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折板屋根に塗装は必要!?「錆」の発生は雨漏り被害のリスクになります!

更新日:2024年10月21日

 折板屋根と言えば工場・倉庫に採用されるイメージが大きく、一般的な住宅の屋根材としては少し縁遠い種類かもしれません。

 しかし、折板屋根は駐輪場の屋根材や物置の屋根など、実は想像以上に身近な存在です。
 皆様の中にも、ご自宅の敷地内にある上記の様な建造物に折板屋根が使用されていると言う方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 また、それと同時に通常の屋根形状と違う事から、「どの様なメンテナンスが必要か分からない(>_<)」という方もいらっしゃると思います!

 そこで、この記事では折板屋根の劣化症状必要となるメンテナンスと併せて、実際にご依頼をいただいた折板屋根の現地調査の様子をご紹介いたします(^^)/

折板屋根とは?

折板屋根

 折板屋根は工場や倉庫などの大型施設でよく使用される屋根材で、薄い金属板を波状に折り曲げて作られる金属屋根材の一種です!

 一昔前ではトタン(亜鉛メッキ鋼板)が使用されることが一般的でしたが、現在では耐久性・耐腐食性がさらに向上していたガルバリウム鋼板が採用されることが多いです。

 まず、折板屋根の大きなメリットと言えるのが、軽量ながら高い強度・耐久性を誇ることです!
 その為、積雪や強風、地震といった自然災害にも優れた対応力を持っています😊

 施工も比較的簡単である事からその分工事にかかる期間を短縮できますので、初期費用を抑えられます。

 さらに、折板屋根の特徴的な山形の形状は優れた排水性を発揮しますので、雨水がスムーズに流れることから雨漏りリスクも低い屋根と言えます(#^^#)

台形が規則正しく連なっているい金属屋根が折半屋根です
鋼板を加工したものでガルバリウム鋼板が主流となっています

折板屋根に必要なメンテナンス|「錆」の発生には注意が必要です!

 折板屋根のメンテナンスをご検討される上で、最も注意しておきたいのが「錆」の発生です!

 折板屋根は錆びに非常に強いガルバリウム鋼板が使用されることが多いですが、それでも完全に錆を完全に防げる訳ではありません(>_<)

 特に、折板屋根を固定するボルト部分は錆を生じさせやすく、定期的な点検・メンテナンスが欠かせないポイントとなります!

 次に折板屋根に必要なメンテナンス方法について詳しくご紹介いたします😊

塗装メンテナンス

折板屋根の塗装メンテナンス

 折板屋根に必要なメンテナンスとして、まず挙げられるのが「塗装メンテナンス」です!

 塗装は着色が目的と思われがちですが、じつは塗布面に防水性・撥水性を備えさせる非常に大切な役割があります(>_<)

 紫外線・雨風を浴び続ける事で塗料は劣化してしまい、保護機能が低下する事で錆を生じさせてしまう大きな要因となってしまいます。
 定期的な塗装メンテナンスは塗膜の保護機能を回復させ、折板屋根の錆の発生を抑制出来ます!

 また、一般的なスレート屋根などに塗装を行う場合には、高圧洗浄により塗布面を綺麗にする下地処理が必要となります。

 しかし、金属素材へ塗装を行う場合にはそれに加え、生じている錆や既存の劣化した塗膜を除去する「ケレン作業」や、錆止め効果を持つ下塗り材の塗布が非常に重要です。

 折板屋根の塗装を依頼される場合、そうした金属素材への塗装実績・知識が豊富な信頼できる施工業者・リフォーム会社を選定しましょうね(^^♪

カバー工法・葺き替え工事

折板屋根の工事の様子
折板屋根のカバー工法の様子

 一方、錆の進行やそれによる穴あきから雨漏りが生じてしまっている場合、塗装メンテナンスだけでは復旧する事は出来ません(>_<)

 表面の穴あきにより雨漏りが生じてしまっている場合には既存の屋根材に新規屋根材を被せる様に設置する「屋根カバー工法」、さらに固定部分の腐食が著しい場合には屋根を造りなおす「屋根葺き替え工事」が必要となる可能性もあります!

