単に触れましたが、屋根は外壁よりも太陽光や雨水に晒されやすいため劣化しやすいです。外壁との塗装サイクルを合わせるには外壁塗料よりもグレードが高い塗料を使用することが重要です。

屋根と外壁の塗装サイクルを合わせるには屋根塗装に外壁よりグレードが高い塗料を使用しましょう!

 これらを踏まえ、塗料は?費用は?仕上がりのイメージは?と考えていくと、結局何が良いのかが決まらない、わからないという方も多いですよね。
 しかしご安心ください。私たち街の屋根やさんでは数多くの施工実績・施工例を基にお客様のご要望に沿ったメンテナンスをご提案させていただいております。細かなお住まい点検、次回のメンテナンス・耐用年数を考慮した数パターンのお見積り作成も無料にて承っております。

費用や塗料、施工方法などお住まいのことでお悩みの方!私たち街の屋根やさんに是非ご相談ください!

 一度のメンテナンスは決して安くありません。だからこそ失敗・後悔がないように真摯に対応させていただきます

 「塗装の時期かな?」「費用はどの程度かな?」「確認できない屋根の状態が心配だ」等、お住まいに関してのお悩みがありましたら、まずはお気軽にご相談ください

お住まい無料点検について詳しくはこちら

お問い合わせはこちら

スレート屋根を塗装する際の注意点を徹底紹介!まとめ

●主原料がセメントであるスレートは、塗膜が劣化すると急速に吸水率が高まります。吸水・乾燥を繰り返すことで浮きや反り、割れを起こしやすい悪循環に陥ります。塗膜劣化の最初のサインは色あせとコケや汚れの付着ですので、ダメージが蓄積する前に塗装を行う必要があります。

●汚れの付着具合を見ながら築10年前後で塗装を検討していきましょう。スレート塗装の最重要ポイントは【縁切り・タスペーサー設置】です!

●施工時期、製品によっては塗装が出来ない化粧スレートが存在します。これらは屋根材自体の問題ですので、屋根カバー工法・屋根葺き替え工事でメンテナンスを行いましょう。

●屋根塗装を行う際には足場仮設・飛散防止用のメッシュシート設置が必須です。決して安くない費用が掛かりますので、このタイミングで外壁塗装等のメンテナンスもしっかり検討していきましょう。費用や塗料、施工方法に関して気になる方は私たち街の屋根やさんにご相談ください!

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