江戸川区平井で天井照明まわりの雨漏りを調査、瓦棒葺き屋根の箱樋と外壁目地の劣化を確認
更新日:2026年10月24日
江戸川区平井にお住まいのお客様から、雨が強く降った日に天井から水が落ちてきて、照明器具のまわりから雨漏りしているとのご相談をいただきました。
築36年の木造住宅で、以前から気になっていたものの、最近になって症状がはっきり出るようになったとのことです。
私たちが現地に伺うと、建物は全体として大きく傾いた印象こそありませんでしたが、屋根まわりや外壁の取り合いには経年による負担が蓄積している様子が見られ、雨水の通り道を丁寧に追う必要がある現場だと感じました。
室内では照明器具まわりに雨水の影響が出ていました
お部屋の天井を見ると、埋め込み型の照明器具のまわりに雨漏りの跡があり、実際にこの位置から水が出てきたとお客様から詳しくお聞きしました。
電気設備の近くで起きる雨漏りは、天井材のシミや傷みだけでなく、漏電や器具の故障につながるおそれもあるため注意が必要です。
天井内部に入った雨水は見えている一点だけで止まるとは限らず、下地材や断熱材にまで湿気が広がると、木部の劣化やカビの発生を招く可能性があります。
室内の症状はあくまで結果ですので、外部のどこから浸水しているかを切り分けることが大切になります。
赤外線調査でも天井内の異変がうかがえました

室内側では赤外線カメラも使って確認を進めました。
温度差が出ている部分は、周囲と比べて状態が異なる可能性があり、目視だけでは分かりにくい範囲を探るうえで有効です。
今回も天井や壁の取り合い付近に変化が見られ、内部に水分が回っている疑いを補強する結果となりました。
ただし、赤外線の反応だけで侵入口を断定することはできません。
室内の異常位置と屋外の劣化箇所を照らし合わせながら、どこで雨水が入り、どこを通ってきたのかを慎重に見極める必要があります。
こうした初期調査を怠ると、表面だけ直しても再発する恐れがあります。
屋根は瓦棒葺きで、排水まわりに経年の傷みが見られました

屋根に上がると、建物は瓦棒葺き屋根で納まっており、金属面には汚れの付着やサビの出始めが確認できました。
築年数を考えると、表面の塗膜が弱り、雨水を受け続ける部分に負担がかかっていても不思議ではありません。
瓦棒葺き自体は勾配に沿って雨水を流す仕組みですが、排水の受け側にあたる部分に不具合が出ると、水が滞留したり流れきらなかったりして、思わぬところへ回り込むことがあります。
金属屋根は一見すると大きな穴がなくても、継ぎ目や取り合いからの浸水が起こるため、周辺部まで含めた確認が欠かせません。
箱樋にはオーバーフローを疑う状況がありました

特に注意が必要だったのが、屋根の脇に設けられた箱樋の部分です。
樋の内側や周辺には汚れの筋が見られ、雨水が一時的にあふれたような形跡がありました。
箱樋は雨水を集めて流す重要な部分ですが、落ち葉やゴミの堆積、排水不良、勾配不良などがあると容量を超えてしまい、オーバーフローによって屋根内部へ水を呼び込みやすくなります。
とくに立ち上がりや取り合いに水が当たり続けると、普段は問題のない部分からでも浸水が始まることがあります。
今回の雨漏り位置を考えても、原因のひとつとして強く疑われる状態でした。
外壁目地の劣化も浸水経路になり得る状態です

さらに建物の外壁側を確認すると、目地部分に劣化が見られ、取り合い部まわりも防水性の低下が懸念される状態でした。
外壁目地は建物の動きに追従しながら雨水の侵入を防ぐ役割がありますが、年数の経過とともに硬化やひび割れ、隙間の発生が起こります。
そこへ箱樋からあふれた水や吹き込んだ雨が重なると、外壁の継ぎ目から室内側へ浸水する可能性が高まります。
外壁面の汚れや黒ずみも、水が流れた履歴を考える手がかりになりますので、屋根だけでなく外壁の防水ラインも合わせて見ることが大切です。
雨漏りの再発を防ぐために優先して進めたい修繕
今回の調査では、室内の雨漏りは天井の照明器具まわりに現れていましたが、原因としては瓦棒葺き屋根の箱樋部分のオーバーフローと、外壁目地の劣化による浸水の両方を優先的に疑うべき状況でした。
まずは箱樋の排水機能を回復させることが最優先ですが、屋根の葺き替え工事も必要な状況です。
詰まりや勾配不良の確認、必要に応じた清掃・補修を行い、傷みが進んでいる場合は板金補修や交換も検討します。
そのうえで、外壁目地は既存シーリングを撤去して新しく打ち替え、取り合い部も防水処理を見直すのが効果的です。
屋根面についても、状態次第では金属屋根用の防水補修や、下地の傷みを見ながら部分的な改修を組み合わせることで、再発リスクを抑えやすくなります。
雨漏りは一か所だけ直して終わりではなく、水の動きを踏まえて順序立てて直すことが大切です。
私たち街の屋根やさんでは、江戸川区平井のような地域密着の対応を大切にしながら、無料調査と無料見積もりで現状を分かりやすくお伝えしています。
天井からの雨漏りは見えないところで被害が広がりやすいため、気になる症状があれば早めにご相談ください。
私たちがしっかり現場を確認し、建物に合った修理方法をご提案いたします!
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