 折板屋根に生じた錆の広がり・腐食を長い時間放置してしまう事で、その被害やその復旧に掛かる工事の規模・費用はどんどん大きくなってしまう傾向にあります😰

 現在生じている劣化症状・不具合を放置せず、定期的な点検や必要に応じた塗装メンテナンス・補修をしっかりと行う事は、修繕費用の削減にもつながります!

雨漏りが生じている折板屋根の現地調査の事例

 次に、実際に調査のご依頼をいただいた雨漏りが生じている折板屋根の現地調査の流れをご紹介いたします!

 

 今回は、足立区千住桜木で雨漏り調査にお伺いしました。

 

 室内のエアコン付近から雨漏りしているという事で、雨量の多い時には大量の雨漏りがあるそうです。雨漏りは原因特定が重要になりますので、しっかりと調査していきます。

 

 

室内の雨漏り箇所を確認します

雨漏り箇所

 

 雨漏りしている箇所を調べます。

 

 エアコンの側の壁に雨染みがついています。エアコンの配管が通っている穴からの様に見えますが、天井部分からも雨漏りしている状況で、天井や壁を伝わっている雨水が配管の穴付近から外側に出ている状況です。

 

 この上部分に雨漏りの原因がありますので、今度は外から雨水の浸入箇所を調べていきます。

 

 

外部の状況を見ていきます

屋根の状態

 

 雨漏りしている部分の上は屋根になっています。

 

 屋根は鉄板を折り曲げて加工してある折板屋根が葺いてあり、雨樋は外から見えない様になっている箱樋です。年数は経過していますが、塗装工事を行った跡はありました。

 

 

雨漏り箇所の真上
剥がれた部分

 

 箱樋部分に劣化が見られます。

 

 塗装やシールが剥がれて下の鉄板が剥き出しになっています。サビもひどい状況で雨水が溜まった跡もついていますので、ここから雨水が入り込み、天井や壁際からの雨漏りに繋がっている様です。 

 

 

排水口

 

 排水口の回りに落ち葉が堆積しています。

 

 配水管が詰まらない様に網が被せてありますが、網の回りに落ち葉が張り付いている状況です。住宅などでよく見る屋根の外側に雨樋が吊ってある納め方ですと、雨樋が詰まっても外側にバシャバシャと雨水が落ちてくれますが、箱樋の場合は回りを囲っている納めになっているために、排水口が詰まると雨水が溜まってしまう事になり、屋根の軒先から屋根の裏側(天井裏)へ雨水が入り込んでしまい雨漏りに繋がります。

 今回の直接的な原因は、箱樋部分の劣化と排水口の詰まりによるオーバーフローです。
 折板屋根のメンテナンスポイントとして「錆」の発生を抑える事が重要とお伝え致しましたが、上記の通り他の要因が雨漏り被害を招く可能性も十分考えられます。

 長く安心して折板屋根をご使用いただく為にも、しっかりと定期的な点検・メンテナンスを行っていきましょう。

 雨漏り調査では散水試験税込み55,000円~)を実施して雨水の浸入箇所を特定する作業をおこなっていきますが、今回は特定できましたので補修工事などのご提案を致します。

 私たち街の屋根やさんでは、今回の様な雨漏りの原因を正確に特定し、適切な工事を適切にご提案いたしますので、建物の事でお困りのことがございましたらお気軽にお問合せください(^O^)/

 屋根の修理・塗装工事と併せた外壁塗装の同時施工にもご対応可能です!
 工場・倉庫などの広い面積を持つ建物の施工も、是非ご相談下さい(^^)/

 

 

 

 記事内に記載されている金額は2024年10月21日時点での費用となります。
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