
HOME > ブログ > 調布市深大寺北町でセキスイかわらUの屋根を調査しました
更新日:2021年05月13日
1970年から2007年まで販売されていたセキスイのかわらU。瓦の形状でありながら瓦よりも軽量で、当時としては珍しいカバー工事が可能な屋根材として全国50万棟もの住宅に採用された屋根材ですが、問題の多い屋根材として有名です。発売当初のかわらUはアスベストを含んでおり頑丈にできていましたが、アスベストに対する規制が段階的に厳しくなっていき、1990年にノンアスベストのかわらUが販売されることとなりました。当時はアスベストを含まずに屋根材を丈夫に作る技術がまだ未熟であったため、ノンアスベストのかわらU は経年と共にその問題点が次々と明るみになり、2007年で販売中止となってしまいました。
かわらUの問題点として真っ先に挙げられるのがその脆さです。表面がとても剥がれやすいため、塗装をしても直ぐに剥がれてきてしまいます。塗装が剥がれると屋根材が水を吸うようになり、脆さに拍車がかかります。通常の瓦であればある程度人が乗っても割れることはあまりありませんが、かわらUの場合は点検で乗っただけでも直ぐに割れてしまいます。また、現在は販売中止となっている屋根材であるため、割れてしまうと部分的な交換をすることもできません。当時としては珍しいカバー工事が可能な屋根材として人気を博し、安価な工事で屋根を一新できていたと思った束の間、数年でかわらU全体が劣化してしまい結局全面葺き替え工事になってしまったというケースも少なくありません。
今回調査したかわらUでも無数のひび割れが確認できました。割れて破片となってしまっている部分は、強風などで飛んでいってしまう可能性もあり危険です。ノンアスベストのかわらUのメンテナンスをする場合は、部分的な補修などが不可能であるため基本的に全面葺き替えでのご提案となります。
私たち街の屋根やさんでは、流行拡大中の新型コロナウィルスへの対策として、ご自宅などへ調査にお伺いする際は必ずマスクの着用をしております。ご安心してお問い合わせいただければ幸いです。
記事内に記載されている金額は2021年05月13日時点での費用となります。【屋根葺き替え】屋根のお悩みを一新できる屋根葺き替え工事!【街の外壁塗装やさん】
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