【お問い合わせのきっかけ】

【工事内容】

雨樋交換

【工事詳細】

使用材料

パナソニックたてとい60π

施工期間

1日

築年数

25年

施工金額

60,000円（税込み）

お施主様

M様邸

ハウスメーカー

ハウスメーカー不明

【工事内容】

雨樋交換

【工事詳細】

使用材料

パナソニックたてとい60π

施工期間

1日

築年数

25年

施工金額

60,000円（税込み）

お施主様

M様邸

ハウスメーカー

ハウスメーカー不明

現地調査

渋谷区笹塚の賃貸物件を管理されている不動産会社の方より「管理物件にて雨樋から雨水が溢れ出してしまい地面に当たる音がうるさいので修繕を検討しております。現地調査を行っていただき必要な工事のお見積りをお願いしたい」とご相談をいただき調査に伺いました。

切妻形状の軒先に設置されている雨樋よりオーバーフローが発生している状況でした。

雨樋のオーバーフローとは、通常の排水がうまくいかず、雨樋の中で水が溢れかえってしまい、水が本来の流れとは全く違うところへこぼれてしまう状態のことを指します。

オーバーフローの発生原因は主に堆積物による集水桝の詰まりや勾配の不良によるものがほとんどです。

実際に屋根に上ってみると、軒樋には大量の堆積物が溜まってしまっている状態でした。

軒樋は雨水を適切に流すための重要な部分となります。

汚れが滞留してしまうと、劣化や詰まりの原因となり、特にカビや藻、苔が繁殖してしまうと軒樋の劣化が更に進行しやすくなってしまうので、定期的な清掃やメンテナンスが必要となってきます。

更に、軒樋と竪樋の接続部を確認すると、集水器内部には落ち葉や苔などが大量に滞留してしまい、接続部分が完全に塞がれてしまっている状態が確認できました。

このままの状態では、雨が降った際に雨水が竪樋に排水されずに軒樋内部に滞留してしまいます。

排水不良が発生すると内部の水位が次第に上がっていき、やがてオーバーフローに繋がってしまいます。

排水不良が長期的に続いてしまうと、雨樋を支える金具にも負荷が掛かります。

また、金具の変形により勾配の不良が発生し、雨樋本体の交換が必要となる場合がありますので注意が必要です。

工事のご提案

現地調査をおこない、今回のオーバーフローの原因が雨樋の排水不良が原因であると分かりました。

雨樋本体には破損は見られませんでしたので、雨樋の清掃と、清掃に付随する竪樋の部分的な交換工事をご提案いたしました。

今回の工事の費用は、税込み60,000円にて承りました。

雨樋清掃、部分交換工事の費用は施工箇所の状況や施工範囲により金額が異なります。

雨樋の清掃作業

先ずは、軒樋内部の滞留物を除去していきます。

屋根材に付着した汚れや落ち葉などの固形物が多く滞留している状況でしたので、スクレーパーを使用して大きな滞留物の除去をおこないました。

オーバーフローの原因は接続部の詰まりが原因でしたが、接続部の詰まりを取り除いても軒樋に堆積物を残したままにしてしまうと、再び接続部が詰まる原因となるので、軒樋の堆積物もしっかりと除去していきます。

竪樋の部分交換

軒樋の清掃完了後、続けて集水桝の内部の清掃をおこないます。

集水桝の詰まりの状況から、竪樋の緩勾配となっている箇所でも詰まりが想定されたので、部分的な竪樋撤去もおこないました。

竪樋を撤去し確認をおこなうと、竪樋にまで詰まりは及んでいませんでしたが、集水桝内部は堆積物で水の逃げ道がなくなっている状態でした。

集水桝の内部の清掃が完了いたしました。

軒樋から接続部分を目視して、中までしっかりと見える状態になりましたので、排水不良はこれで改善されるのでオーバーフローの心配は無くなりました。

清掃と合わせて、軒樋の勾配も調整させていただいたので、より一層ご安心していただけるかと思います。

既存の竪樋の撤去をおこないましたので、既存の竪樋と同じ経の樋を使用し復旧作業をおこないます。

竪樋交換時の注意点ですが、竪樋の交換時には部分交換や全交換など適切な施工範囲を確認する必要があります。

廃版の竪樋を使用している場合は全交換が必要な場合もある為、事前に確認しておく事が重要となります。

施工完了

雨樋清掃及び竪樋の部分交換工事完了となります。

オーバーフローの原因となっていた詰まりは撤去したので、この先しばらくは詰まりの心配もなくお過ごしいただけるかと思います。

しかし、住宅の近くには樹木が生えておりましたので、落ち葉の影響により詰まりが再発してしまう懸念がありました。

樋の詰まりを防ぐ為にも定期的な点検や清掃を推奨いたします。

ご自宅は大丈夫か少しでもお悩みがある方は是非私たち、街の屋根やさんにお気軽にご相談ください！