
HOME > 施工事例 > 板橋区赤塚のスレート屋根の住宅をIGスーパーガルテクトを使用.....
【施工前】
【施工後】
【お問い合わせのきっかけ】
担当:白井
担当:白井
板橋区赤塚にお住まいのお客様で、1ヶ月程前に突然訪ねてきた業者に棟板金が1.5m程なくなっていると指摘を受けたそうです。場所を聞いても上の屋根としか教えてもらえず、自分で下から確認しても一部しか見えない為、本当に板金がなくなっているのか分からず困っておられました。
ここ数年で「私達街の屋根やさん」では、ドローンを導入致しました。このドローンのおかげで簡単に屋根全体の様子を確認することが出来るようになりました。
ドローンを使用し屋根を確認させて頂くと、屋根全体を確認するが板金がなくなってしまっている箇所は見当たらず訪問業者特有のやり方だと感じました。
板金がなくなっている部分はありませんでしたが、詳しい屋根の状況を確認する為に屋根に登り調査致します。
屋根に登りより詳しく調査します。屋根は年数が経過しているこ事もあり、色褪せが目立ちました。板金を固定している釘も年数が経つにつれて、板金の収縮の影響もあり少しずつ抜けて来てしまいます。
屋根の谷という、屋根材同士の合わせの部分で水の通り道になる付近のスレート屋根材にひび割れが多く見られました。他の場所はひびも少なく、欠けているなどの症状は見つかりませんでした。一つ気になったのが剣先と言われる、隅棟の先に付いている短い板金がなくなってしまっていました。この部分は軒の上なので水が入っても室内に雨漏りを起こすことはありませんが、軒天の劣化につながってしまいます。
こちらの調査内容をご説明し、(棟の補強、スレート屋根の部分補修) (屋根カバー工事)の2つの工事をご提案致しました。
ご家族様との検討の末、屋根カバー工事を行いたいとご契約を頂きました。
屋根の工事になりますので安全の為、足場を仮設しての工事となります。工事中は足場で囲まれてしまうので少しストレスに感じてしまうかもしれませんがご了承頂ければと思います。
今回使用する屋根材は、アイジールーフ、スーパーガルテクトを使用し屋根カバー工事を行っていきます。色はシェイドチャコールをお選びになられました。打ち合わせの段階ではシェイドモスグリーンと悩んでおられましたが、グリーンは少し派手な気がするという事で落ち着いた色のチャコールにご決断されました。
屋根カバー工事を行うにあたり、既存の棟板金の撤去を行います。屋根カバー工事では既存の屋根材の上に新規屋根材を被せて行きますが、棟板金をつけたままにしてしますと段差が出来てしまい上手く屋根材を被せる事ができなくなってしまします。
棟板金は貫板と呼ばれる木製の板に釘で固定されている構造になっています。貫板は屋根の下地に釘で打ち付けて固定されています。貫板は木製のものが使用されていますので、木材の劣化がひどくなれば釘が効かなくなり固定力が弱くなって飛散のリスクも出てきてしまいます。
ディスクグラインダーを使用して落雪防止用の金具の撤去を行います。雪止めの撤去が終了すると屋根に出っ張っている部分がなくなりました。これでカバー工事の下準備が整いましたので新規屋根材の設置に取り掛かっていきます。
屋根の下処理が完了しましたので、いよいよカバー工事に取り掛かります。まずは、軒先(雨樋が設置されている側)に屋根材を引っ掛ける為の唐草と言われる板金をビス止めを行い設置していきます。
こちらの建物は雨樋の位置が通常より少し高く設置されており唐草の設置に職人さんも少し手間が掛かっている感じでしたが、素早く対応し工夫を凝らして取り付けを行って頂きました。
軒先の唐草の設置が完了しましたら、ルーフィング(防水紙)の設置です。屋根カバー工事では主に粘着式のルーフィングを使用します。写真で見る黒い面が粘着面になっておりますが、遅延粘着型ですので貼り付け直後は剥がすことが可能で、貼り付け後数時間で強い粘着性、防水性を発揮するのが特徴です。
こちらのルーフィングは軒先側より設置して行くことで万が一雨水が屋根材裏に入ってしまっても、ルーフィングより下には浸水しないように軒先から被せて設置していくのが基本です。
ルーフィングの設置が完了しました。ここまでの作業が1日で最低でもやっておかないと行けない工程です。板金と取り外してしまうと屋根材の合わせの部分が剥き出しになってしまい、雨が降ってしまうと雨ざらしになってしまい既存のルーフィングの劣化具合では雨漏りにつながってしまします。
ルーフィングさえ設置してしまえば水を通さない素材で、軒先より重ねて設置していることもあり浸水の心配がなくなります。
これから新規屋根材のスーパーガルテクトを葺いて行きます。屋根材もルーフィングと同様に軒先側より設置します。屋根材を固定する際はビス止めを行い止めるのですが、弊社ではビスの打つ箇所にこだわりがありまして、垂木と呼ばれる屋根の構造材にビス打ちを行うことによりビスが下地にしっかり効くので屋根材をしっかりと固定することが出きます。
この垂木に打ち込むことで野路板に止めるよりも固定力の向上、雨漏りリスクの軽減が見込めます。
屋根材が残り少しで葺き終わりそうです。残りはわずかですが既製品の屋根材の形が長方形の為屋根材の合わさる部分は加工を行い設置していかなければいけません。こちらの現場では、職人さんが上手に加工をおこなってくれましたので合わせの部分が隙間なくピッタリ付いています。
屋根材の設置が終わり、後は棟板金を設置してカバー工事は終了となります。板金を被せる前に貫板と呼ばれるものを設置していきますが、以前は木製のものでしたが今回は耐久性の高い樹脂製の貫板を使用します。貫板を設置したら上から板金を被せ側面よりビスにより固定を行います。釘では、また抜けてきてしまう恐れがありますのでビスで固定するのがポイントになります。
最後に板金の継ぎ目のシーリング処理を行いましたら屋根カバー工事が終了となります。
屋根のカバー工事が終了致しました。屋根の色はシェイドチャコールを使用しましたので、白色の外壁とも相性が良く落ち着いた雰囲気に仕上がりました。
屋根全体が新しくなり、お客様が心配されておりましたスレート屋根材の劣化による雨漏りのご心配は解消されました。断熱材入の屋根材を使用しておりますので、断熱効果にもご期待していらっしゃる様子で、お客様が喜んで下さっている様子で私も安心致しました。
私達街の屋根やさんでは、新型コロナウイルス感染症の感染予防を徹底しお客様の元へお伺いしております。屋根の事でお困りが御座いましたらお気軽にお問い合わせ下さい。
記事内に記載されている金額は2021年05月13日時点での費用となります。
工場・倉庫の屋根修理は屋根カバー工法がお得!【街の屋根やさん】
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