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杉並区西萩南でドーマー周りの雨漏りと雨押え腐食を改善した瓦屋根部分葺き直し工事

【施工前】
施工前

【施工後】
施工後

【お問い合わせのきっかけ】


担当:木下


杉並区西萩南にお住まいのお客様より、ドーマー周りから室内へ雨漏りしているとのご相談をいただきました。天井裏でも水が入っている様子があり、雨が降るたびに不安が大きくなっていたそうです。これまで外から見ても原因がはっきり分からずお困りでしたが、屋根と板金まわりをしっかり見てほしいとのことで、弊社へ点検をご依頼いただきました。現地で詳しく確認したところ、雨押え部分に雨水の浸入が疑われる状態が見られ、部分葺き直しによる補修をご提案しました。

杉並区西萩南にお住まいのお客様より、ドーマー周りから室内へ雨漏りしているとのご相談をいただきました。天井裏でも水が入っている様子があり、雨が降るたびに不安が大きくなっていたそうです。これまで外から見ても原因がはっきり分からずお困りでしたが、屋根と板金まわりをしっかり見てほしいとのことで、弊社へ点検をご依頼いただきました。現地で詳しく確認したところ、雨押え部分に雨水の浸入が疑われる状態が見られ、部分葺き直しによる補修をご提案しました。


担当:木下

【工事内容】
瓦屋根工事
【工事詳細】
使用材料
馬場商店 モルロック黒
施工期間
5日間(足場の架け払い除く)
築年数
築30年以上
平米数
19.3㎡
施工金額
65万円(税込)
お施主様
K様邸
ハウスメーカー
ハウスメーカー不明
保証年数
保証はお付しておりません
【工事内容】
瓦屋根工事
【工事詳細】
使用材料
馬場商店 モルロック黒
施工期間
5日間(足場の架け払い除く)
築年数
築30年以上
平米数
19.3㎡
施工金額
65万円(税込)
お施主様
K様邸
ハウスメーカー
ハウスメーカー不明
保証年数
保証はお付しておりません

調査時の様子

室内側ではドーマー周辺に雨漏りの痕跡が出ていました

天井裏の雨漏り状況

まず室内側を確認すると、ドーマーに近い天井裏まわりで実際に雨水が入り込んだ形跡が見られました。
養生がされていることからも、すでにお客様が応急的に対応されていたことが分かります。
雨漏りは一度始まると、木部の含水によって下地の劣化が進みやすく、見えている範囲以上に被害が広がっているケースも少なくありません。
特にドーマーのように壁と屋根が取り合う部分は、板金や防水紙の納まりが重要です。
今回は室内で症状が確認できたため、屋根表面だけでなく、取り合い部の防水層まで慎重に調査する必要がありました。

屋根と外壁の取り合いにある雨押え部分が疑わしい状態でした

雨押え部の屋根調査

屋根の上から状況を見ていくと、ドーマー側面と瓦屋根が接する取り合い部に設置されている雨押え部分が、今回の不具合の中心と考えられました。
見た目には大きく開いていないように見えても、こうした箇所は風雨の影響を受けやすく、わずかな隙間や内部の腐食から雨水が浸入することがあります。
しかも瓦屋根は表面の瓦だけで防水しているわけではないため、板金の内側にある下地や防水紙まで確認しないと本当の原因は特定できません。
今回も雨押え内部の腐食が強く疑われる状態で、表面的なコーキング補修では再発の恐れが高いと判断しました。

施工の様子

まずは既存の棟瓦まわりの状態を確認しました

棟瓦の既存状態

施工に入る前に、補修範囲周辺の棟まわりや瓦の納まりをあらためて確認しました。
棟部分には土が使われており、経年によって崩れや浮きが見られる状態でした。
雨漏りの主因はドーマーまわりの雨押えですが、部分葺き直しでは周囲の瓦を一度動かすため、既存屋根全体のバランスを見ながら作業計画を立てることが大切です。
特に今回のような瓦屋根は、既存瓦を再利用する前提でも、割れや欠けがないか、どの範囲まで外すべきかを丁寧に判断する必要があります。
無理のない工程で進めることで、補修箇所だけが弱くならない施工を心がけました。

雨押えまわりの既存瓦を丁寧に解体していきます

瓦を外した施工状況

次に、雨漏りの原因箇所へ確実にアクセスできるよう、既存の瓦を一枚ずつ取り外していきました。
再利用する瓦も多いため、ただ外すのではなく、位置関係を把握しながら丁寧に仮置きしていくことが重要です。
瓦の下には土や埃もたまりやすく、長年の使用で下地の状態が見えにくくなっていることがあります。
こうした部分をしっかり撤去していくことで、隠れていた不具合が明確になります。
部分葺き直しは一見すると限定的な工事に見えますが、原因箇所を目で確認できるところまで解体することが、再発防止の第一歩です。

解体後に雨押え内部の腐食を確認しました

腐食した雨押え内部

瓦を外してみると、予想どおり雨押え部分の内側で腐食が進んでいました。
表面からは分かりにくい状態でも、長く雨水が回っていたことで、板金の内側や近接する下地材に悪影響が出ていたのです。
このような箇所は、上からシーリングを打つだけでは一時しのぎにしかなりません。
内部に水の通り道が残っていれば、別の場所から再び室内へ漏れてしまうためです。
今回の調査結果からも、雨押え部分の腐食が雨漏りの直接原因と判断できたため、傷んだ部材を撤去し、下地から整え直す本格的な補修へ進めました。

