
HOME > ブログ > 調布市多摩川で棟板金が緩んだ屋根の点検をしました
更新日:2021年07月20日
調布市多摩川のアパートオーナー様より、所有アパートの棟板金が緩んできたように感じるので、状態の確認と工事の見積をお願いしたいとお声かけをいただき、現場確認にお伺いしてきました。棟板金とは屋根のてっぺんなどに設置されている板金のカバーのことを指します。屋根は両サイドから葺いていくと必ず棟の部分に隙間が発生するため、その隙間を覆い隠すために棟板金が設置されます。棟板金は風の影響を一番受けやすい部分であるため、台風などの際に剥がれてしまうという被害報告も多数ございます。劣化の具合などを定期的に点検することで、トラブルを予防することができます。
問題の棟板金は写真のように釘が外れかかっている部分が多数ある状態でした。棟板金は屋根に取り付けられた貫板(ぬきいた)という木の板に取り付けられるため、木が築年数の影響を受けて痩せてくると、釘を固定する力が弱まってきてこのように釘が外れそうになってきます。1~2本取れた程度では外れたりしないですが、強度が弱まることに違いはありません。
ちなみに使われている屋根材は松下電工製のフルベスト20という屋根材が使われていました。アスベスト含有の屋根材であるため、処分の際などは取り扱いに注意が必要ですが、屋根材として使われている分には健康への影響もないのでご心配は不要です。
今回はご予算の兼ね合いもあって棟板金の交換工事でお見積りを作成する運びとなりました。屋根そのものの寿命が30年程が目安となるため、築30年の現状を考えると、棟板金のみ交換しても屋根全体のメンテナンスが必要になる時期が直ぐにくる可能性もぬぐえません。その場合、新しく取り付けた棟板金も全て撤去して工事をすることになるため、できることならこのタイミングで全体的なメンテナンスを行うことが望ましいです。しかしながら価格もそれなりに大きい金額になるため、ご予算の状況などに応じて工事の方法を考えていく必要があります。
私たち街の屋根やさんでは、新型コロナウィルスへの感染対策としてマスクの着用や手指の消毒を徹底して実施しています。お問い合わせの際はご安心いただければ幸いです。
記事内に記載されている金額は2021年07月20日時点での費用となります。工場・倉庫の屋根修理は屋根カバー工法がお得!【街の屋根やさん】
今回の記事で登場した工事やお住まいのトラブルに関連する動画をご紹介します!
こちらの動画では、工事の内容やお住まいのトラブルの対処方法などをより詳しく説明しています。
お役立ち情報が満載ですのでぜひご覧になってみてください。
漫画で読むならコチラ
動画で見るならコチラ
街の屋根やさんは東京都以外にも神奈川県、千葉県などでも屋根工事を承っております。日本全国に展開中ですので、貴方のお住まいの街の屋根さんをお選びください。
【施工内容】
屋根カバー工法、スレート屋根カバー工事、ガルバリウム鋼板
【施工内容】
棟板金交換
【施工内容】
屋根カバー工法、スレート屋根カバー工事
【施工内容】
スレート屋根工事
【施工内容】
雨漏り修理
【施工内容】
スレート屋根補修工事