練馬区谷原の屋根工事!防水紙は高耐久なニューライナールーフィングを使用します
更新日:2026年06月18日
今回は、練馬区谷原で行った屋根工事の様子について、詳しくご紹介していきたいと思います。
屋根工事と聞くと、皆様は一番外側に見えている「屋根材」にばかり目が行きがちかもしれません。 しかし、屋根が雨漏りを防ぎ、長期間にわたってご自宅を守り続けるためには、見えない部分の「下地」と「防水紙」が非常に重要になります。 特に、今回テーマとして取り上げる防水紙(ルーフィング)の選び方と施工品質は、そのまま屋根の寿命を大きく左右することになります。
本記事では、既存の屋根下地の確認から補強作業、そして私たちが自信を持っておすすめする防水紙の施工手順までを、順を追って丁寧に解説いたします。 大切なご自宅の屋根リフォームをご検討中の方は、ぜひ最後までお読みいただき、業者選びや材料選びの参考にしてください。
既存の屋根下地を確認!昔ながらの「バラ板」の状態
屋根の葺き替え工事を始めるにあたり、まずは既存の屋根材を慎重に剥がし、下地の状態を確認する作業からスタートします。

上の写真は、練馬区谷原の住まいで撮影した既存の屋根下地の様子です。 写真をご覧いただくと、細長い木の板が意図的に隙間を空けながら横方向に張られているのがお分かりいただけるかと思います。
これは「バラ板(小幅板)」と呼ばれる、一昔前によく使われていた屋根下地材です。 築年数が数十年経過している日本家屋などでは、このバラ板が下地として使用されているケースが今でも非常に多く見られます。 昔は、大量の土を載せてから瓦を葺く「土葺き工法」が主流であったため、屋根裏の通気性を確保し、湿気を逃がす目的でこのように隙間を空けて板を張っていました。
しかし、現在の屋根工事の基準からすると、この隙間だらけの状態では、新しい屋根材をしっかりと釘やビスで固定することができません。 また、長い年月を経て木材そのものが乾燥しきって強度が低下し、劣化が進んでいることも多いため、このままの状態で新しい防水紙や軽量な屋根材を施工するのは大変危険です。 台風などの強風時に屋根材が剥がれて飛散したり、隙間から容易に雨漏りが発生したりする大きな原因となってしまいます。
そのため、バラ板が使用されている古い屋根をリフォームする際には、必ず現代の基準に合わせた下地の補強工事を行う必要があるのです。
屋根の強度を根底から支える「野地板」の張り込み工事
古いバラ板のままでは新しい屋根材を安全に固定できないことが分かったため、次は屋根の下地を強固にするための重要な工程に移ります。

写真のように、既存のバラ板下地の上から、新しく「構造用合板」と呼ばれる厚みのある丈夫な板を一面に張っていきます。 この屋根のベースとなる新しく張る板のことを、建築用語で「野地板(のじいた)」と呼びます。 隙間だらけだった不安定なバラ板の上に、平らで面状の野地板を隙間なく敷き詰めることで、屋根全体の剛性が飛躍的に向上します。
この野地板張りの工程は、屋根の強度を根本から作り直し、建物の耐久性を高めるための非常に重要な作業となります。 私たちが普段家の中で歩いている床にしっかりとした床板が必要なように、重い屋根材を載せ、自然の猛威から家を守るためには、頑丈な屋根の土台が必要不可欠なのです。 新しい野地板をビスや釘を使用して、既存の垂木(屋根の骨組みとなる木材)にしっかりと固定していくことで、強風に煽られてもビクともしない強靭な屋根下地が完成します。
この頑丈な野地板がしっかりと施工されていてこそ、この後に続く防水紙や、新しく葺く屋根材が本来の性能を100パーセント発揮できるようになるのです。 「街の屋根やさん」では、工事が完了してしまえばお客様からは見えなくなってしまう下地の工事だからこそ、一切の妥協を許さずに細部まで丁寧に施工を行っております。
新しい野地板の上に高品質な防水紙を敷設していきます
頑丈な野地板を屋根全体に張り終えたら、いよいよ雨漏りを直接的に防ぐための要となる工程へと進んでいきます。

きれいに張り上がった完成した野地板の上に、黒いシート状の建築材料を屋根全体をすっぽりと覆うように敷き詰めていきます。 これが、万が一屋根材の下に雨水が入り込んでも、最終的に室内への浸入をブロックする役割を担う「防水紙(ルーフィング)」です。
写真を見ていただくと、軒先(屋根の一番低い部分)から棟(屋根の一番高い部分)に向かって、下から上へと順番に少しずつ重ね合わせながら敷設しているのがお分かりいただけるでしょう。 これは、上から流れてきた雨水がシートの継ぎ目の中に入り込まず、そのまま下へ下へとスムーズに流れていくようにするための、屋根工事における絶対的な基本ルールです。 上下のシートの重なり幅(重ね代)や、左右の重なり幅には厳格な規定寸法があり、それを数センチでも守らないと、毛細管現象などによって重ね目から雨水が逆流し、雨漏りを引き起こしてしまいます。
今回の練馬区谷原の現場でも、当社の熟練の職人が規定の重ね幅をメジャーでしっかりと確認・確保しながら作業を進めました。 シートにシワやたるみが出ないようにピンと張りながら、専用のタッカー(建築用の大きなホッチキスのような道具)を使用して、野地板へ等間隔にしっかりと固定していきました。 上に乗せる屋根材がどれだけ新しくて高価で立派なものであっても、この防水紙の施工が甘ければ、雨から家を守ることは絶対にできません。 屋根の本当の防水機能の要は、屋根材そのものではなく、この防水紙がしっかりと機能しているかどうかにかかっていると言っても過言ではないのです。
街の屋根やさんが厳選!使用するのは「ニューライナールーフィング」
先ほどの工程写真で丁寧に敷設していた黒い防水紙ですが、実は私たちが強いこだわりを持って選定した、非常に優れた製品を使用しています。

