
HOME > ブログ > 昭島市つつじヶ丘にて屋根の点検、コロニアルNEOは塗装に不向.....
更新日:2023年09月29日
昭島市つつじヶ丘にお住いのお客様よりお問い合わせいただき、屋根の現地調査にお伺いしてまいりました。
お問い合わせのきっかけは築20年程経過するが全くお家のメンテナンスをしておらず、気になったからとのことでした。
屋根や外壁に使用されている建材の多くは主成分をセメントとしており、水を吸うことで耐久性が低下してしまいます。
メンテナンスとして塗装などを行うのですが、屋根のメンテナンスに関しては気を付けなければならないことがございます。外壁の方は使用する塗料などを間違えなければ基本的に塗装によるメンテナンスで大丈夫です。しかし屋根の方は例外がございます。
屋根材のスレートはアスベストの有無によって大きく3種類に分類されます。まずアスベスト含有スレートです。これは2001年以前に製造されたものが該当します。アスベストは不燃性と耐久性を持ち合わせた建材にはもってこいの素材でした。しかし解体時の飛散による健康被害等が発生したことで建材への使用が規制されました。
そこで製造されたのがノンアスベストスレートです。製造初期(2002~2008)に製造されたスレートは製造技術が未発達だったこともあり、耐久性に大きな問題を抱えてしまっておりました。
最初の数年は問題視されませんでしたが、徐々にひび割れや欠けの症状が報告され始め、初期型のノンアスベストスレートは2008年以降廃盤となっていきました。
後期型のノンアスベストスレート(2008~)は製造技術の進歩により耐久性が大きく向上いたしました。現在新築で使用されているスレートはこの後期型のスレートになります。
初期型のノンアスベストスレートは先述の通り耐久性に大きな問題を抱えているため塗装によるメンテナンスがあまりオススメできません。初期型なのか、後期型なのかの見極めをしっかり行うことで本当に必要な工事が何かを知ることができるので現地調査は非常に大事です。
今回のお家に使用されていたのは初期型のノンアスベストスレートでしたのでメンテナンス方法は2通りです。既存の屋根材を撤去して新しく下地と屋根材を葺いていく屋根の葺き替え工事と、既存の屋根材の上からかぶせるカバー工事の2種類になります。
今回屋根の上には太陽光パネルの設置がされておりました。太陽光パネルは屋根の工事を行うにあたり非常に厄介な代物です。まず何をするにしても脱着が必要になります。それだけでも日数と費用を取られてしまいます。
また、屋根工事の工法によっては太陽光パネルが乗っているとできない工事もあります。それが屋根のカバー工事です。屋根のカバー工事は既存の屋根の下地を基本としている工事になりますので太陽光パネルを戻す際にはできない工事になります。逆に太陽光パネルをどうしても乗せたい場合には屋根の葺き替え工事がオススメです。
屋根の葺き替え工事は既存の下地に対して12mm厚の構造用合板を張り合わせ下地の補強を行ったうえで行う工事なので下地が傷んでいて不具合が生じるという事はございません。
太陽光パネルの有り無しによって工法も金額も大きく変わってしまいます。詳しく聞きたいとのことでしたら現地調査、お見積りまで無料で行っておりますのでお気軽にお問い合わせください。
今回は太陽光パネルを撤去しての屋根のカバー工事のご提案になりました。既存屋根材の処分費がかかりませんのでコストを落とすことができます。
屋根のカバー工事は税込877,800円から承っております(屋根面積60㎡、既存スレートから金属屋根へのカバー工事の場合)。屋根の面積や形状、使用する屋根材によって価格は変動いたしますので詳しくはお問い合わせください。
記事内に記載されている金額は2023年09月29日時点での費用となります。【新シリーズ:施工事例を紹介!】雹(ひょう)の被害を受けたスレート屋根をスーパーガルテクトで屋根カバー工事!【施工事例を紹介!街の屋根やさん】
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