小金井市梶尾町にて屋根の指摘を受けたお家の調査、棟板金交換工事の価格は税込154,000円（20ｍ、足場代別途）からになります

更新日：2023年11月14日

棟板金の浮きを指摘されたとのことでした

　小金井市梶尾町にて棟板金の浮きを指摘されたとのことで現地調査にお伺いしました！

　今年は1年通してこういったお問い合わせを多くいただいております(´-ω-`)

　早速屋根に登って調査をしていきましょう(^^)/

　指摘されたという棟板金を確認してみると換気棟でした

　換気棟は小屋裏の湿気や温まった空気を逃がすことができる部材です。

　形状が他の棟板金と異なりますので浮いているように見えることがあります。

　今回もこの部分の指摘を受けたとのことでしたが問題ありませんでした。

　他の箇所も確認していきます。

　隅棟（斜めに走ったの棟板金）の一部で釘の浮きが生じておりました。

　棟板金の釘の浮きの原因は下地の劣化によるものです。

　下地には木材が使用されているので経年劣化によって木が痩せてきて釘の利きが悪くなってしまいます(>_<)

　他にも確認しましたがケラバの釘も若干浮きが生じておりました。

　風を受けやすい箇所になりますのでご注意ください！

　屋根材はグリシェイドNEOというスレートが使用されておりました。

　初期型のノンアスベストスレートなので耐久性が低いのが特徴です。実際にひび割れの症状も発生しておりました(; ･`д･´)　

　初期型ノンアスベストスレートが使用されている場合は塗装によるメンテナンスがオススメできませんので工事を行う場合は屋根のカバー工事もしくは葺き替え工事をお勧めいたします(^^)/

こういった業者にはご注意ください

　今回のケースではお客様が不審に思い業者を屋根に登らせなかったようなのですが、中には屋根に登ってよからぬことを行う業者もおります。

　下の写真では棟の浮きを指摘した業者が応急処置だからといってガムテープを貼っていったそうなのですが、本当に棟板金がバタついてしまう状況であれば何の効果もありません(-“-)

　むしろテープの跡が残ってしまうので美観的にも良くないですし、塗装をしていれば塗膜が傷ついてしまいます。

　棟板金浮いているので応急処置してあげると甘いことを言う業者には十分にご注意ください！

　また、棟板金交換工事は全体に足場を組んで交換した場合、メーター数にもよりますがおおよそ30～50万円程度の金額になります。

　棟板金交換工事のみで70万、80万かかるといってくる業者は間違いなく良い業者ではないのですぐに契約せず、必ず相見積もりを取るようにしてください！！

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