屋根の棟板金下地に樹脂製貫板をおすすめする理由とは?|貫板の劣化は棟板金の捲れ・飛散被害に繋がります!
更新日:2024年09月20日
棟板金は、スレート屋根材などの面と面同士の合わさり部分である「棟」に設置される板金です!
棟の隙間に覆いかぶさるように設置されることで、雨水の浸水防止や屋根材を固定する役割を担っています(#^^#)
しかし、その一方で棟板金は風の影響を受けやすく、トラブルを生じさせやすい事を理由として訪問業者のターゲットにもなりやすい場所です。
そこで、この記事では棟板金によくあるトラブル「浮き・捲れ・飛散被害」の原因となる貫板の劣化や、その貫板の材質として「樹脂」をおすすめする理由まで詳しい情報を解説いたします(^^)/
棟板金トラブルの大きな要因となる「貫板の劣化」
冒頭でもお伝え致しました通り、棟板金は「浮き・捲れ・飛散」などの被害を生じさせやすい場所です(>_<)
まず、その理由の一つが「風の影響を受けやすい特性」です!
棟の頂点部に設置される関係から、棟板金は屋根の中でも高い位置に設置されます。
その為、屋根の中でも風災を原因として被害に遭いやすく、台風などによって生じた強風の被害に遭いやすい場所です。
また、カバーしている板金素材にはガルバリウム鋼板などの耐久性に優れる金属素材が使用される一方、その固定先である下地貫板には一般的に木製の素材が多く使われています。
木材は水分の影響を受けやすく、空気中の水分や浸水した雨水により劣化が進行する事で腐食・割れなどが生じてしまいます😰
その様な状態は固定力の低下を招き、固定釘・板金が浮いた箇所へ強風が吹きこむ事で捲れ・飛散被害に繋がります!
上記の様な被害を未然に防ぐ為にも、棟板金も忘れずに定期的な点検・メンテナンスを行っていきましょう!
貫板下地におすすめしたい「樹脂製貫板」
飛散被害に遭われた場合や寿命に近づいた棟板金は、修理・リフォーム方法の工法として「棟板金交換工事」が必要となります!
下地貫板ごと棟板金を交換する為、棟板金の耐久性を回復させることが可能です。
そうした中、新しい下地貫板の種類としておすすめしたいのが、「樹脂製貫板」です(^^)/
木製素材と違い水分に非常に強い特性を備える為、棟板金の耐久性・強度を大きく向上させることが出来ます!
飛散被害に遭われた後に早急に対応する事は大切ですが、事前に飛散被害のリスクを軽減させておくことも大切です(#^^#)
まずは、棟板金に関するしっかりとした知識を持つ、経験豊富な施工会社へご相談してみましょう(^^)/
トラブルが生じている棟板金の現地調査の様子
次に、実際に現地調査にお伺いをさせていただいた、トラブルが生じている棟板金の現地調査の様子をご紹介いたします!
北区赤羽にお住いのお客様よりお問合せいただき現地調査にお伺いしてまいりました!
お問い合わせの内容は室内で雨漏りが生じているみたいで、棟板金の周辺で一度補修をしたが雨漏りが止まっていないというお問い合わせでした(´-ω-`)
メンテナンスは一度屋根の塗装工事を行ったとのことでしたが、その際に棟板金の交換も行ったそうですが、、、
明らかに棟板金の釘のみ交換して、上物はそのまま再利用したような感じでした(´-ω-`)
屋根の工事の場合はご自身での確認が難しいのでできるだけ進捗確認や日々の報告をしてくれる業者に依頼をするようにしましょう!
なんだこれ、、、な施工がなされておりました
雨漏りが発生した際に棟板金の部分でシール補修してもらったとのことでしたので確認してみると、
なんだこれな施工がなされておりました、、、(´-ω-`)
雨漏り箇所上部の隅棟の隙間をシールで埋めていたのですが、まったくといっていいほど意味のない施工でした。
局所的に雨がここにかかる訳でもないのでやるのであれば隅棟の隙間をすべて埋めるぐらいのことをしなければならないのですが、そもそもそんな施工は得策ではないのでお勧めできません。
小屋裏を確認すると隅棟部分で下地の色が変わってしまっておりました。
棟板金の隙間からはいった雨水が染みてきてしまっているのだと思われます。
また、上記施工のせいで雨水の排出もスムーズにいかなくなって雨漏りを誘発してしまったのだと思います。
今回は棟板金の施工に問題がありましたが、その影響により屋根材内部への雨漏り被害を招いてしまっていました(>_<)
雨漏りが生じた場合防水紙のメンテナンスが必要になりますので、最低限の屋根の葺き替え工事のお見積りをさせていただくことになりました。
屋根の葺き替え工事は税込1,097,800円から承っております!
屋根の形状や既存屋根材、新規屋根材によって価格は変動いたしますので詳しくはお問い合わせください!
記事内に記載されている金額は2024年09月20日時点での費用となります。街の屋根やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
そのほかの料金プランはこちらからご確認いただけます。
目黒区ではたくさんのお客様にご依頼をいただいております!
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