
HOME > 施工事例 > 日野市三沢にて石付きの屋根材エコグラーニを使用して屋根の葺き.....
【施工前】
【施工後】
【お問い合わせのきっかけ】
担当:木下
担当:木下
日野市三沢にお住いのお客様よりハウスメーカーの定期点検で屋根の状態が悪いという診断を受け、一度調査をしてほしいとのお問い合わせいただきました!
早速調査にお伺いして屋根の状態を確認させていただくと、既存の屋根材はコロニアルNEOという屋根材でした!
コロニアルNEOは2002~2008年に製造販売されていたノンアスベストのスレート耐久性が乏しいという特徴があります、、、
この時期に製造販売されたスレートはアスベストの建材への使用が制限、禁止された時期に重なっておりもともと入っていたアスベストを抜いたことで著しく耐久性が低下して10年経たずしてひび割れや欠けの症状が多く報告されたため現在では廃盤となっているものになります!
現在では後期型のノンアスベストスレートが販売されており、そちらに関しては技術力の進歩によってある程度の耐久性は確保できております!
このコロニアルNEOは塗装を行ったとしてもひび割れや欠けがおさまることはなく塗装後にもひび割れていってしまいますので塗装のメリットがほとんどありません、、、
現在時点で築年数20年前後のお家にお住いの場合ほとんどがこの前期型ノンアスベストスレートが使用されておりますのでメンテナンスの際はお気をつけください!
今回は太陽光パネルの再設置もご検討されておりましたので屋根の葺き替え工事をご提案させていただきました!
太陽光パネルの設置は基本的に屋根に一定の負荷がかかってしまいます。そのため下地の補強を行わない屋根のカバー工事での再設置にはリスクが伴いますのであまりお勧めはできません、、、
まずは既存の太陽光パネル及び屋根材の撤去を行っていきます!
パネルを撤去してみると下から鳥の巣が出てきました!幸いにも鳥はいなかったので何とかなりましたが、撤去時に卵があったりすると動物保護の観点で簡単には手出しができないので少しヒヤッといたしました、、、
太陽光パネルの撤去を進めながら屋根材の方も解体、撤去していきます!
スレートは釘で固定されているので釘抜きで抜きながら剥がしていきます!
スレートの撤去が完了いたしました!
既存のルーフィングはしっかりとしていましたのでそのまま残しておきます!
ルーフィングの状態があまりにも悪かったり、雨漏りが生じている場合には下地の状況も確認するために一部剥がしたりする場合がございます。
屋根の葺き替え工事では下地の増し張りを行います!
12mm厚の構造用合板いわゆるコンパネを屋根の形状に併せて貼り合わせることで補強を行うことができます!
新規の防水紙には田島ルーフィングのニューライナールーフィングを使用いたしました!
耐用年数30年にも届くほどの高耐久の代物で屋根の葺き替え工事で使用するルーフィングとしては自信をもってご提案できる逸品です!
防水紙は重ねの兼ね合いで軒先側から敷設していく必要がございます!
屋根の形状が複雑であればその分防水紙の葺き方も考えなければいけませんので経験豊富な職人にお願いするのが良いでしょう!
ルーフィング作業完了です!
基本的に屋根材の解体からルーフィング作業までは一日で仕上げることが多いです!
屋根面積が大きかったり形状が複雑な場合は1~2面単位で施工することもございます。
無理をしないでしっかりと施工することが大事です!
ルーフィング作業が終了しましたら屋根材の施工に入っていきます!
今回使用した屋根材はディーズルーフィングのエコグラーニという屋根材です!
高耐久ジンカリウム鋼板に着色した石粒をコーティングした屋根材で金属素地がむき出しになっていないので表面が暑くなりにくく、塗装も屋根材自体を塗装しているわけではないので劣化しないメリットがございます!
デメリットとしては表面が凸凹しているので苔が付着しやすいというものがありますがあくまでも見た目上の問題で機能的には全く問題ありません!
屋根材の施工が完了したら棟板金の設置を行っていきます!
今回は同質の役物を使用しての施工となりました!
同質役物にするか汎用のGLにするかで価格が変わってきますのでご希望お伺いさせていただきながらご提案できればと思います!
施工が完了いたしました!
スレートが劣化しボロボロと落ちてきてしまっておりましたがオシャレで耐久性も高い屋根材へと生まれ変わりました!
下地の補強も行っておりますので長年安心してお住いいただけます!
この後は外壁塗装工事をひかえておりますがその様子はまた次の機会にご紹介できればと思います!
屋根の葺き替え工事(足場、太陽光パネルの脱着含む)で税込243万円にて行わせていただきましたが、そのうち足場代が約25万円含まれております。
工事の度に足場代がかかってしまうと非常にもったいないので工事を行う際はできるだけ行える工事は併せてあげた方が節約になります!
記事内に記載されている金額は2025年04月25日時点での費用となります。【工事前】
【工事後】
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【新シリーズ:施工事例を紹介!】雹(ひょう)の被害を受けたスレート屋根をスーパーガルテクトで屋根カバー工事!【施工事例を紹介!街の屋根やさん】
今回の記事で登場した工事やお住まいのトラブルに関連する動画をご紹介します!
こちらの動画では、工事の内容やお住まいのトラブルの対処方法などをより詳しく説明しています。
お役立ち情報が満載ですのでぜひご覧になってみてください。
街の屋根やさんは東京都以外にも神奈川県、千葉県などでも屋根工事を承っております。日本全国に展開中ですので、貴方のお住まいの街の屋根さんをお選びください。
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