墨田区で天窓をメンテナンス、ベルックスの安心点検工事を行いました

更新日：2021年05月13日

墨田区で屋根塗装工事を行わせていただいたお客様のベルックス社製天窓、トップライトのメンテナンスを行いました。トップライトにもメンテナンスが必要ってご存知でしたか？トップライト廻りからの雨漏りでご相談を頂くことも多いのですが、その原因となるのは施工上の問題と構造的な問題と二通りあります。施工上の問題ではトップライト廻りの雨仕舞が悪く雨漏りを起こしてしまうことがあります。これは施工後比較的早めに起こることですので分かりやすいでしょう。一方、構造的な問題ではトップライトの防水部材の経年劣化に伴って現れてきます。墨田区のお客様のトップライトは雨漏りを起こしていたわけでは無いのですが施工後１４年という事もあって今後の安心を考えてメンテナンスを行いました。ベルックス社による安心点検工事というメンテナンスです。

もともと保証されている１０年に更なる安心を付けることができるメンテナンス工事です。メーカー直々の施工ですので益々安心できますね。

お客様の屋根には３台のベルックス製トップライトが付いています。とても急勾配の為、今回のような足場を掛けるタイミングで行わないと出費が増えてしまいますね。１０年は経過してしまいましたが決して遅くは有りません。作業を行っている職人が持っているのが防水材ですが経年によって弾性はすっかりなくなってしまっていました。勾配がここまでない屋根なら雨漏りになっていたかもしれない状態でした。

水密材を外した状態です。ここに先ほどの防水材が付いていました。天窓を棟側から見た状態です。黒くゴム状の物が付いていた所と先ほどの水密材が密着されていました。この様に外装をほぼバラバラにしていきます。

外した外装材は溜まった埃を取り払い、防水材を付け替えていきます。

本体側もたまったホコリを清掃していきます。清掃後は必要各部へのシーリングを行っていきます。

ガラス台座への防水補強も行っていきます。ガラスの縁にもシーリングを行っています。

これから外した外装材を再設置していきます。その際にも防水パッキンをしっかり付け直していきます。

外装材を取り付けながら清掃も行い、外見上はもとに戻った来ました。

外装材の再設置を行ったあとのビス頭には防水補強の為、シーリングを行います。また更にガラスの縁にはシーリングを行う念の入れようです。工事の様子をみながら職人といろいろな話をさせて頂きましたが、むしろこのメンテナンスの方が新品時より防水性能が高い、といった話も出ておりました。

最後は外装材上部の板金をつかんで全体を清掃して終了となります。ここまでしっかりしたメンテナンスだから保証を延長できるのも納得です。トップライトがついた家をお持ちの皆さんは、先々雨漏りでお困りになる前に足場を必要な工事では必ずメンテナンスを受けてください。絶対にお得ですよ。

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