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【スーパーガルテクト】人気のガルバリウム鋼板屋根材おすすめの理由

更新日 : 2024年04月17日

更新日 : 2024年04月17日

スーパーガルテクト 人気のガルバリウム鋼板屋根材、おすすめの理由

耐久性・快適性・意匠性が見事にマッチした
屋根材の新しいスタンダード


 ガルバリウム鋼板の屋根材はリフォーム市場においてナンバーのシェアを誇ります。
 その中でもアイジー工業株式会社の「スーパーガルテクト」は優れた断熱性から大変人気の屋根材です。
 そもそも、ガルバリウム銅板とは、JIS規格では「溶融55%アルミニウム亜鉛合金めっき鋼板」と定められています。アルミと亜鉛で鉄を守ることで生まれた鋼板です。
 スーパーガルテクトは、そのガルバリウム鋼板のめっき層をさらに強化した次世代のガルバリウム鋼板を基盤としています。

 スーパーガルテクトの魅力、価格目安、他の屋根材との比較などをご紹介していますのでご検討中の方はぜひご参考にしてください。

スーパーガルテクトとは?

 「スーパーガルテクト」はアイジー工業株式会社が2016年に販売を開始した製品です。
 もともとアイジー工業は断熱材一体型のガルバリウム鋼板屋根材「ガルテクト」を販売していました。スーパーガルテクトはそれをさらに進化させ生まれた屋根材です。

スーパーガルテクト

 ガルテクトが発売された翌年の2007年から比べると今や年間売上数は20倍以上。東日本大地震や近年相次いだ大型台風の復興にも多く使われた屋根材なのです。

アイジー工業とは

 アイジー工業は金属製外装材のトップブランド50年以上にわたり金属製外装材の開発・製造・販売を行なっている企業ですから、製品の信頼性は折り紙付きですね。

そもそもガルバリウム鋼板は何が優れているのか

ガルバリウム鋼板とは

 金属名称と思われがちなガルバリウム鋼板ですが、正式には日鉄鋼板株式会社の製品名です。
 ガルバリウム鋼板は、アルミニウム55%、亜鉛43.4%、シリコン1.6%のアルミ亜鉛合金をメッキした鋼板です。

 元々はアメリカの会社が開発した製品で、現在は全世界で生産製造されています。

ガルバリウム鋼板の成分

金属なのに錆びにくい

 ガルバリウム鋼板は、同じ金属屋根であるトタン(亜鉛メッキ鋼板)と比べると約4倍の防錆性があります。
 その秘密は前述のめっき成分にあります。

トタン屋根(亜鉛メッキ鋼板)と比べてスーパーガルテクトの防錆性は約4倍

 ガルバリウム鋼板の表面に傷がつくと、
①亜鉛が溶け出し酸化することで傷ついた部分を覆う(犠牲防食作用)
②アルミニウムが溶け出し皮膜を作る

 このふたつの作用で鋼板そのものが腐食するのを抑えるのです。

ガルバリウム鋼板の腐食を抑える作用

金属屋根だから軽い

 屋根に施工したとき、日本瓦は1㎡あたり約60Kgと言われます。対してガルバリウム鋼板なら約6Kg、日本瓦の約1/10の軽さです。
 そのため、建物への負担も少なく耐震性にも優れています。屋根リフォームや新築でも近年選ばれているのはそのためなのです。

日本瓦の1/10という軽さも大きな特徴

ガルバリウム鋼板についてもっと詳しく

スーパーガルテクト徹底解剖!屋根工事のプロがご紹介

 ガルバリウム鋼板を基盤としているスーパーガルテクト、屋根材としての魅力を解説します。

長期に渡り、メンテナンスが不要

 スーパーガルテクトに使われている「超高耐久ガルバ」は、従来のガルバリウム鋼板のめっき層にマグネシウム2%が添加されたものです。それにより亜鉛の消耗が抑えられさらに長持ちするようになりました。めっき層の厚みは約1.25倍になり、耐食性は通常のガルバリウム鋼板の約3倍といわれます。

超高耐久ガルバ・ポリイソシアヌレートフォーム・アルミライナー紙

 ガルテクトからスーパーガルテクトに生まれ変わったことで塗膜と赤錆保証、穴あき保証はそれぞれ5年延長されています。塩害にも強くなり、それまでは保証対象「海岸からの距離5km以上」だったものが「500m以上」になっています。
(※海岸線より500m以内の地域、及び塩害地域は保証対象外です。)

スーパーガルテクトは保証対象地域が広い!

