更新日：2024年02月06日

　皆様、こんにちは！街の屋根やさん 東京です(^^)/

　「遮熱塗料が気になるけどよくわからない」

　「お勧めの遮熱塗料って何だろう？」

　このようなお悩みを抱えていらっしゃる方へ…本記事では、遮熱塗料とは何なのか、その効果やお勧めの塗料、実際に行った施工事例をご紹介します！(^^♪

1．遮熱塗料とは

　遮熱塗料の主成分は、熱を反射する特殊な顔料や成分で、これらが太陽光の熱を反射し、吸収を低減します。また、JIS K5675により工業規格が定められており、「高日射反射率塗料」とも称されます。

どんなところで使われている？

　遮熱塗料は、住宅や商業施設、公共建築物など多岐にわたる建物の屋根や外壁に使われています。

　屋根に塗布することで、夏場の室温を快適に保つことができ、エアコンなどの冷房装置の使用を減らすことにより、省エネ効果をもたらします。

　また、ビニールハウスの外面に塗布することで、内部温度の上昇を抑え、農業分野での利用も見られます。その他にも、道路や駐車場などのアスファルト表面に塗ることにより、ヒートアイランド現象の緩和にも貢献しているのです！

2．遮熱塗料の種類や特徴

　遮熱塗料は、その用途や施工する場所に応じてさまざまな種類が存在します。

　主に、外壁用、屋根用、防水面用、ガラス用、コンクリート・アスファルト用、農業ハウス用、車用などに分類されます。これらの塗料には、ウレタンやアクリルウレタン系、シリコンウレタン系、フッ素樹脂系などの種類があり、それぞれに耐候性や耐久性の特性があります。

　また、遮熱メカニズムに基づく分類として、太陽熱高反射率塗料と熱遮蔽塗料があります。太陽熱高反射率塗料は、特殊顔料が太陽光を反射し、熱遮蔽塗料は中空ビーズ素材を使って太陽熱エネルギーを減少させています！

　選ぶ際には、塗布する場所の特性や目的に適した種類と特徴を理解することが重要です。

3．屋根塗装における遮熱塗料の重要性

　屋根は、日々紫外線や雨風に晒され、家の中で最も厳しい環境である場所と言っても過言ではありません。

　遮熱塗料を用いた屋根塗装は、建物の保護とエネルギー効率の向上に重要な役割を果たします！特に夏の暑い時期には、屋根塗装が室内の温度上昇に大きく影響します。遮熱塗料を使って塗装することで、太陽光による屋根材の過度な加熱を防ぎ、建物内部への熱の侵入を軽減してくれます。屋根材の劣化を防ぎつつ、室内温度の上昇を抑え、冷房に掛かる電気代の削減も期待できるのです！

遮熱塗料を用いた屋根塗装のメリット

　夏は暑く、それに伴ってエアコンの使用量も増え、電気代が高くついてしまった…ということもありますよね。

　そんな時に知っておいていただきたいのが、遮熱塗料を用いた屋根塗装のメリットです！

　まず、室内温度の上昇を抑えることで、夏の冷房コストの削減に直結します。冷房機器の使用頻度が減るため、エネルギー消費を削減し、CO2排出量の削減にも貢献します。さらに、屋根材自体の劣化を抑制することで、長期にわたる建物の保護も可能になります！太陽光の反射により、屋根材の表面温度が低下することで、熱による膨張や収縮を抑え、亀裂や剥がれのリスクを減少させてくれるのです。

4．遮熱塗料の選び方

　遮熱塗料の選択は、屋根塗装を効果的なものにするためにも非常に重要です。市場にはさまざまな遮熱塗料があり、それぞれに独自の特性があります。適切な遮熱塗料を選ぶときのポイントと、特に推奨される製品を詳しく解説します！

　

遮熱塗料を選ぶときのポイント

日射反射率： 遮熱塗料選びでの最も重要な指標の一つが日射反射率です。この数値が高いほど、太陽光を効果的に反射し、屋根材の加熱を抑制します。

耐用年数： 遮熱塗料の耐久性は、長期間にわたってその効果を維持するために重要です。一般的には、遮熱塗料は通常の塗料に比べて耐久性が高い傾向にあります。

色の選択： 色は遮熱効果に大きく影響します。明るい色の塗料がより多くの太陽光を反射するため、遮熱効果が高くなります。

低汚染性： 屋根に塗布された遮熱塗料が汚れると、遮熱効果が低下する可能性があります。低汚染性を備えた塗料を選ぶことで、長期間にわたって効果を維持することが可能です。