こちらの写真は、施工現場の足場の脇に出番を待って立てかけられている、今回実際に使用した防水紙のロールの束です。 紙のパッケージ部分に太い文字で大きく書かれている通り、今回使用しているのは防水材のトップメーカーである田島ルーフィング株式会社のニューライナールーフィングという製品です。
「街の屋根やさん」では、お客様のたいせつな住まいを長期にわたって確実にお守りするため、標準仕様の防水紙としてこのニューライナールーフィングを積極的に採用しています。 一般的な建売住宅などの新築時や、コストを極限まで削ったリフォーム工事において多く使用されているのは、「アスファルトルーフィング940」と呼ばれる原紙にアスファルトを染み込ませただけの比較的安価な製品です。 もちろんそれらも最低限の防水基準は満たしてはいますが、温度変化による劣化が早く、耐用年数は約10年〜15年程度と言われています。
もし、上に被せる新しい屋根材がガルバリウム鋼板などの30年以上持つ耐久性の高いものであっても、下にある防水紙が先に寿命を迎えてボロボロに破れてしまえば意味がありません。 結果として雨漏りが発生し、屋根材は綺麗なのに大掛かりな葺き直し修理が必要になるという悲しい事態に陥ってしまいます。 屋根材と防水紙の耐用年数のバランスをしっかりと合わせることは、無駄な出費を抑える賢い屋根リフォームの鉄則中の鉄則です。 だからこそ、私たちは高耐久な屋根材に見合うだけの素晴らしい性能を持った、ハイスペックな防水紙をご提案させていただいております。
圧倒的な耐久性と防水性を持つニューライナールーフィングの魅力
では、なぜ屋根のプロである私たちが、これほどまでにこの特定の防水紙を強く推しているのか、その具体的な理由を詳しくご説明いたします。

こちらの画像は、実際に野地板の上に敷設されたニューライナールーフィングの表面を、カメラで近くから拡大して撮影した写真です。 ざらざらとした表面の質感とともに、「TAJIMA」というメーカー名と「ライナールーフ」のロゴがはっきりと白く印字されているのが確認できるかと思います。
このニューライナールーフィングの他製品にはない最大の強みと特徴は、「改質アスファルトルーフィング(通称:ゴムアスファルトルーフィング)」と呼ばれる上位グレードの種類に分類される点にあります。 従来のアスファルト成分に対して、特殊な合成ゴムや合成樹脂をブレンドして添加し、素材そのものに改良(改質)を加えることで、通常の安価な防水紙にはない圧倒的なメリットをいくつも生み出しています。
まず第一のメリットとして、非常に高い引き裂き強度と長期的な耐久性を持っていることが挙げられます。 日本の厳しい四季の温度変化に非常に強く、夏の猛暑の屋根の上で熱されて柔らかくなりすぎたり、逆に冬の凍えるような寒さで硬くなってパリパリに割れたりすることがほとんどありません。 そのため、実際の耐用年数は約30年以上とも言われており、長期間にわたって新築時と同等の強力な防水性能を屋根裏で維持し続けます。
第二のメリットとして、極めて優れた自己シール性(止水性)を備えていることが挙げられます。 防水紙の施工時や屋根材を固定する際には、どうしても上から多数の釘やタッカーの針を打ち込んで野地板に留めていくため、防水紙自体に小さな穴が無数に開いてしまいます。 しかし、弾力のある合成ゴム成分がたっぷりと配合されたニューライナールーフィングは伸縮性が非常に高いため、打ち込まれた釘の軸に対して素材がギュッと自ら密着し締め付けます。 この働きにより、経年劣化で釘がわずかに浮いてきても、その釘穴の隙間からの雨水の侵入を強力かつ長期的に防いでくれるのです。
このように、工事が終わればお客様の目には絶対に見えなくなってしまう隠れた部分にこそ、妥協せずに最高品質の材料を使用することが重要です。 それこそが、今回工事をお任せいただいた練馬区谷原の皆様をはじめ、すべてのお客様に本当の安心と安全をお届けするための、屋根専門店としての私たちの譲れないこだわりです。
これから屋根の葺き替え工事やカバー工法をご検討される際は、表面の屋根材の色やデザインだけでなく、ぜひ「見えない部分にどんな防水紙を使用するのか」にも強く着目してみてください。 建物を長持ちさせるための最適なプランをご提案させていただきますので、「街の屋根やさん」へのご相談をスタッフ一同、心よりお待ち申し上げております。
記事内に記載されている金額は2026年06月18日時点での費用となります。街の屋根やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
そのほかの料金プランはこちらからご確認いただけます。
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