墨田区でカバー工事済みの屋根からの雨漏りはヒランビーで葺き替え工事を実施
【施工前】
【施工後】
【お問い合わせのきっかけ】
担当:渡辺
墨田区のO様は雨のたびに起こる雨漏りに長い間悩まされてきたそうです。幾度も補修をしても直らない・・・。すごいストレスだと思います。部分修理で済む雨漏り補修もありますが、原因が多数である場合は思い切った決断も必要です。今回はお客様にも思い切った決断をしていただき、既存屋根を剥がして新規に葺き直す「屋根葺き替え工事」にて雨漏り改修工事を実施させていただきました。原因もはっきりし、雨漏りも止まってお客様も安心して頂いております。
担当:渡辺
- 【工事内容】
- 金属屋根工事 金属屋根葺き替え工事 雨漏り修理 パラペット壁工事
- 【工事詳細】
-
- 使用材料
- 施工期間
- 延べ5日間
- 築年数
- 40年以上
- 平米数
- 37㎡(パラペット含む)
- お施主様
- O様邸
- 【工事内容】
- 金属屋根工事 金属屋根葺き替え工事 雨漏り修理 パラペット壁工事
- 【工事詳細】
-
- 使用材料
- INAGAKIヒランビー、角波
- 施工期間
- 延べ5日間
- 築年数
- 40年以上
- 平米数
- 37㎡(パラペット含む)
- お施主様
- O様邸
【点検】
雨漏りは壁際の天井部分から発生していました。位置的にも屋根の集水マスの近辺であることから、漏水の可能性のある箇所として考えてみました。
屋根の上はパラペットに囲まれている構造となっていました。片流れの構造の屋根の雨水がすべて水下側に集まるため、漏水を引き起こしやすい場所と言えるでしょう。以前にも漏水を起こしたのでしょうか?板金の継ぎ目という継ぎ目にはコーキング処理がされていて、屋根塗装もされているようでした。
先程の谷の部分はあくまでも可能性の1つではありますが、他にも原因があるかもしれないので屋根全体を調査して行くと、搭屋の水上側にもかなり補修を行った形跡が見られました。より確実に漏水箇所を特定し、的確な工事をご提案させていただくためにも散水試験から行うことをご提案させていただきました。
【散水試験】
散水試験を行うに当たり、室内天井に点検口を作成させていただきました。散水試験は水下側から実施いたします。時間差を置いて水が出てくることもあるため、水かけ時間、待機時間と時間測定を行いながら実施いたしました。
漏水箇所の天井内部を見たところ、どうやら屋根が二重になっていることがわかりました。雨水が集中する谷の部分に古い谷が有ったのです。雨水の漏れてくる箇所は、古い谷に伝ってきていたので、新しい屋根(既存)と旧屋根の間から浸水していることになります。
また連棟となっているので、お隣との境からの漏水も可能性が出てきました。最初に可能性として見ていた集水マス近辺だけでなく、屋根全体の問題の可能性が高くなってきました。カバー工事のカバー工事はあり得ないため、今ある屋根を一度剥がして、新しい屋根を葺き直す「屋根葺き替え工事」を実施して完全に止水する工事をお客様にご提案させていただきました。
屋根全体の問題であることを確信したのは、その後の雨に備えて谷部分を養生したのですが、漏水量に大きな変化がなかったことからも明らかでした。この結果にお客様も屋根葺き替えのご決断をしていただく事になりました。
【工事】
まずは、屋根葺き替え工事にあたり、ベランダを一度解体し無くてはなりません。その後に屋根材を棟側より撤去していきました。塔屋の水上側の屋根材の撤去を行っていると大量のシリコンコーキングの塊が・・・。
棟側から流れてきた雨水を搭屋の屋根部分が受ける形状となっているためこの部分の雨仕舞はこの屋根工事の難所の1つとなっておりました。塊になっていたシリコンコーキングどうにかこうにか撤去をして屋根材を剥がすとそこにはビッショリと濡れたルーフィングが現れました。
搭屋の際の処理と搭屋と屋根が受ける部分の処理が上手くなかったのだろうと推測されました。もともとは瓦棒の屋根が有ったうえに、今の屋根を葺いたようです。完全に漏水を防ぐためにも屋根部分だけでなくパラペット壁部分と笠木に関してもカバーを行うことになりました。
ルーフィングは粘着式ルーフィングのタディスセルフを使用します。谷の処理、パラペット壁際の水切りの処理と行って参ります。
谷は事前におさまりを想定し作成してきたものを設置していきますが設置は排水口とも絡む為、この屋根工事の難所第二位にあたります。屋根材を葺くにあたり下地タルキ部分に墨出しをおこなって屋根材を葺いたいきました。今回使用した屋根材は、INAGAKIヒランビーです。ガルバリウム鋼板製の屋根材で錆に強く耐久性の高いものです。
屋根と搭屋の取り合い部分には、雨水が搭屋の際を流れてくれるように水切りを加工いたしました。際もシッカリ防水紙が立ち上がっています。
工事の難所第三位の排水口も、以前の補修でコーキングだらけになっていたため、撤去新設を行いました。これで可能性のある箇所、実際に雨漏りを起こしていた部分への補修は終了です。工事後も雨や雪や降っていますが雨漏りなく快適にお過ごし出来ているそうです。部分的に補修をしていたら完全な漏水停止は出来ていなかったかもしれないと思うとお客様の決断と職人の経験に本当に感心いたします。
記事内に記載されている金額は2021年05月13日時点での費用となります。街の屋根やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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【工事完了後】
パラペット内壁に屋根色に合わせた角波を施工、笠木もガルバリウム鋼板製で被せました。屋根葺き替え工事で一度解体していたベランダの再設置を行っています。
棟側から搭屋に向けて流れてくる水量は流れが短いのでそれほど多くは無いと思われますが水が溜まらずに流れるように水切りを加工しています。
棟側から搭屋に向けて流れてくる水量は流れが短いのでそれほど多くは無いと思われますが水が溜まらずに流れるように水切りを加工しています。
搭屋の壁際も際谷が入っていますので水が入り込む心配は有りません。
墨田区ではたくさんのお客様にご依頼をいただいております!
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