
HOME > ブログ > 小平市小川東町にてスレートのメンテナンス、塗装工事ができない.....
更新日:2024年01月30日
小平市小川東町にて屋根のメンテナンスをご検討中のお客様よりお問い合わせいただき現地調査にお伺いしてまいりました!
既存の屋根材はスレートでした。
スレートはセメントを押し固めた屋根材で古くから多くのお家で使用されております。
昔のスレートはアスベストを含有しており耐久性も申し分ありません。
しかしアスベストの人体に与える悪影響が露呈し始めて建材への使用が制限されるようになりました。
2002年以降になるとノンアスベストスレートが主流となり、
2004年には完全にアスベスト含有のスレートの使用が完全に禁止となりました。
そのため2004年以降に建てられたお家に関してはノンアスベストスレートが使用されております。
ノンアスベストスレートは使用当時は問題ないように思えておりましたが、アスベストが抜かれたスレートの耐久性は低く、ひび割れや欠けの症状が多発して2008年には初期型のスレートは完全に廃盤となりました。
耐久性が低いスレートは上記の症状が発生するため塗装によるメンテナンスはオススメできません。
メンテナンスを行う際には十分にお気を付けください。
なお、2008年以降に製造されたノンアスベストスレートは製造ノウハウが出来上がり耐久性が向上しておりますのでご安心いただければと思います!
屋根には部分ごとに役物が取り付けられております。
一番有名な部分は棟板金でしょう。
棟板金は屋根同士の取り合いにできる隙間を板金で覆って雨の侵入を防ぐ部材になります。
棟板金の派生としては換気棟がございます。
換気棟は小屋裏の湿気などを外部に排出する目的で設置されるもので軒裏換気口と組み合わせることで小屋裏内の空気の循環を促し、下地の保全にもなります(^^)/
この棟板金、換気棟は飛び込み業者による指摘を受けやすい箇所になりますがよほどの状態でなければ飛散の心配もございません。
どうしてもご心配な場合には信頼のおける業者への調査依頼をオススメいたします!
屋根の形状によっては写真のような谷板金もございます。
谷部分は雨の通り道になりやすいので不具合が生じると雨漏りにつながりやすい箇所になりますので十分にお気を付けください!
屋根の改修工事を行う場合には軒先に改修用の唐草板金を巻く必要がございます。
唐草を巻かずに工事を行うと軒先側から雨水を巻き込み下地の腐食等につながる恐れがございます。
屋根のカバー工事、葺き替え工事どちらでも必要になる部材なので工事を行う際にはご注意ください!
今回は屋根材の問題もあり、屋根のカバー工事のご提案をさせていただきました!
屋根のカバー工事は既存の屋根材を撤去しない工法で費用面で見れは非常に優れた工法になります。
しかしながら既存の下地に依存するという事と、屋根の重量があがってしまうという事もあり、対応ができない場合もございますのでその旨あらかじめお含みおきいただけますと幸いです。
屋根のカバー工事は税込877,800円から承っております!
使用する屋根材等によって価格は変動いたしますので詳しくはお問い合わせください!
記事内に記載されている金額は2024年01月30日時点での費用となります。【新シリーズ:施工事例を紹介!】雹(ひょう)の被害を受けたスレート屋根をスーパーガルテクトで屋根カバー工事!【施工事例を紹介!街の屋根やさん】
今回の記事で登場した工事やお住まいのトラブルに関連する動画をご紹介します!
こちらの動画では、工事の内容やお住まいのトラブルの対処方法などをより詳しく説明しています。
お役立ち情報が満載ですのでぜひご覧になってみてください。
街の屋根やさんは東京都以外にも神奈川県、千葉県などでも屋根工事を承っております。日本全国に展開中ですので、貴方のお住まいの街の屋根さんをお選びください。
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