
HOME > ブログ > 墨田区向島にて行ったスレート屋根の調査!屋根材が塗装不可のコ.....
更新日:2025年01月31日
墨田区東向島にお住まいで、屋根材のひび割れや欠けにお悩みのお客様より、スレート屋根の調査依頼を承りましたのでそちらの調査の様子をご紹介致します(*^▽^*)
こちらのお客様邸の屋根材は、耐久性の低いコロニアルneoを使用しておりました。コロニアルneoは西暦2000年頃に建てられた家に多く使用されていて、アスベストの健康被害を危惧し、2004年に定められた規制をクリアするために販売されたノンアスベストの屋根材になります。
今現在使用されている屋根材はノンアスベストでも耐久性の高い屋根材が多いのですが、アスベストが規制され始めた時に作られた、このコロニアルneoは耐久性に問題が多くありました。その問題の一つとして、コロニアルneoに塗装のメンテナンスをしてもひび割れや欠け等の症状を抑えることが出来ません。よってコロニアルneoの最適なメンテナンス方法と致しましては、屋根カバー工事か屋根葺き替え工事になります。
屋根一面に藻が発生していました。藻の発生は屋根材の塗装が劣化している証拠になります。塗装は、美観を保つ以外にも、屋根材に防水性を与える役割を果たしています。よって塗装が劣化しているということは、防水性が低下しているということになりますので、雨水を吸収しやすくなります。当然のことですが、雨水を吸収しやすくなってしまうと屋根材の耐久性も低下しますので、欠けやひび割れ等の症状に繋がる可能性が高いです。
屋根材の欠け、ひび割れの様子です。前述した藻の発生を放置していたため、雨水を吸収しやすくなった屋根材の耐久性が落ち、このような欠けやひび割れに繋がったのだと考えられます。
この状態のまま放置していると、欠けやひび割れの進行が進み、屋根材が飛散してしまう可能性があります。通行人や車等に当たってしまうと大変ですのでメンテナンスが必要になります。
棟板金を固定する釘の浮きの様子です。まず 棟板金とは、主に屋根の棟部分(屋根の最上部や二つの屋根の接合部分)に使用される金属製の材料です。名前の通り、屋根の棟部分に取り付けられ、屋根の上端を覆い雨水や他の天候から建物を守る役割を果たしています。
この釘が浮いてくると、釘穴の隙間から雨水が浸入する原因となり、棟板金内部にある貫板という木材が腐る原因となります。貫板が腐ってしまうと、棟板金を固定することが難しくなるため、棟板金と屋根材がぶつかり合い、バタバタと音を立ててしまいます。また、雨漏りに繋がる可能性も高いため、お早目のメンテナンスが必要になります。
本来であれば、藻の発生、屋根材の欠け・ひび割れは屋根塗装工事のメンテナンスをすることによって改善することが出来るのですが、前述にもある通り、こちらのお客様邸の屋根は耐久性の低いコロニアルneoを使用していたため塗装をしても、欠けやひび割れの症状を抑えることが出来ません。また、棟板金もメンテナンスが必要な状態なため、最適なメンテナンスは塗装ではなく、屋根カバー工事か屋根葺き替え工事になります。
お客様に調査のご報告をし、メンテナンスが必要な旨をお伝えしたところ、「この先も住む家なので、悪いところは直したいが、予算をなるべく抑えたい」とのことでしたので、屋根カバー工事のご提案を致しました。
屋根カバー工事は既存の屋根材の上に、新しい防水紙や屋根材を被せる工法になり、屋根葺き替え工事と比べ、既存の屋根材を撤去する必要がありません。よってその分工期も早く終わるため、人件費も安く済みますし、屋根材の撤去の費用も掛かりません(*^▽^*)
屋根カバー工事は屋根面積が60㎡の場合¥877,800(税込み)から、屋根葺き替え工事につきましては屋根面積が60㎡の場合¥1,097,800(税込み)から施工を行っております。 使用する材料や面積によって料金が変動致します。詳しいお値段につきましては、私たち街の屋根やさんまでお気軽にお問い合わせください(^^♪
記事内に記載されている金額は2025年01月31日時点での費用となります。葺き替えよりリーズナブル!屋根カバー工法で雨漏り解決!【アメピタ!】
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