価格： 遮熱塗料は一般的な塗料よりも価格が高い傾向がありますが、長期的なコスト削減と環境への貢献を考慮すると、初期投資が高くても価値がある場合が多いです。

　

おすすめ遮熱塗料をご紹介！

・ガイナ（日進産業）

　独自の技術により高い遮熱性能を実現し、断熱効果もあることが特徴です。特に音の吸収性能に優れており、防音効果も期待できます。価格は高めですが、その性能を考慮すると十分な価値があります。

　

・サーモアイ（日本ペイント）

　耐候性に優れ、遮熱効果を長期にわたって保持します。建物の美観を長く保つことができるため、見た目を重視する方に適しています。

＞＞サーモアイについて、詳しくはコチラ！＜＜

　

・ダイヤスーパーセランマイルドIR( ダイフレックス）

　塗膜の劣化を遅らせ、汚れや苔・カビの発生を防ぎ、長期間にわたって美観を維持します。高い遮熱性能も備えています。

＞＞ダイヤスーパーセランマイルドIRについて、詳しくはコチラ！＜＜

　

・クールタイト（エスケー化研）

　特殊セラミック成分の配合により、汚れが付きにくく、遮熱効果が長持ちします。汚れに強い特性を持つため、都市部や交通量の多い地域での使用に適しています。明るい色のバリエーションが豊富で、見た目の美しさと機能性を兼ね備えています。

　各遮熱塗料は、その特性により異なるニーズに応えることができます。遮熱塗料を選ぶときはこれらの特性を総合的に考慮し、建物の条件や希望に合ったに最適なものを選ぶことが重要です！(^^)/

遮熱塗料を使った塗装工事の施工事例をご紹介！

　遮熱塗料「ダンネスト」を使った屋根塗装工事を行った、中野区にお住いのH様

　雨漏りのご相談を頂いたのが、今回行った工事のきっかけでした。火災保険を使い屋根の修繕後、屋根の塗装工事を行うこととなりました！

　夏の暑さにお困りとのことでしたので、SG化学のダンネストという遮熱塗料をご提案いたしました！

　ピュアアクリル100％で、弾性も非常に高く、15年という耐用年数からフッ素塗料にも劣らない性能を持っています(^^)/

　しっかりと下塗りした後、タスペーサーで縁切りを行い、中塗り・上塗りをして仕上げていきます。

　屋根の塗装工事が完了しました！グレーを使い、明るめの仕上がりとなりました。

　マットな質感の落ち着いた雰囲気へと仕上げることができ、お客様にもお喜びいただきました(#^.^#)

→詳細な点検・工事の様子はこちらからご覧いただけます！

5．施工後の定期点検で寿命を延ばす！

　施工後も適切にメンテナンスを行うことで、遮熱塗料の長期的な効果を保つことができます。

定期的な清掃：屋根や外壁の定期的な清掃を行い、塗料の表面に蓄積した汚れを取り除いて反射率を維持します。

点検と補修：遮熱塗料の耐久年数は一般的に10年から20年程度ですが、環境や使用条件により異なってきます。定期的な点検を行い、必要に応じて補修作業を行うことで、長期にわたって遮熱効果を維持できます。

　遮熱塗料の適切な施工とメンテナンスで、屋根や建物の長期的な保護と快適な室内環境を実現することができます。エネルギー効率の向上と維持コストの削減に大きく繋がってきますので、怠らないようにしましょう！

6．遮熱塗料のことなら街の屋根やさんにお任せください

　街の屋根やさんでは、これまでに遮熱塗料を使った屋根工事・外壁工事を数多く行ってきました。

　「遮熱塗料での塗装を検討している」

　「遮熱塗料についてもっと詳しく知りたい！」

　　そうお考えの方、是非街の屋根やさんまでお問合せください。もちろん、ご相談・ご質問のみでも構いません！また、お住まいの点検・お見積り作成も完全無料で行っておりますので、こちらも是非ご活用ください(^^)/

＞＞お問い合わせはコチラ！＜＜

　

　記事内に記載されている金額は2024年02月06日時点での費用となります。
　街の屋根やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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