
HOME > 進化したガルバリウムでより強い屋根材へスーパーガルテクト
耐久性・快適性・意匠性が見事にマッチした
屋根材の新しいスタンダード
ガルバリウム鋼板の屋根材はリフォーム市場においてナンバー1のシェアを誇ります。
そもそも、ガルバリウム銅板とは、JIS規格では「溶融55%アルミニウム亜鉛合金めっき鋼板」と定められています。アルミと亜鉛で鉄を守ることで生まれた鋼板です。
スーパーガルテクトは、金属素材の良い特性を最大限生かせるよう配合して誕生した素材というイメージです。考えられる多くの条件の中で、他の金属に比べ相対的に良い点が多い素材。これが、ガルバリウム鋼板です。
考えられる多くの条件の中で、他の金属に比べ相対的に良い点が多い素材。これが、ガルバリウム鋼板です。
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同じ金属屋根ですが、一般的なトタンである亜鉛メッキ鋼板と比べると約4倍の防錆性があります。
日本瓦の約1/10の軽さです。そのため、建物への負担も少なく耐震性にも優れています。
芯材入りなので屋根の下に空間が出来辛いため芯材なしの屋根材に比べ雨音がしにくいのも特徴です。
ハイグレード版への変更や工事方法を工夫すれば、さらに雨音を和らげることができます。
断熱性(熱反射性)顔料を添加した特殊な塗料をコーティングしたものがあります。
ガルバリウム鋼板のメーカー保証は10年~30年です。
ガルテクトより強くなったスーパーガルテクトは、メーカーの保証内容も大幅に引き上げられました。
これまでは海岸からの距離が5km以上が補償対象でしたが、500m以上になりましたのも、塩害にも強くなったからです。塗膜と赤錆保証、穴あき保証はそれぞれ5年延長されています。
(ガルテクトは2016年3月末に販売終了しました)
ガルバリウム鋼板とは
金属名称と思われがちなガルバリウム鋼板ですが、正式には日鉄住金鋼板株式会社の製品名です。ガルバリウム鋼板は、アルミニウム55%、亜鉛43.4%、シリコン1.6%のアルミ亜鉛合金をメッキした鋼板です。
元々はアメリカの会社が開発した製品で、現在は全世界で生産製造されています。
超高耐久ガルバのめっき層は、粒状のアルミリッチ層を亜鉛リッチ層が網目状に取り囲んでいる構造になっています。
めっき層に含まれる亜鉛、アルミニウム、マグネシウムが最もバランスよく機能する組成となっており、優れた耐食性を発揮します。
亜鉛リッチ層+マグネシウム
亜鉛層の多い個所で
マグネシウムが共存しています。
アルミリッチ層
アルミ成分の多い個所で
めっき表面に「不動態被膜」を
形成し鉄素地を保護します
めっき層
耐食性をさらに強化した、
めっき組織を有しています。
アルミニウム:55%
亜鉛:41.4%
マグネシウム:2%
シリコン:1.6%
から構成されています。
合金層
鉄素地
表面塗装に採用の「遮熱性フッ素樹脂塗装/遮熱性ポリエステル樹脂塗装」により、大きな遮熱効果が発揮されます。
太陽光の中には様々な波長の光が含まれており、その中には、熱エネルギーに変換されやすい赤外線が50%含まれています。遮熱性塗装は、赤外線の反射特性が大きい着色顔料を使用していて、日射による鋼板温度の上昇を抑制します。
普通の住宅屋根用化粧スレートに比べると、その差は約マイナス10度です。
※「熱の伝えやすさ」を表す熱貫流率の数値は、値が小さい
ほど断熱性能が優れていることを表します
スーパーガルテクトは1㎡あたり5kgと超軽量のため、建物にかかる負担が軽減されます。金属製のため、地震時の「割れ」の心配がありません。
