「屋根葺き替え工事」のメリットとは？特徴から「カバー工法」との違いまで解説いたします！

更新日：2024年09月13日

　スレート屋根に定期的に必要となる屋根リフォーム方法と言えば、「塗装メンテナンス」です(^^)/

　屋根材の美観はもちろん、防水・撥水性能を回復できますので屋根材の寿命を延ばす事が出来ます！

　ですが、適切なタイミングで塗装・補修工事を行ってきたスレート屋根もいつかは寿命が原因で屋根機能を失ってしまいます(>_<)

　そうした中で必要となるのが、「屋根葺き替え工事」「カバー工事」などの施工規模の大きな屋根リフォームです！

　そこで、この記事では屋根葺き替え工事の特徴やメリットに焦点をあてて、カバー工事との違いや、実際にお伺いをさせていただいた現地調査の様子まで詳しい情報を解説いたします(^^)/

屋根葺き替え工事の特徴・メリット

　屋根葺き替え工事は既存の屋根材を全て撤去し、下地から新しい屋根材を設置する大規模な改修工事です！

　特に、スレート屋根材の固定先であり「屋根の構造部」にあたる「野地板」の増し張り・交換は、屋根葺き替え工事でしか行う事が出来ません。

　葺き替え工事の最大の特徴は屋根全体の耐久性や寿命の回復しつつ、台風による被害や経年劣化などで屋根に生じている問題・トラブルを全て解決できる事にあります(^^)/

　また、近年では耐震性を理由に、重い瓦屋根から軽量な金属屋根材に葺き替える住宅が多い傾向にあります。

　ガルバリウム鋼板屋根材などの金属屋根材は非常に軽量で、瓦と比較して約１０倍、スレート屋根材であっても約４倍の重量の差があります。

　瓦と比較してその差は小さいですが、スレート屋根から金属屋根材に葺き替える事で屋根の重量を1/4に抑える事が出来ます😊

　以上の様に、葺き替え工事は屋根を新品同様に回復させることが可能であり、金属屋根材に葺き替える事で「軽い屋根」を実現する事も可能です(#^^#)

「葺き替え工事」とよく比較される「屋根カバー工法」とは？

　一方、「屋根葺き替え工事」とよく比較される事も多く、人気の屋根リフォーム方法が「屋根カバー工法（重ね葺き）」です！

　既存の屋根材を撤去せず、その上に防水紙（ルーフィング）・新しい屋根材を被せる様に設置する施工方法であることから、施工にかかる費用・期間を抑えて工事をする事が出来ます(#^^#)

　また、施工期間中に室内へ及ぼす影響も少ない事から、特に「日々の生産を止める事が出来ない工場・倉庫」などにも適した工事方法です！

　重ね葺きによって屋根の厚みが増す事から、断熱・遮音性の向上にも繋がります。

「葺き替え工事」と「カバー工法」との違い

　ここまでご紹介させていただいた通り、２つの施工方法には種類によってそれぞれ特徴・メリットがあります！

　その為、どちらの施工方法が最適かどうかはお客様が重視されているポイントや、現在の屋根の状態によって変わってきます。

　例えば、葺き替え工事は屋根全体を新品同様に出来る一方、カバー工法と比較して費用相場も大きく施工に掛かる期間も長期間必要です！

　その一方、カバー工法はコスト・期間を抑えられますが、野地板のメンテナンスが行われない事から屋根下地材が著しく劣化・腐食している場合には採用する事が出来ません(>_<)

　また、新しい屋根材の重量が追加される為、特に古い耐震基準で施工された可能性がある築年数が経過したお住まいへの採用は注意する必要があります😥


　葺き替え工事・カバー工法による屋根リフォームをご検討されている場合、まずは信頼できる施工業者・リフォーム会社へご相談・お見積もりを依頼されることをおすすめいたします。

　

葺き替え工事をご提案させて頂いた現地調査の事例

　町田市金森東にお住いのお客様よりご相談をいただき、現地調査にお伺いさせていただきましたのでその流れをご紹介いたします！

　お問合せの内容は築20年が経過したので屋根の状態を確認してほしいとのことでしたので早速調査を行っていきます！

　既存の屋根材はニューコロニアルというアスベスト含有のスレートでした！

　スレートは大きく分けて2種類あり、アスベスト含有のものとアスベスト非含有のものに分けられます！

　ご自身で見分けをするのは難しいのですが、築年数で見分けることができます！

　2004年以前に建てられたお家の場合は基本的にスレートにはアスベストが含有されております。

　しかし、アスベストの人体に与える影響が問題になり、2004年以降では完全に製造が禁止されましたので2004年以降ではアスベスト非含有のスレートのみが製造されております！

　なお築年数でほとんどの場合は確認できますが、万が一築年数が分からない場合でもスレートの形状によっても判断することは可能ですのでご安心ください！！

太陽光パネルがあるとメンテナンスがしにくくなります、、、

　既存の屋根には太陽光パネルが設置されていました。

　昨今では電気代の高騰から太陽光パネルの設置をご検討されている方がおおくいらっしゃると思います。

　また、東京都では大手メーカーによる新築の物件に対して太陽光パネルの設置を義務付けられています。

　しかし、いっけん電気代の節約につながるなら良いことのように感じられますが、良いことばかりではありません。

　屋根材によって取り付け方法は異なりますが、スレートの場合は架台をアンカーで屋根に取り付けますので雨漏りのリスクを高めてしまいます、、、

　また、屋根の改修工事を行う場合には太陽光パネルを脱着もしくは撤去する必要があり、工事費用が余計にかかってしまう事も注意点の一つです(´-ω-`)

　年で節約できる電気代と脱着や撤去処分にかかる金額を天秤にかけた時果たしてお得なのかと言われると何とも言えません、、、

　今回は太陽光パネルの脱着を含めた屋根の葺き替え工事のご提案をさせていただきました！

　私達、街の屋根やさんは屋根塗装・修理はもちろん、外壁補修・外壁塗装の実績・経験も豊富に持っております(^^)/

　お住まいのご不安・ご心配ごとであれば幅広くご対応可能ですので、是非お気軽にご相談下さい😊

　屋根の葺き替え工事は税込1,097,800円から承っております！屋根の形状や面積・新規に使用する屋根材によって価格は変動いたしますので詳しくはお問い合わせください！

　記事内に記載されている金額は2024年09月13日時点での費用となります。
　街の屋根やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
　そのほかの料金プランはこちらからご確認いただけます。

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