
HOME > 施工事例 > 狛江市西野川で雨漏りで落ちてしまったモルタルの外壁をガルバリ.....
【施工前】
【施工後】
【お問い合わせのきっかけ】
担当:富田
担当:富田
お問合せのあった玄関上の壁の状態です。夜中に大きな音がして朝玄関を開けると壁のモルタルが落ちていました。フェンスの内側に落ちていて回りに被害は出ていませんでしたが、門扉が少し歪んでいてアルミフェンスに凹みが出ていました。
モルタルは結構な重さがあり、壁に塗る際には金網をモルタルの中に埋め込んでいきますので、落ちてしまう時に回りを巻き込んでしまう事があります。今回もその様なケースで壁が剥がれ落ちていました。
剥がれた部分を確認すると、木で下地が組まれていてモルタルで仕上げてあるのですが、木下地が雨漏りで腐食していてモルタルの重さを支えきれずに脱落してしまったそうです。
外壁の復旧工事をおこなうのですが、腐食した木下地を新しく作り直す必要があり、また、どこから雨水が入って木下地を腐食させたのかを調べ、雨水浸入箇所を止める事もおこなわなければなりません。
雨漏りして直ぐに木部が腐食する事はありませんので、結構前から雨水が入り込んでいて徐々に木を腐らせて言った様です。
今回修理工事をおこなうのは、正面の壁・軒天・側面の壁部分です。木下地を作り直してから外壁を仕上げる工事をおこないます。
工事開始です。まずは残ったモルタルを除去していきます。モルタルを剥がす際に腐食している木下地も一緒に剥がれていきます。軒天や壁の下地に使用されている木材だけが腐食していて梁などには問題がありませんでしたので、活かすところはそのままにして新しい木材で下地を組んでいきます。
バルコニーの床を支える梁や柱が問題無かったのは不幸中の幸いでした。この様な構造材が腐食してしまうと大掛かりな木工事をおこなう必要があり、回りの外壁などの仕上げ材も剥がす必要がありますが、今回は無事でしたのでその構造材に木材を固定する事が出来ます。
木で下地を組み上げた後は外壁の下地として合板を張っていきます。今までの外壁はモルタルを塗った後に塗装で仕上げてありましたが、耐久性やメンテナンス性、重さの事を考えて補修に使用するのはガルバリウム鋼板で仕上げることにしました。
ガルバリウム鋼板はアルミニウム・亜鉛・シリコンを組み合わせて作られた合金で、鋼板の上にメッキしたメッキ鋼板になります。合金部分の耐久性が高いので、昔から使われているトタン(亜鉛メッキ鋼板)よりも耐久性が高い材料として、現在の建築部材で板金といえば殆どがこのガルバリウム鋼板が使用されています。
軒天部分にも薄くモルタルが塗ってありましたが、軽いガルバリウム鋼板と比べると段違いに思い材料ですので、今回の工事で脱落する心配も無くなります。
デザインでアールの仕上げになっているところがありますが、ここもガルバリウム鋼板をモルタルの上に被せて納める事で、壁の内側に雨水が入り込む事を防いでいます。雨漏り修理工事には雨仕舞いはとても重要なポイントになります。
元々のモルタルの外壁とガルバリウム鋼板の取り合い部分にはコーキングを打って行きます。雨水に浸入を防ぎ、建物が動いた際にもガルバリウム鋼板をぴったり貼り付けていると歪みが出てしまう事もありますので、動きを緩衝する役割も持っています。
ガルバリウム鋼板を貼って外壁との取り合い部分にコーキング打って完成です。外壁にクラックが入っていたところも一緒にコーキングで穴埋め補修をおこないました。
重いモルタルから軽くて耐久性が高いガルバリウム鋼板への張り替え工事をおこないましたので、これで雨漏りする事もなく外壁が落ちる心配も無くなり安心出来ますとお客様に大変喜んでいただけました。
記事内に記載されている金額は2021年09月17日時点での費用となります。雨漏りを修理しないとどうなる?放置による6つの被害【プロが解説!アメピタ!】
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