三鷹市大沢で他社にパミールだからと塗装を断られた屋根をカバー工事でメンテナンス

【お問い合わせのきっかけ】

【工事内容】

屋根カバー工法

【工事詳細】

使用材料

スーパーガルテクト

施工期間

5日間

築年数

13年

平米数

101 ㎡（屋根の面積）

お施主様

T様邸

【工事内容】

屋根カバー工法

【工事詳細】

使用材料

スーパーガルテクト

施工期間

5日間

築年数

13年

平米数

101 ㎡（屋根の面積）

お施主様

T様邸

【点検の様子】

嘘か真か分かりませんが、塗装業者の中には塗っても意味がないパミールでも塗装してしまうところがあるようです。その中で「塗装できない」と断るのは真摯な対応だとは思いますが、事前点検はしなかったのでしょうか。点検しておけば、足場を仮設してから塗れない屋根材だったということはなかったはずです。

パミールが使われているスレート屋根はその特徴である層間剥離がさまざまな場所で起こっています。屋根材の端が崩れているところもあれば、雪止めが設置されている部分の下端が崩れてきてるところもあります。劣化が進めば、雪止めも落下してくるでしょう。

【屋根カバー工法でスーパーガルテクトの金属屋根へ】

お施主様が検討していた屋根カバー工事を行います。屋根カバー工事はこれまでの屋根に新しい屋根を被せるという旧屋根を新屋根でカバーする工法です。屋根をカバーする際に屋根の上にある突起、雪止めや棟板金は不要になりますので、取り外します。

取り外された棟板金とそれを固定していた貫板です。こう見ると結構な量があります。防水紙は自己粘着力を持つ、田嶋社のタディスセルフを使用しました。

パミールの上に防水紙の貼っていきます。「パミールが崩れてきたら防水紙をずれてしまうそう」と感じる方もいらっしゃると思いますが、ご心配は無用です。使用した防水紙のタディスセルフは強い粘着力を持っていますし、表面の屋根材はビスで防水紙の下の野地板に固定しますから、ずれことはありません。

スーパーガルテクトの設置を設置していきます。最近の成型金属屋根材は施工性が高く、工期が短いのが特徴です。あと、少しで完成というところで天候が怪しくなってきました。お天気アプリではこれから雨が降る確率が高いので、棟から雨水が入らないように養生をしっかりしておきます。

次の日は良い天気となりました。養生をはがして、棟板金を設置していきます。パミールの時も換気棟だったので、今回も換気棟を取り付けました。金属屋根になったことで以前よりも雪が落ちやすくなりましたので、雪止めも千鳥配置で取り付けます。

【スーパーガルテクトへの屋根カバー工事、竣工】

脆弱だった化粧スレートのパミールから現在、最も耐用年数が長い屋根材の1つであるスーパーガルテクトの屋根へと生まれ変わりました。スーパーガルテクトはこれまで錆に強いと言われていたガルバリウム鋼板を超える超耐久ガルバを使用しています。これで不安のない日々をお過ごしいただけると思います。