<塩害とは?>

 塩分による建築物や作物への被害を指します。海に近い場所では潮風の影響で金属やその他建材の劣化が早くなる傾向にあります。

めっき層

耐食性をさらに強化しためっき組織を有しています
アルミニウム:55% 亜鉛:41.4%
マグネシウム:2% シリコン:1.6%
から構成されています。

耐食性をさらに強化しためっき組織

①亜鉛リッチ層+マグネシウム
 亜鉛成分の多い個所です、マグネシウムが共存しています。
②アルミリッチ層
 アルミ成分の多い個所です。めっき表面に「不動態被膜」を形成し鉄素地を保護します
③鉄素地

 マグネシウムを添加したガルバリウム鋼板はSGL(エスジーエル)と呼ばれることもあります。トタン・ガルバリウム鋼板・エスジーエルの比較について詳しくはこちら。

スーパーガルテクトは遮熱・断熱効果が高い

 屋根が金属製だと、夏に室内まで暑くなることを心配される方が多いです。しかしスーパーガルテクトはその遮熱性・断熱性の高さが人気の一番の理由です。

遮熱・断熱効果が高いスーパーガルテクト,遮熱・断熱効果のない金属製の屋根材

遮熱性塗装

 表面塗装の「遮熱性フッ素樹脂塗装/遮熱性ポリエステル樹脂塗装」により、大きな遮熱効果が発揮されます。
 太陽光の中には、熱エネルギーに変換されやすい赤外線が50%含まれています。遮熱性塗装はそれをよく反射することで日射による温度上昇を抑えます。
 アイジー工業の実験結果では、ランプにより60分間熱を与え裏面の温度を測定したところ、通常塗装に比べ15℃の差が出ました。

スーパーガルテクト塗膜断面図

通常塗装鋼板と遮熱性能を比較

◎測定条件室温:19℃測定箇所:鋼板表面、ランプの高さ15cm、照射時間:60分
 社内試験による参考値です。

断熱材ポリイソシアヌレートフォーム

 優れた断熱性能を持つ断熱材ポリイソシアヌレートフォームが内部に充填されています。かん合部(かみ合わせ部)にまでしっかりと充填されているので隙がありません。
 熱貫流率は1.43w/㎡Kと、スレートや瓦より熱を通しにくいという結果が出ています。

 「熱の伝えやすさ」を表す熱貫流率の数値は、値が小さいほど断熱性能が優れていることを表します

複雑なかん合部分まで断熱材をしっかり充填

他の屋根材との断熱性比較

◎熱伝導率から計算した算出値です。

屋根裏面温度の測定結果

◎社内試験による参考値で性能を保証するものではありません。

スーパーガルテクトは地震に強い

 日本は地震が多い国です。スーパーガルテクトは、地震対策にも適しています
 屋根は建物の柱・梁・壁に支えられ、建物の一番上部に位置しています。この屋根が重ければ重いほど、建物の躯体にかかる負担は大きくなります。
 屋根面積100㎡のお住まいの例で比べてみると、スーパーガルテクトの場合は軽自動車1台未満の重量に対し、和瓦屋根の場合は8台以上の重量が躯体にかかっていることになります。

各屋根材の重量差(120㎡の屋根と想定)

 葺き替え工事で重い屋根から軽いスーパーガルテクトにすれば耐震性は大幅にアップします。
 軽量なスーパーガルテクトを使用した場合、建物の重量も軽くなり重心位置も低くなるため、揺れ幅が小さくなります。また、建物の柱や梁などの躯体にかかる負担も軽減できます。金属製のため、地震時の「割れ」の心配がありません。

