
HOME > 施工事例 > 渋谷区西原で散水試験で雨漏りの原因調査をおこない笠木の防水処.....
【施工前】
【施工後】
【お問い合わせのきっかけ】
担当:富田
担当:富田
台風などの暴風雨の時に天井から雨漏りしてしまうそうです。天井の端の方にテープが貼ってあるのですが、ここから雨漏りで雫が垂れてくるという事でした。先日の台風の時にも雨漏りしてしまったので、テープを貼って養生されたそうです。
丁度天井の石膏ボードのジョイント部分の様でクロスにもひびが入っていました。
この天井のうえはルーフバルコニーになっています。屋根をくり抜く様な納めになっていますので、屋根との取り合いが結構複雑な状態になっていました。天井裏のどこから雨水が流れてくるのかを確認するために、天井の一部に点検口を設置します。
雨漏りが室内に現れるまでに結構時間がかかる事もあり、また少量の場合は症状が確認出来ない事がありますので、点検口を設置しておくと工事後も状態を確認する事が可能になります。
点検口を開けて天井裏を見ると、雨染みが出ているのが確認出来ました。雨が降ってから結構日数が経過しておりますので濡れてはいないのですが、何度か雨漏りしている様でシミが広がっている状況でした。
雨水がどこから入り込んだのかを確認するために散水試験を実施致します。散水試験は税込み33,000円から承っております。調査方法などによっても変わる場合がありますので、まずはお気軽にご相談ください。
散水試験は雨水が浸入する可能性がある部分に水をかけて雨漏りするかを1カ所ずつ確認する作業を言います。実際に雨が降っているときは全体が濡れている状況ですので特定する事が難しいため、散水試験が非常に有効になります。
防水層の劣化やケラバの裏側など雨水が架かる部分に低いところから順番にかけて確認していきます。
バルコニーの腰壁のうえには笠木という板金が被せてあります。通常の雨であれば笠木の上に雨が降るだけですが、強風の時にはしたから上に向かって結構な量の雨水が入ることがありますので、その状況を再現していきます。
笠木のしたに水をかけてからものの数十秒で天井裏に水が出てきました。画像だと少しわかりにくいのですが、バルコニーの腰壁下地の内側と外側の両方から雨水が出てきております。
雨漏りの症状が出ましたが雨水の浸入箇所は1カ所とは限りませんので、他にも可能性がある部分に水をかけて調査していきます。結果、雨漏りしているのは笠木部分だけでしたので、この部分からの雨漏りを止めるために雨漏り修理工事をおこなっていきます。
笠木を外すと下地が見えました。築年数が経過している建物の場合、笠木の下の下地が剥き出しの状態になっている事が結構あります。笠木部分は完全に塞いでしまうと雨漏りを助長したり湿気の逃げ道が無くなり更に腐食が広がってしまう事がありますので、隙間を残した状態で吹き込んだ雨水が壁の中に入らない様にする必要があります。
笠木の下にルーフィングを張って入り込んだ雨水が外壁の外側に流れる様にする必要があります。ルーフィングの下は防水テープやコーキングで隙間も塞いでいますので、この状態で笠木の板金を復旧していきます。
下地補修とルーフィングを張った後は笠木を復旧していきます。今回の工事では笠木は再利用できる状態でしたので、同じように納めていきます。重なった部分はコーキングを裏打ちして重ねていきますので、雨水も入りにくくすることが出来ました。
散水試験をおこなう事で雨漏りの原因をピンポイントで特定する事が出来ましたので、闇雲に無駄な工事をおこなう必要もなくなりました。今回の工事で雨漏りの原因を止めましたので、今後は安心していただけるようになりました。
私たち街の屋根やさんでは、点検・お見積もりを無料で対応しております。お住まいの事でお悩みやお困りのことがございましたら、お気軽にお問合せいただけますと幸いです。
記事内に記載されている金額は2025年01月22日時点での費用となります。【工事前】
K様のアンケートを詳しく見る→
雨漏りを修理しないとどうなる?放置による6つの被害【プロが解説!アメピタ!】
今回の記事で登場した工事やお住まいのトラブルに関連する動画をご紹介します!
こちらの動画では、工事の内容やお住まいのトラブルの対処方法などをより詳しく説明しています。
お役立ち情報が満載ですのでぜひご覧になってみてください。
街の屋根やさんは東京都以外にも神奈川県、千葉県などでも屋根工事を承っております。日本全国に展開中ですので、貴方のお住まいの街の屋根さんをお選びください。
【施工内容】
雨漏り修理
【施工内容】
雨漏り修理
【施工内容】
雨漏り修理
【施工内容】
防水工事
【施工内容】
その他の工事
【施工内容】
スレート屋根工事