
HOME > ブログ > 八王子市明神町にて屋根の点検、モニエル瓦の塗装のメンテナンス.....
更新日:2023年09月19日
八王子市明神町にて屋根の塗装工事をご検討中のお客様よりお問い合わせいただき現地調査にお伺いしてまいりました。
既存の屋根材はモニエル瓦でした。モニエル瓦は国内での製造がされておらず、日本モニエルという会社が輸入販売をしておりましたが現在では完全に撤退しており国内での取り扱いはありません。
ですので現在モニエル瓦の部分的な交換工事は対応ができる業者は限りなくゼロに近いかと思います。仮に手に入ったとしても時間は経過しておりますので製造時の耐久性があるかどうかは微妙なところです。
また、モニエル瓦のメンテナンス方法として知られているのは塗装になります。モニエル瓦に似たものとしてセメント瓦というものがあります。セメント瓦とモニエル瓦は塗装のできる屋根材として販売されました。セメント瓦はそのまま塗装を行うことができるのですが、モニエル瓦は表面にスラリー層という着色層があり、そのまま塗装をしようとすると上手く塗装が乗らずにスラリー層ごと剥がれてきてしまいます。
モニエル瓦を塗装する際はスラリー層の除去を行うか、強化剤でスラリー層を固める必要があります。塗装するにも手間がかかってしまいますし、万が一割れてしまった際に取替ができません。
モニエル瓦が使用されているお家は築20年近く経過していることが多いので防水紙の耐用年数も考慮して屋根の葺き替え工事がオススメです。
屋根の葺き替え工事は税込1,097,800円(屋根面積60㎡、スレートからスレートへの葺き替え工事の場合)から承っております。屋根の形状や既存の屋根材によって価格は変動いたしますので詳しくはお問い合わせください。
屋根に登って調査を行わせていただきました。棟瓦のビスが抜けてしまっている箇所がありました。モニエル瓦やセメント瓦の棟は棟木に対してパッキンビスや釘を使って固定しております。釘が抜けた棟瓦はぐらついてしまうので早めに対応したほうが良いでしょう。
ケラバ、破風も劣化してしまっておりました。破風の部分は雨が当たりやすい部分なので劣化しやすい部分になります。破風板が劣化すると最悪の場合落下してしまう恐れもありますのでお気をつけください。
破風は塗装を行うか、板金を巻いて撥水性高めるメンテナンス方法がございます。板金巻きは下地の状態によっては対応できませんのであらかじめお含みおきいただけますと幸いです。
記事内に記載されている金額は2023年09月19日時点での費用となります。【屋根葺き替え】屋根のお悩みを一新できる屋根葺き替え工事!【街の外壁塗装やさん】
今回の記事で登場した工事やお住まいのトラブルに関連する動画をご紹介します!
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街の屋根やさんは東京都以外にも神奈川県、千葉県などでも屋根工事を承っております。日本全国に展開中ですので、貴方のお住まいの街の屋根さんをお選びください。
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