軽い屋根は建物の重心が下がり地震時の揺れが小さくなる

スーパーガルテクトなら雨音も静か

 「雨の音がうるさそう」というのも金属製屋根の懸念のひとつです。
 アイジー工業では、屋根を再現した模型に人工降雨機で雨を降らせ、雨音を測る実験を行いました。雨量106mm/hの豪雨の雨音(70db)も、室内ではささやき声程度の雨音(31dbになりました。

※天井:化粧せっこうボード厚さ9mm+グラスウールマット25mm(16kg/㎡品)使用時の場合。

スーパーガルテクトの遮音性

スーパーガルテクトは強風でも安心

 薄くて軽量なスーパーガルテクトですが、最大風速65m/sでも飛散しなかった実験結果が出ています。気象庁では最大風速50m/s以上を「猛烈な」台風と区分します。
 大型台風が多い昨今にも安全性が期待できます。

高い耐風性能

スーパーガルテクトは屋根カバー工法に適した屋根材!

 屋根カバー工法は現在人気の屋根リフォーム方法ですが、スーパーガルテクトは屋根カバー工法に使用する新規屋根材として非常に適しています。

 以下に、詳しくご紹介致します!

カバー工法の概要

屋根カバー工法の様子

 屋根カバー工法とは、既存の屋根材の上に新しい屋根材を重ねて施工する方法です!

 この工法の最大の利点は既存屋根を撤去する必要がほぼないため、工期の短縮とコストの削減が可能であることです。
 また、廃材の発生が少ないことから環境に優しい事もメリットの一つです!

 カバー工法のデメリットは、複雑な屋根形状への施工が向いていない事から瓦屋根への施工が困難な事です。
 また、既存の屋根の上に新規屋根材を重ねる事で、屋根の重量増加と耐震性の低下は避けられません。

カバー工法に適しているスーパーガルテクト

 前述の通り、屋根カバー工法は屋根の重量増加・耐震性の低下というデメリットがあります。
 そこで、カバー工法の新規屋根材に適しているのがスーパーガルテクトです。

 お伝え致しました通り、スーパーガルテクトは屋根材の中でも非常に軽量です。
 その為、屋根が2重構造になる事による耐震性の低下を最小限に抑える事が出来ます!

 また、軽量なだけでは無く、耐久性・耐腐食性にも優れるので非常に安心できますね。
 

スーパーガルテクトのデメリットとは?

 ここまで、スーパーガルテクトのメリットを多くご紹介してきました。

 ですが、どのような優れた建材でもデメリットは必ずあります!
 次に、スーパーガルテクトのデメリットについてお伝えいたします!

他の屋根材と比較して高価格

 スーパーガルテクトの価格は税込み 9500円程度(標準品1㎡あたり)と、他の屋根材と比較して高価格です。

 その為、新築時などで予算が限られている際など、初期投資を抑えたいと考えている場合には選択肢として難しいかもしれません。

 ですが、安価であるスレート屋根材と比較して耐用年数も長くメンテナンスの手間・費用も抑えられます。
 その為、長期の目で考えればコストパフォーマンスに優れるとも言えます。

 屋根材の選定は非常に悩ましいと思いますが、将来的なメンテナンスコストも考慮された上でご検討されることが大切です!

種類によって色の選択が制限される

 スーパーガルテクトは、種類によっては選択できる色が限られます。
 後述致しますが、標準品であれば6種類の選択肢があります。しかし、スーパーガルテクトフッ素・スーパーガルテクトCではブラック・ブラウン2種類のみが選択肢となっています。

 お住まいの景観を重要視される方にとっては大きなデメリットとなる可能性がありますので、注意しましょう。

スーパーガルテクトの仕様

スーパーガルテクトの働き幅、働き長さ、厚さ、重量

※スーパーガルテクトCは1,820mm

保証規定

スーパーガルテクト標準品
塗膜15年/赤錆び20年/穴あき25年

塗膜15年保証、赤錆び20年保証、穴あき25年保証

価格の目安

標準品1㎡あたり8,600円(税別/本体のみ)

