杉並区久我山で板金の浮きを指摘された屋根調査、不具合部分は補強工事のご提案！

更新日：2024年06月05日

　

　杉並区久我山で屋根の調査を行いました。

　

　お問合せの内容は、以前のメンテナンスをおこなってから10年が経過したので、状況を見たうえで適切な提案をして欲しいという内容でした。

　

　お伺いすると、屋根の不具合を指摘されたという事でその点も併せてみて欲しいというご希望を伺いました。実際に屋根の上って見て状態を調べたうえで、適切なメンテナンスのご提案をさせていただきます。

　

　

カバー工事してある屋根の状態

　

　屋根の状態です。

　

　元々スレート葺き屋根だったところに、10年前にガルバリウム鋼板で屋根カバー工事をおこなったそうです。表面の塗膜が劣化し始めていますが、サビなどは出ていません。

　

　

　

　壁際に取り付けてある水切りの雨押えがあるのですが、何か所か浮いている状況でした。下地を取り付けて板金をビスで固定しているのですが、ビスごと浮いている状態です。

　

　

　

　

　棟板金を挟んで反対側はパカパカとした状態になっています。外壁の固定やその他の部分の固定はしっかりとしておりますので、直ぐに板金が飛ばさせるという様な状態にはなりませんが、しっかりと固定されていないこと自体が問題です。

　

　

　

　

　板金を持ち上げて中を覗くと原因が分かりました。

　

　壁際の方から真っすぐに取り付けられている下地の貫板と、斜めに下っていく棟の下地の貫板が合わさった丁度隙間にビスが打たれていたので、ビスが全く効いていない状態でした。固定するときに気付くと思うのですが、この部分は位置を変えて打ってあげればしっかりと固定する事が可能です。

　

　

　

抜けた棟板金のビス

　

　先程の雨押え部分のビスもそうなのですが、棟板金のビスが抜けていることを近所で工事をおこなっているという業者が来て指摘されたそうです。

　

　その業者が屋根に上ったという事ですが、『下地の木が腐っているので交換が必要』という話をされたという事ですが、まず下地は木ではなく樹脂製の物が使用されていますので、腐っているという事はあり得ません。

　

　また、近所で工事をしているからと言って、棟板金のビスが抜けているかどうかは見えません！しかも、この部分は樹脂製の貫板にしっかりと固定されていた穴が開いていることも確認しましたので、自然に抜けたという事もちょっと怪しい気がします。

　

　原因は別の問題として、現状でビスが抜けている部分とビスが効いていないところがありますが、下地の樹脂製貫板は全く問題がりませんので、今回のご提案は板金部分のビス補強工事です。作業自体は比較的簡単に出来る作業ですので、部分的な屋根補修工事として税込み44,000円のご提案となります。

　

　私たち街の屋根やさんでは、建物の状況をしっかりと調査したうえで、適切な工事のご提案をいたしますので、無駄な工事を強引に進めるような事は一切行っておりません。必要な工事を把握したうえで価格面でも頑張らせていただいておりますので、建物の事でお困りの際はお気軽にご相談ください(^O^)／

　

　

　記事内に記載されている金額は2024年06月05日時点での費用となります。
　街の屋根やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
　そのほかの料金プランはこちらからご確認いただけます。

関連動画をチェック！

どのリフォームが最適？屋根リフォームの種類【街の屋根やさん】

このページに関連するコンテンツをご紹介