大田区北馬込で使用年数の経過したスレート屋根を点検、表面の塗膜が剥がれておりました

更新日：2021年05月13日

　大田区北馬込にお住いになられているＧ様のお宅では、新築当初からスレート屋根でした。築３５年以上が経過したスレート屋根は、これまで塗装を行って長持ちさせてきておりましたが、塗装をしてから１５年以上が経過しており、大田区北馬込Ｇ様はスレート屋根が気になっていたそうです。屋根には上がれずにいたところ、街の屋根やさんに調査のご依頼がございました。スレートはメンテナンスを行うことで長持ちするようになる屋根材です。まずは屋根に上って状況を確認してみましょう。私達、街の屋根やさんでは、新型コロナウイルス（covid-19）による自粛が解除されたあとも、講じた対策を行い続けて参ります。

過去に塗装を行っても徐々に傷んできます

　大田区北馬込Ｇ様のお宅のスレート屋根に上ってみると、本当は黒色だったスレート屋根が、所々オレンジ色になっておりました。棟板金も黒色の塗膜が剥がれて元の茶色が露出しており、かなり劣化してきていることが伺えます。オレンジ色のところは苔が生えております。苔は緑色を想像される方も多いかと思いますが、屋根に生える苔はオレンジ色であることが殆どです。スレートの表面を見てみると、塗膜は艶を失っており白くプツプツした箇所が散見されました。

雨水を吸ってしまったスレートはより傷んでおりました

　この白く見えているところは塗膜が剥がれているところであり、塗膜の付着が低下して起こったものと思われます。元々はスレートが傷んだことによるメンテナンスとして行ったスレート屋根塗装ですので、今塗膜が剥がれてしまっているところは雨水を吸ってさらに傷んでしまします。傷みが進行してしまったスレートは、塗り重ねても十分な効果が得られません。この場合は、既存のスレートを長持ちさせるスレートに対するメンテナンスではなく、新しい屋根材を用いた屋根全体のメンテナンスを行った方が良いです。新しい屋根材を用いた屋根全体のメンテナンスとは、屋根葺き替え工事や屋根カバー工法のことを指します。私達、街の屋根やさんでは、入念な調査のもと、適切なご提案と施工をいたします。入念な調査と適切なご提案・施工は、街の屋根やさんにお任せ下さい。

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