工場の屋根で発生したベンチレーター周りの雨漏り修理｜板金巻き施工事例【葛飾区白鳥】

【お問い合わせのきっかけ】

【工事内容】

屋根補修工事

【工事詳細】

使用材料

GL鋼板

施工期間

2日間

築年数

築30年程

平米数

ベンチレーター：1台

施工金額

税込110,000円

お施主様

法人様

ハウスメーカー

ハウスメーカー不明

保証年数

1年

【工事内容】

屋根補修工事

【工事詳細】

使用材料

GL鋼板

施工期間

2日間

築年数

築30年程

平米数

ベンチレーター：1台

施工金額

税込110,000円

お施主様

法人様

ハウスメーカー

ハウスメーカー不明

保証年数

1年

工場の屋根で発生する雨漏りの原因として多いのが、ベンチレーター（換気装置）周りの劣化や錆びによる腐食です。
今回は、葛飾区白鳥の工場で行ったベンチレーター板金巻き補修工事の様子をご紹介します。
経年劣化で雨漏りを起こしていた箇所を、下地から丁寧に補修し、防水性と耐久性を大幅に改善した施工事例です。

1. 雨漏りの発生箇所を特定

点検の結果、ベンチレーターの下部から雨漏りが発生していることが判明しました。
換気装置の取り合い部分は、構造的に雨水がたまりやすく、経年による錆びやコーキングの劣化が原因で雨水が浸入していました。

ベンチレーターの下部からの雨漏りは放置すると、内部の下地腐食や断熱材の劣化につながります。
早期の補修が重要です。

2. 錆び・コーキングの劣化状況

ベンチレーターの基部を確認したところ、錆びが進行し、コーキングも硬化・剥離して防水機能を失っている状態でした。

このままでは雨水が浸入し続けるため、既存の板金をすべて撤去し、下地からやり直す必要があります。

3. 既存板金の撤去と下地の確認

劣化した板金を慎重に解体し、内部の状態を確認します。

すると、内部の鉄板や木毛セメント板が大きく腐食・劣化しており、錆びの堆積が大量に確認されました。

長年の雨水浸入による腐食は、目視できない内部まで進行している場合があります。
このため、解体後の清掃と点検は欠かせません。

4. 下地木毛セメント板の交換

腐食が進行していた下地を撤去し、新しい木毛セメント板に交換しました。
木毛セメント板は耐水性と断熱性に優れた素材で、屋根下地に多く採用されています。

これにより、下地の強度と防湿性能が回復しました。

5. 防水シート（ルーフィング）の敷設

続いて、下地の上にルーフィング（防水紙）を丁寧に敷設します。
これは、屋根の最終防水層として非常に重要な工程です。

防水紙の重なりや立ち上がり部分も入念に処理し、雨水の浸入経路を完全に遮断します。

6. 新しい板金の取り付け

ルーフィングの上から、新しいガルバリウム鋼板を加工して取り付けます。
ガルバリウム鋼板は高耐久・防錆性能に優れた金属屋根材で、工場や倉庫に最適な素材です。

ベンチレーターの形状に合わせて現場で精密に加工し、雨水の流れを考慮した設計としました。

7. コーキング処理で防水性を強化

板金の継ぎ目や重なり部分には、高耐候性シーリング材（コーキング）で防水処理を行います。

この工程を丁寧に行うことで、風雨による浸入リスクを完全に防止できます。

8. 施工完了

全ての板金を取り付け、防水処理を終えた状態がこちらです。

見た目にも美しく、防水性・耐久性ともに新築同様の状態に回復しました。
これで今後、雨漏りの心配はありません。

9. ベンチレーターまわりの雨漏りを防ぐポイント

ベンチレーター周りは、風雨が直接当たるうえに、温度差による結露や錆びの発生が起こりやすい箇所です。
定期的に点検を行い、錆び・コーキングの劣化・シーリングの割れを早めに発見することが大切です。

また、今回使用したガルバリウム鋼板巻きは、防錆性能に優れており、メンテナンスサイクルを大幅に延ばすことができます。

10. 街の屋根やさんからのご提案

街の屋根やさんでは、工場・倉庫の屋根修理・ベンチレーター板金巻き補修を多数施工しています。

今回、施工した工事費用につきましては税込110,000円になります。

現地調査・お見積もりは無料で、雨漏りの原因調査から板金加工・防水施工まで一貫対応いたします。

葛飾区白鳥をはじめ、近隣地域でも対応可能です。
工場の屋根やベンチレーターからの雨漏りでお困りの際は、ぜひ街の屋根やさんへご相談ください。