八王子市追分町の屋根外壁調査で、棟板金を固定している釘が抜けているのを見つけました

更新日：2023年02月16日

棟板金は固定されている釘が抜けると、固定する力が弱まるため飛ばされたり外れたりしやすくなります。建物は築年数の経過とともに傷んできたり不具合が起こるようになってきますので、築年数が経過すれはするほどより計画的かつ定期的にメンテナンスする必要が出てきます。スレート屋根の棟に被さっている棟板金にも同じことが言えます。

【屋根の傷みに目を奪われることなく細部にわたり調査します】

ご依頼をいただきましたのは、八王子市追分町にお住いのＵ様からでした。「屋根と外壁の塗装を考えている」とのご要望のもと調査にお伺いさせていただきました。屋根に使用されている材質は化粧スレートで、１８年使い続けていることもあり全体的に表面に苔が付着しておりました。スレート自体はまだそこまで劣化が進行している訳ではなく、表面の汚れをしっかり落とせば塗装が可能な状態でした。

屋根では塗装が可能かどうかの確認を行いますがそれだけではございません。屋根には他にも確認しておかなくてはならないところがいくつかあります。そのひとつが棟板金の状態です。八王子市追分町Ｕ様のお宅の棟板金は所々で釘が抜けておりました。棟板金の釘は、風の影響を受けやすい棟に取付けられた棟板金や傾斜のある棟に取付けられた棟板金の固定に使用されている釘に抜けやすい傾向があります。

抜けた釘が軒樋のなかに落ちていました。釘が抜けてくるということは、板金内部にある木材（貫板）が傷んでいる可能性が非常に高いです。この場合は屋根塗装をする前に棟板金の固定を補強したり、状態によっては棟板金を交換する必要が出てくることもあります。もしこの棟板金の状態を見過ごしてしまうと、屋根外壁塗装をしたあとに棟板金のために足場を架けて工事しなければならなくなる可能性が残ってしまいます。足場を１回架けるのであれば、ある程度まとめて色々な箇所をメンテナンスしたほうが効率が良いので、屋根を調査する際には細部にわたり調査します。街の屋根やさんの調査は細部にわたり調査させていただいております。そして気が付いたところがあればそちらについてもご報告させていただいております。入念で細部にわたった調査があるからこそ最善で適切な工事に繋がります。屋根調査は街の屋根やさんにお任せ下さい。

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