※2022年11月現在

 延床30坪、屋根の面積が約70㎡として、屋根材本体の価格だけで602,000円です。これに他部材費用や各工事費用、足場代などがかかります。※工法や屋根の状態によって変わります。
 ほかの屋根材に比べてやや価格が高い印象があるかもしれません。しかしスーパーガルテクトはSGLを使用した「超高耐久ガルバ」で高耐久が期待できます。保証規定では塗膜保証15年とありますが、あくまでこれは保証の範囲なので、環境によってはもっと長く持つでしょう。屋根材としてよく使われるスレートと比べて明らかな変色や劣化が少ないのも特徴です。屋根材を選ぶ時はメンテナンスコストも考慮に入れましょう。

導入コストは高めですがトータルコストはお得!

※メンテナンス時期を保証するものではありません。住宅の地域や環境により表面劣化の進行状況が異なります。

スーパーガルテクト以外のSGL採用屋根材 価格目安

超高耐久の鋼板「横暖ルーフプレミアムS」

・ニチハ「横暖ルーフプレミアムS」
 約9,430円/1㎡

 基材にSGL、表面の塗装には高耐久のフッ素樹脂塗料を使用しています。
※2022年11月現在販売休止

高性能屋根材「スマートメタル」

・ケイミュー「スマートメタル」
 約7,690円/1㎡

 基材にSGL、心材は発泡ポリエチレンを使用しています。

スーパーガルテクトは横葺き屋根材

 金属屋根には横葺きと縦葺きがあります。
 スーパーガルテクトは横葺きです。
 縦葺きには、雨が流れやすい構造のため緩い勾配でも施工できるという特徴があります。「スーパーガルテクトを使用して縦葺きにできますか?」というご質問をいただくことがありますが、横葺きにしか対応しておりませんのでご了承ください。
(ガルバリウム鋼板を使用しての縦葺き屋根についてはその他の屋根材をご提案させていただきます。)

金属屋根は大きく分け「横葺き」と「縦葺き」がありスーパーガルテクトは横葺きです

金属屋根の縦葺き・横葺きとは?

スーパーガルテクトを使用した施工事例をご紹介!

 続いて、スーパーガルテクトを使用した実際の施工事例をご紹介させて頂きます!

築30年のスレート屋根をスーパーガルテクトを使用した屋根カバー工法でリフォーム

屋根カバー工事のご要望を頂いたS様

 築30年が経過したスレート屋根のリフォームをご検討されたことで、S様よりご相談を頂きました!

固定釘の浮き
縁切り不足

 屋根の現地調査をさせて頂きますと、棟板金の固定釘が浮いてしまっている状態が確認出来ました。
 棟板金の固定先である貫板の劣化が進行していると推測されます。

 また、「縁切り不足」と呼ばれる塗装工事における施工不良も確認出来ました。

 スレート屋根は小口部分に雨水の排水口となる「隙間」が必要不可欠です!
 その為、塗装を施す際にはこうした隙間が塗料によって塞がれてしまわない様に「縁切り」と呼ばれる工程を施工しなければなりません。

 しかし、写真の様にスレート屋根の小口部分が塗料によって塞がれてしまっています。
 これでは、内部の雨水が排水されないことから、雨漏り屋根下地材の劣化促進に繋がってしまいます。

 屋根の劣化症状も進行している事から、今回は、スーパーガルテクトを使用した屋根カバー工法によるリフォームをご提案させて頂き、工事のご要望を頂きました!

屋根カバー工事の様子

 凹凸となる棟板金を撤去後、防水紙・スーパーガルテクトの敷設を行っていきます!
 雨水は屋根の頂上から軒先に向かって流れますので、軒先から順に設置するのが基本です。

屋根カバー工事の完成

 無事、スーパーガルテクトを使用した屋根カバー工事が完了しました。
 お色はSシェイドブラウンを選択頂いた為、シックでお洒落な屋根に生まれ変わりましたね。

コロニアルNEOが使用されたスレート屋根をスーパーガルテクトを使用して葺き替え工事

葺き替え工事のご契約を頂いたY様

 屋根工事のお見積り作成のご依頼をY様より頂き、現地調査にお伺いさせて頂きました!

