墨田区で屋根の天窓、トップライトのメーカー点検を行いました

更新日：2021年05月13日

墨田区で急勾配コロニアル屋根の初めての塗装を行っているお客様の屋根には３台の天窓が付いています。トップライトという言い方もしますね。天窓メーカーはかつては乱立していたようですが現在は大手２社ほどが大部分のシェアを誇っています。こちらのお客様の天窓は日本ベルックス社の天窓です。天窓にもメンテナンスが必要だという事を皆さんご存知でしたでしょうか？製品である以上必ず寿命というものも存在しています。ベルックス社の天窓で２５年が製品の寿命と言われています。今回屋根塗装をするお客様は築後約１５年との事ですので、せっかく屋根足場を架けたこともありメーカーの担当者に来てもらって点検、必要箇所があれば補修を行ってもらおうという事になりました。塗装をしたのに天窓から雨漏りではシャレにもなりません。塗装工事の邪魔にならない様に天窓を確認していきます。もちろん外部の状態と部屋内部の状態も確認いたします。

外部から天窓の状態を確認しました。ガラスの状態、躯体の状態、シール材の状態、外側を覆っている金属製のケースの状態などを目視で確認していきます。内部からの状態でも雨漏りなどは有りませんでした。

屋根の同じ面にある二連窓の天窓も確認いたします。先ほど見た天窓と少し形が違うのは開閉できるタイプだからです。こちらの天窓はロフト部につけられています。この寒い季節の天窓からの日差しは暖かくて良いですね。逆に夏場は・・・。というお声も聞こえそうですが、現在は技術革新もあって断熱ガラスを使用してかなりの暑さをカットしてくれるようです。

二連窓のケース部分の一部に施工の問題を見つけてしまいました。ほんの些細な事ではあるのですがツメの部分がキチンとはまっておりませんでした。これによって起こりえる問題は強風などでケース部分がめくれあがってしまう事があるそうです。さすがメーカー担当者の方は細かいところも見逃さないですね。今回の調査では大きな障害は無いと判断できました。ただし製品の寿命から考えてみるとオーバーホールをした方が良い時期です。メンテナンスの方法はこれらケースなどをばらして防水を担っている部品の総交換です。これによってメーカー保証も延長されて更に突然の雨漏りなどの心配もなく安心できますね。

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