軽量なので、既存屋根を撤去しない「カバー工法」によるリフォームに最適です。
日本は地震が多い国です。スーパーガルテクトは、地震対策にも適しています。
屋根は建物の柱・梁・壁に支えられ、建物の一番上部に位置しています。この屋根が重ければ重いほど、建物の躯体にかかる負担は大きくなります。
屋根面積100㎡のお住まいの例で比べてみると、スーパーガルテクトの場合は軽自動車1台未満の重量に対し、和瓦屋根の場合は7台以上の重量が躯体にかかっていることになります。
スーパーガルテクトにすれば耐震性は大幅にアップします。
軽量なスーパーガルテクトを使用した場合、建物の重量も軽くなり重心位置も低くなるため、揺れ幅が小さくなります。また、建物の柱や梁などの躯体にかかる負担も軽減できます。
実際の屋根を再現した模型に人工降雨機で雨を降らせ、屋外と室内にそれぞれ設置したマイクにて雨音を測定しました。
鋼板とポリイソシアヌレートフォームの一体化により、雨量106mm/hの豪雨の雨音も、室内ではささやき声程度の雨音へと低減します。
※天井:化粧せっこうボード厚さ9mm+グラスウールマット25mm(16kg/㎡品)使用時の場合。
アイジールーフに採用している「ポリイソシアヌレートフォーム」は、一般的なウレタンフォームに比べ、難燃性能に優れています。
さらに飛び火性能試験にも合格、安全性も兼ね備えています。
本体同士の横ジョイント部には、新たに開発した排水機構とリブ付き折り返しを設け、雨水の浸入をシャットアウトします。
気になるのは価格ですが、ほぼ据え置きと言ってもよいくらいのアップです。
ガルバリウム鋼板は10年ごとの再塗装を推奨しています。ただし、JFE鋼板の資料によると皮膜寿命はもっと長期で確認されています。
屋根に限らず、住宅建材メーカーの建材全てに言えることですが、リスクヘッジのため、住宅建材メーカーの寿命アナウンスは実情と乖離しています。
スーパーガルテクトは、コロニアルのような明らかな変色、劣化があまりなく、次期塗装までの期間が、他と比べて長いです。また、表面にフッ素加工されたスーパーガルテクトは、再塗装までの期間が更に長いと考えられます。
遮熱性鋼板と断熱材の相乗効果で優れた断熱性能を発揮。塗膜の耐久性の高い「遮熱性フッ素樹脂塗装」を採用しました。
カラーはSFブラックとSFブラウンの2色からお選びいただけます。
※塗膜の耐久性について
塗膜は、太陽光線、雨(水)、大気中の酸素、耐食性因子(塩素イオン、酸性イオン)により劣化します。 その過程において塗膜の白亜化が発生します。白亜化(チョーキング)とは、塗膜表面の樹脂が無くなり顔料が表面に粉状に現れ、触ると手に粉が付く現象をいいます。
白亜化の後に、めっき鋼板の腐食が始まります。
遮熱性鋼板と断熱材の相乗効果で優れた断熱性能を発揮。
葺き上がりを一層引き立てる卓越した質感を誇る特殊な「ちぢみ塗装」を採用した、意匠性に富んだ屋根材です。
以下がカラーラインナップとなります。
・Sシェイドブラック
・Sシェイドブラウン
・Sシェイドチャコール
・Sシェイドブルー
・Sシェイドモスグリーン
遮熱性鋼板と断熱材の相乗効果で優れた断熱性能を発揮。
スーパーガルテクトを使い易い長さにした、「スーパーガルテクトC」は、手狭な現場でも扱いやすいコンパクトサイズです。
スーパーガルテクトに比べ、働き長さが1,14mm短くなります。
(スーパーガルテクト働き長さ:2.960mm、
スーパーガルテクトC働き長さ:1,820mm)
以下がカラーラインナップです。
・Sシェイドブラック
・Sシェイドブラウン
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