コロニアルNEOが使用されたスレート屋根

 屋根材にはノンアスベストスレート屋根材「コロニアルNEO」という屋根材が使用されておりましたが、今までお見積りに来られた業者は屋根材の判別が出来ず、アスベスト含有扱いとして見積もりを作成されていたとの事です。

 屋根葺き替え工事を行う場合、アスベスト含有屋根材であれば高額な撤去費用が発生します。
 その為、もしその業者で工事を行った場合、本来必要のないアスベスト含有費用を支払ってしまう可能性がありました。

 ご相談を頂き、本当に良かったです。

 屋根の状態をご確認させて頂いた上、スーパーガルテクトを使用した屋根葺き替え工事のご提案させて頂き、工事のご要望を頂く事となりました!

野地板の増し張り
スーパーガルテクトの敷設の様子

 屋根葺き替え工事は、カバー工事と違い屋根材・防水紙を撤去した上で野地板の増し張りを行います。

 野地板のメンテナンスはこのタイミングしかありません。
 その為、葺き替え工事の大きなメリットと言えます!

 野地板の増し張りが完了しましたら、防水紙・スーパーガルテクトを敷設していきます。

葺き替え工事の完了

 以上で、スーパーガルテクトを使用した屋根葺き替え工事が完了しました!
 屋根材が新しくなったのはもちろんですが、野地板の増し張りを行った事で屋根の構造部から非常に強い屋根となりました!

 お客様にも大変お喜び頂けました。

スレート屋根材パミールにスーパーガルテクトでカバー工法

施工前

施工前

施工後

施工前

施工後

築年数 18年 坪数 32坪 工事費用 135万円

パミール屋根

パミール特有の剥離

 「パミール」は、アスベストを含まないスレート屋根材としてかつて販売されていた屋根材です。ところが初期製品であったため技術が満たず、剥離などが起こってしまう問題があります。塗装では改善ができないため葺き替えやカバー工法でのリフォームが必要です。同時期に建てたご近所も同じ状況でメンテナンスを迷っているとのお問合せをいただきました。

防水紙を敷設

スーパーガルテクトへの屋根カバー工事が完工

 触るだけで表面がぱりぱりとはがれてしまう屋根を大変心配されていましたが、6日間の工事でスーパーガルテクトを使った綺麗な屋根に生まれ変わりました。

築45年雨漏りの激しい瓦屋根からスーパーガルテクトに葺き替え

施工前

施工前

施工後

施工前

施工後

築年数 45年 坪数 26坪 工事費用 96万円

瓦屋根の棟に隙間が発生

瓦屋根の隙間を確認

 スーパーガルテクトへのリフォームは瓦屋根からでも可能です。
 築45年、瓦のところどころに割れやズレによるすき間が目立つ屋根でした。

瓦を撤去

野地板を新設

 瓦を撤去すると旧式の下葺き材もボロボロで穴が開いています。これでは雨を防ぐことはできません。

コンパネで補強後、スーパーガルテクトを施工

棟板金には樹脂製下地を使用

 コンパネで補強し、新しい屋根材スーパーガルテクトを施工。頂部の棟板金は樹脂製下地を使用します。木製のように腐りませんので耐久性に期待できます。

雨漏りを起こした下屋をスーパーガルテクトに葺き替え

施工前

施工前

施工後

施工前

施工後

築年数 15年(増築) 工事費用 73.6万円

天井からの雨漏り

野地板が湿っていることを確認

 15年前に増築した部分の雨漏りでお困りでした。大雨になると天井から水が漏ってくるほどだったそうです。セメント瓦をめくってみると、水が染み野地板が湿っていました。

瓦を撤去

野地板を重ね貼り

 瓦を全て撤去し、野地板を重ね貼りして補強。

防水紙敷設

スーパーガルテクト(Sシェイドブルー)を葺きます

 防水紙を敷設後、スーパーガルテクト(Sシェイドブルー)を葺きます。

壁際は胴縁などで調整

工事が完工

 これまでの瓦より屋根材が薄くなるため、壁際は胴縁などで調整し、雨が入り込まないよう施工しました。下屋のみの工事で雨漏りがおさまりご安心いただけました。

スーパーガルテクトの豊富なラインナップ

スーパーガルテクトフッ素

 表面に「遮熱性フッ素樹脂塗装」を採用していることで、通常のスーパーガルテクトよりも塗膜が長持ちします。塗膜変褪色20年保証です。塗り替えの心配がほぼいりません。
※フッ素樹脂の供給不足により一時販売が停止されていましたが2022年9月より再販されています。

