コロニアルNEOは塗装できない？板橋区南町での屋根メンテナンス事例

更新日：2025年09月28日

コロニアルNEOとは？

住宅の屋根材として広く使われたコロニアルNEOは、かつて人気のスレート屋根材でした。
しかし現在では、アスベストを含まないノンアスベスト製品として登場したものの、耐久性に問題があることが判明し、メンテナンス方法が大きな課題となっています。

一般的なスレート屋根は塗装で寿命を延ばせますが、コロニアルNEOは塗装できない屋根材として知られており、適切な対応を取らなければ雨漏りのリスクが高まります。

塗装できない理由

コロニアルNEOが塗装できない最大の理由は、素材自体の強度不足です。
塗装をしても表面の防水性が維持されるのは一時的で、内部の劣化や割れの進行を止めることができないのです。

また、施工から10年前後で割れや欠けが発生するケースが多く、塗装では根本的な補修にならないのが現実です。

実際の劣化症状

板橋区南町で調査した住宅の屋根でも、以下のような劣化が確認されました。

・屋根全体にコケや藻、カビが発生

・部分的な割れやヒビの拡大

・複数のスレートで横方向に亀裂が発生

このような状態では、塗装を行ってもひび割れ部分から水が浸入し、雨漏りを引き起こす恐れがあります。

推奨されるメンテナンス方法

コロニアルNEOの場合、塗装ではなく屋根カバー工法または葺き替え工事が推奨されます。

・屋根カバー工法
　既存の屋根材の上から防水シートと新しい屋根材を重ねる工事。工期が短く、コストも抑えられます。

・葺き替え工事
　古い屋根材を撤去し、新しい屋根材に交換。耐久性を根本から改善できる方法です。

特に割れや欠けが多数見られる場合は、早めに根本的な対策を取ることが安心につながります。

まとめ

コロニアルNEOは一見するとスレート屋根と同じように見えますが、塗装できない屋根材であり、メンテナンス方法を誤ると雨漏りリスクが高まります。
板橋区南町での調査事例のように、割れや苔の発生が見られる場合は、早急にカバー工法や葺き替え工事をご検討ください。

街の屋根やさんでは、点検からご提案、工事まで一貫して対応しております。
屋根の不安がある方はぜひお気軽にご相談ください。

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