
HOME > ブログ > スレート屋根塗装でタスペーサーを設置する理由とは?実は雨漏り.....
更新日:2024年01月23日
屋根塗装を計画した時に、業者との打ち合わせで「タスペーサー」という言葉が出てきませんでしたか?
もしくは「縁切り」についての説明があったかもしれません(^▽^)/
これらは普段全く耳にしない言葉だと思いますが、実はスレート屋根を塗装する際に今後の雨漏りを防ぐ重要なポイントになります!
私たち街の屋根やさんではスレート屋根塗装時にタスペーサーを使用いたしますので、タスペーサーの重要な役割について解説いたします!
タスペーサーは、スレートとスレートの間にわざと隙間を作る道具です。
「どうして隙間を作る必要が?」と思われたかもしれませんね。その理由について解説いたします(^▽^)/
スレート屋根では雨が降ると、必ずしもすべての雨水がスレートの上を通って流れていくわけではありません。
隙間から入り込んだ一部の雨水は屋根材の内側に回り込み、防水紙に受け止められて軒へと流れていくのです。
その過程で、スレートが重なり合う部分(小口と言います)からも雨水が逃げていくため、隙間を塞いでしまうと雨水が効率的に排水されず、内側に滞留しやすいというデメリットがあるのです(-_-;)
雨水が長く屋根の内側に溜まってしまうと、雨漏りを防ぐ最終ラインの防水紙が劣化しやすくなるため、屋根全体で雨漏りが発生しやすくなってしまうのです……
湿気なども隙間から通気によって逃げていくため、スレート同士の隙間は思っている以上に確保しなければならない要素なんです(^^)
タスペーサーの設置は、スレート屋根塗装の工程の一部として行われます。
基本的には下塗りが終わった後に、タスペーサーを挿入します。
実は塗装をすると屋根表面に塗膜が形成されるため、それによって隙間が塞がってしまうのです(-_-;)
ですのでタスペーサーを設置して隙間を確保するか、塗装後にヘラなど使用することで手作業で隙間を作り出します!
前述しましたが、街の屋根やさんではタスペーサーを使用する方法でご提案させていただいております(^▽^)/
タスペーサーをしっかりと挿入することで、雨水の逃げ道を確保し、雨漏りを防止する役割を果たします。
もしお見積書に「タスペーサー」と記載されていましたら、雨漏りを防ぐために必要なものとして確認していただければと思います(*^^)v
参考費用として、スレート屋根の塗装はタスペーサーの費用込みで税込415,800円~(60㎡ほどの場合)となっております!
記事内に記載されている金額は2024年01月23日時点での費用となります。屋根塗装が雨漏りを引き起こす!?スレート屋根の方は必見!【プロが解説!アメピタ!】
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