スレート屋根の点検とメンテナンス方法|劣化症状と適切な対応を江戸川区南小岩の事例から解説
更新日:2025年07月16日
スレート屋根は軽量かつ施工性に優れ、多くの住宅で採用されている屋根材ですが、経年劣化による不具合が発生しやすい点には注意が必要です。
今回は、江戸川区南小岩で実施したスレート屋根の点検調査をもとに、劣化症状の具体例と適切なメンテナンス方法をご紹介します。
「屋根の不具合に気づいたが、どこから手をつけて良いかわからない」という方にも、わかりやすく解説しています。
スレート屋根の点検はなぜ必要か?
スレート屋根は一見丈夫に見えますが、実際には風雨や紫外線の影響を受けて年々劣化が進行します。
点検を怠ると、雨漏りや下地の腐食といった深刻な被害につながるリスクが高まります。
特に築10年以上が経過している屋根は、塗装の劣化やひび割れが進んでいるケースが多く、専門業者による定期点検が不可欠です。
スレート屋根のメンテナンスのご相談をいただき現地調査を実施

こちらは江戸川区南小岩で実際に調査を行った現場です。
遠目には大きな異常が見えにくいものの、よく観察すると全体にわたって塗膜の劣化が確認できます。
スレート屋根の代表的な劣化症状とその原因
1. 塗装の劣化

塗膜が劣化すると、スレート材が雨水を吸収しやすくなり、反りや割れの原因になります。
また、コケやカビが発生しやすくなり、美観も損なわれます。
目安として塗装の再施工は10年に一度が理想です。
2. 錆びによる汚れの流出

スレート屋根上のアンテナの脚部から錆が流れ出して、屋根材に茶色の筋が残る現象です。
見た目の問題だけでなく、鉄部の腐食が進行すると、強風などで部材が倒壊する危険もあるため、早期の補修が求められます。
3. スレート材の割れ

スレート材は衝撃や寒暖差による収縮で割れることがあります。
一部の割れであれば差し替え修理が可能ですが、複数枚にまたがる破損が確認された場合は、屋根全体の葺き替えも視野に入れる必要があります。
4. 棟板金の釘の浮き

棟板金は屋根の最上部にある重要な部材ですが、強風や経年によって釘が緩むことがあります。
釘が浮いたままだと、隙間から雨水が浸入し、下地木材が腐食するリスクがあります。
早期にビスへの打ち替えやシーリング補修が必要です。
スレート屋根のメンテナンス方法と対応策
それぞれの劣化症状に応じて、適切なメンテナンス方法が異なります。
以下は「街の屋根やさん」が推奨する対応例です。
● 塗膜の劣化 ⇒ 屋根塗装
高圧洗浄で汚れや苔を除去し、下塗り・中塗り・上塗りの3工程で仕上げます。
使用塗料は耐候性や遮熱性に優れた製品を選ぶことで、長期的な保護効果が期待できます。
● スレートのひび割れ ⇒ 差し替え補修またはカバー工法
ひびや割れが数カ所であれば、その部分のみを差し替えます。
広範囲に劣化が見られる場合は、ガルバリウム鋼板などを使用したカバー工法も選択肢のひとつです。
● 棟板金の不具合 ⇒ ビス止めとシーリング補修
釘が浮いている場合は、ステンレスビスに打ち替えて固定し、さらにコーキング材で防水処理を施します。
棟板金が変形・破損している場合は部分交換または全交換が必要となります。
● 金属部の錆 ⇒ ケレン処理と防錆塗装
アンテナや棟板金などの金属部分にはケレン(研磨)作業を行った上で、防錆塗料を塗布します。
美観の回復と共に、今後の錆汁の流出を防ぐことができます。
スレート屋根の点検は無料で実施可能です
街の屋根やさんでは、江戸川区南小岩をはじめとするエリアで無料の屋根点検サービスを実施しています。
屋根に上がっての調査はもちろん、ドローンを使用した安全かつ正確な診断も可能です。
点検後は写真付きの報告書をご提出し、必要なメンテナンスをご提案いたします。
まとめ|スレート屋根を長持ちさせるには定期点検と早めの対応がカギ
スレート屋根はメンテナンス次第で30年以上使用可能な屋根材です。
しかし、放置してしまうと雨漏りや構造の腐食につながり、大掛かりな修繕が必要になります。
江戸川区南小岩で撮影した実際の点検事例のように、目に見えない劣化も進んでいることがありますので、まずは無料点検から始めてみることをおすすめします。
スレート屋根のメンテナンスは、屋根専門業者「街の屋根やさん」にぜひご相談ください。
記事内に記載されている金額は2025年07月16日時点での費用となります。街の屋根やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
そのほかの料金プランはこちらからご確認いただけます。

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