傷んだ箇所を解体して下地の被害範囲を見極めます

腐食箇所の解体後

腐食部をさらに解体すると、雨押えの近くにある野地まわりまで傷みが及んでいることが分かりました。
木部が痩せたり欠損したりしている部分もあり、このままでは新しい防水処理を行っても十分な固定力が得られません。
雨漏り補修では、防水材や瓦だけでなく、支える下地の健全性がとても大切です。
見えないからといって傷んだ部分を残してしまうと、数年後に再び不具合が出る可能性があります。
そこで弊社では、必要最小限に解体範囲を見極めつつ、残せる部分と交換すべき部分を明確に分けて施工を進めました。

腐食した下地を新しい木材へ差し替えました

下地木材の差し替え

傷んでいた下地部分は、新しい木材へ差し替えて補強しました。
既存の屋根勾配や周辺部材との高さ関係を崩さないよう、納まりを確認しながら施工することが重要です。
下地の高さがずれると、その上に敷く防水紙や葺き戻す瓦のラインにも影響し、結果的に排水性を損ねる恐れがあります。
今回の差し替えでは、腐食部だけを的確に更新し、周囲と自然につながるよう丁寧に調整しました。
こうした下地補修は仕上がると見えなくなりますが、雨漏りを根本から止めるための大事な土台です。

雨押え立ち上がり部へ防水紙をしっかり差し込みました

防水紙の差し込み

下地を整えたあとは、新しい防水紙を施工しました。
特にドーマーまわりのような壁との取り合い部分では、防水紙をただ平らに敷くだけでなく、雨押えの立ち上がりへしっかり差し込んで納めることが欠かせません。
ここが甘いと、万が一瓦の下へ回った雨水がそのまま内部へ入り込む原因になります。
今回は取り合い部の形状に合わせて防水紙を丁寧に納め、雨水を屋根の表側へ安全に流せるよう配慮しました。
瓦屋根の防水は多層で考えることが大切であり、瓦の下にある防水層の連続性を確保することが再発防止につながります。

下地調整後に既存瓦を使って葺き直しを進めました

瓦の葺き直し作業

防水処理が完了した後は、取り外しておいた既存瓦を活用しながら葺き直しを行いました。
部分葺き直しでは、既存瓦を再使用することで屋根全体の見た目を大きく変えずに補修できる点がメリットです。
一方で、古い瓦には個体差があるため、重なりや通りを見ながら丁寧に戻していく必要があります。
桟木の位置や瓦の掛かりを調整し、雨仕舞いと美観の両方が整うよう施工しました。
今回も補修部分だけが不自然に浮いて見えないよう配慮しつつ、水の流れを妨げない瓦の納まりを優先して仕上げています。

棟部は強力棟工法で安定性を高めました

強力棟工法の施工

瓦を葺き戻した後は、棟部分の復旧に入ります。
今回は棟の耐久性と安定性を高めるため、強力棟工法で施工しました。
従来の土だけに頼る納め方に比べ、芯材を使って棟瓦をしっかり固定できるため、経年によるズレや強風時の不安軽減につながります。
部分補修だからこそ、復旧する箇所は以前より良い状態にしておくことが大切です。
棟は屋根の頂部にあり、風雨の影響を受けやすい場所でもありますので、固定力と納まりの確認を丁寧に行いました。
見た目だけでなく、長く安心できる屋根の性能を意識した工程です。

南蛮漆喰を使ったモルロック仕様で棟を納めました

南蛮漆喰の棟仕上げ

棟の仕上げには南蛮漆喰を使用し、モルロック仕様で施工しました。
南蛮漆喰は従来の土に比べて防水性や施工性に優れており、棟内部への雨水浸入リスクの軽減に役立ちます。
また、棟瓦の固定と周辺の充填を適切に行うことで、風によるガタつきやズレにも配慮できます。
雨漏り補修では原因箇所だけを見るのではなく、その周辺の弱点も同時に整えておくことが重要です。
今回のように棟まで含めてしっかり納め直すことで、ドーマー周辺の補修箇所とのつながりも安定し、再発しにくい屋根状態へと整えることができました。

棟瓦まで復旧し部分葺き直し工事が完了しました

棟瓦復旧後の屋根

最後に全体の納まりを確認し、棟瓦まできれいに復旧して部分葺き直し工事が完了しました。
既存瓦を活かしながら補修しているため、屋根全体の雰囲気を損なわず、自然な仕上がりになっています。
もちろん見た目だけでなく、問題だったドーマー周辺の雨仕舞いを下地から見直していることが今回の大きなポイントです。
雨漏りは止まって見えても、原因が残っていればまた繰り返してしまいます。
だからこそ、解体・下地補修・防水・葺き戻しまで一連の流れを丁寧に行うことが大切です。
今回もお客様に安心していただける状態まで整えることができました!

まとめ

今回の杉並区西萩南での工事では、ドーマー周りの雨漏りについて詳しく調査した結果、雨押え部分の腐食と下地の傷みが主な原因であることを確認できました。
そこで、表面だけの補修ではなく、既存瓦を一度外して下地を差し替え、防水紙を適切に立ち上げたうえで瓦屋根の部分葺き直しを実施しました。
雨漏りは原因の見極めが何より大切で、見える範囲だけ直しても根本改善にならないことがあります。
弊社では、屋根の構造や雨仕舞いを踏まえたうえで、必要な補修内容を分かりやすくご説明しています。
街の屋根やさんでは無料調査も行っておりますので、天井のシミやドーマー周辺の不安、瓦屋根の傷みが気になる方は、どうぞお気軽にお問い合わせください。
早めの点検が大切なお住まいを守る近道です!

 記事内に記載されている金額は2026年07月03日時点での費用となります。
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