スーパーガルテクトフッ素

本体価格、1㎡あたり10,280円

スーパーガルテクトフッ素のカラー

スーパーガルテクト

 表面には「遮熱性ポリエステル樹脂塗装」を採用。さらに「ちぢみ塗装」により上質な質感を楽しめます。カラーラインナップも豊富です。

スーパーガルテクト

本体価格、1㎡あたり8,600円

スーパーガルテクトのカラー

スーパーガルテクトC

 スーパーガルテクトの短尺タイプです。コンパクトで運搬しやすく、狭小地での施工に向いています。(スーパーガルテクト働き長さ:2,960mm、スーパーガルテクトC働き長さ:1,820mm

スーパーガルテクトC

本体価格、1㎡あたり8,600円

スーパーガルテクトCのカラー

断熱材一体型ガルバリウム屋根材「横暖ルーフ」との比較

 スーパーガルテクトとよく比較されるのがニチハ株式会社の「横暖ルーフ」シリーズです。「横暖ルーフ」も断熱材が一体になったガルバリウム鋼板製横葺き屋根材ですが、スーパーガルテクトと何が違うのか、どちらがいい?という声もきかれます。
 どちらも長く販売されている金属屋根材で、信頼性には劣りません

スーパーガルテクト・横暖ルーフ比較表

スーパーガルテクト・横断ルーフ比較表

 横暖ルーフのラインナップには4種類あり、このうち「横暖ルーフαプレミアムS」「横暖ルーフプレミアムS」はエスジーエルでフッ素樹脂塗装が採用されていますが、2022年11月現在では販売休止中です。
 上記はガルバリウム鋼板の「横暖ルーフαS」で比較しました。スーパーガルテクトの方が価格がやや上がりますが、高耐久ガルバです。また、スーパーガルテクトの方がカラーが豊富、ちぢみ塗装で意匠性が高く傷もつきにくい仕様です。
 価格については工事業者の仕入れなどによっても変わりますので、お問合せください。

スーパーガルテクトと横暖ルーフαS

横暖ルーフについて詳しく

屋根リフォームにスーパーガルテクトをご検討ください

 屋根葺き替え、屋根カバー工法、そして新築でも、現在はガルバリウム鋼板屋根材が主流です。
 その中でもガルバリウム鋼板をさらに進化させた高耐久ガルバを基板とした「スーパーガルテクト」は多くお問合せをいただく商品です。

屋根リフォームには軽量で高耐久、抜群の遮熱性・断熱性を発揮!スーパーガルテクトがおすすめです!

 一部の塩害地域、降雪量の多い地域では施工ができませんので、ご検討の際にはご相談ください。
 街の屋根やさんでは、屋根の状況をしっかり確認し、最適な屋根工事・リフォームをご案内いたします。点検とお見積りは無料ですので、まずはお問合せください

お問合せはこちら

点検お見積り無料

【スーパーガルテクト】
人気のガルバリウム鋼板屋根材おすすめの理由まとめ

●スーパーガルテクトとはアイジー工業から販売されている屋根材です

●2016年、それまでのガルバリウム鋼板屋根材「ガルテクト」からリニューアルされました

●ガルバリウム鋼板のめっき層にマグネシウムが添加されさらに高耐久になりました

●遮熱性塗装と断熱材で遮熱・断熱性に優れています

●スーパーガルテクトは金属屋根材ですが雨音が静かです

●スーパーガルテクトは強風でも安心です

●標準品以外に、塗膜が長持ちの「スーパーガルテクトフッ素」、コンパクトな「スーパーガルテクトC」があります

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