
HOME > ブログ > エスジーエル鋼板とガルバリウム鋼板はどっちがすごいの?次世代.....
更新日:2024年01月10日
以前は「安っぽく見えそう」「雨音が気になりそう」「錆びてしまってメンテナンスが大変そう」というイメージが付きまとっていた金属屋根材ですが、近年では性能や見た目が向上したことで、スレートを抜いてシェア率トップに至るまでになっています(*^^)v
その中でも注目されているのがガルバリウム鋼板ですが、それを凌ぐ性能の「エスジーエル鋼板」のことはご存知でしょうか?
エスジーエル鋼板は名前の由来を紐解くと、どのような屋根材なのかが自然と理解できます!
エスジーエル(SGL)は、ガルバリウム鋼鈑を表すGLの頭にSをつけたものです。
このSは、superior(上質)、special(特別)、super(超越)という優れた性能を表す頭文字のSを意味しています(^▽^)/
つまり、エスジーエル鋼板はガルバリウム鋼鈑よりもさらに高い品質を持つ鋼板であることを示しています(*^^)v
トタンよりも錆びにくかったガルバリウム鋼板をさらに強化したのがエスジーエル鋼板ですので、なんだか頼もしい安心感がありますよね!
大きな違いは構成される物質にあります。
ガルバリウム鋼鈑は亜鉛とアルミによって構成されていますが、エスジーエル鋼板にはそれに加えてマグネシウムが含まれています。
このマグネシウムの含有量が、エスジーエル鋼板の耐久性の高さを高める要素となっています(*^^)v
驚くことに、ガルバリウム鋼板の3倍ほどの耐食性をエスジーエル鋼板は誇っています(^▽^)/
そのため、エスジーエル鋼板は切断部の腐食にも安心です。
通常、金属の建材は表面に腐食を抑えるための保護膜を作っていますが、切断した断面は保護がないため、錆が発生しやすくなります(-_-;)
しかし、エスジーエル鋼板に含まれるマグネシウムはイオン化しやすい性質を持っており、水分などで流出した周囲のメッキ成分が切断面の保護皮膜の形成を促します!
その保護皮膜が錆びの腐食を食い止めてくれるため、エスジーエル鋼板は切断部の腐食をあまり心配することなく使用することができます。
屋根を形成する際にはどうしても形を合わせるために切断が必要になりますので、安心して使用できるのは大きなメリットですね!
さらに、エスジーエル鋼板は塩害にも強く、軽量であることから耐震性も高いという特徴があります。
沿岸部の住宅は海から吹く潮風によって金属部が酸化しやすく、塩害による錆びが発生しやすい環境にあります(>_<)
しかし、エスジーエル鋼板は従来のガルバリウム鋼板に比べて塩害への影響が少なく、沿岸部でも安心して使用することができます。
その効果は保証内容にも現れており、ガルバリウム鋼板が海岸線から5㎞以上離れなければ補償対象にならなかったことに対し、エスジーエル鋼板はなんと500m以遠より対象となるのです(^▽^)/
また、耐震性も高いため、地震などの自然災害にも強い鋼板として、近年勢いを増してシェア率を伸ばしています!
以上のように、エスジーエル鋼板とガルバリウム鋼板にはいくつかの違いがあります!
エスジーエル鋼板はマグネシウムの含有量が特徴であり、切断部の腐食にも安心して使用することができます。
また、塩害にも強く、耐震性も高いという特徴がありますので、これから金属屋根材をご検討される方の強い味方になってくれるのではないでしょうか?
私たち街の屋根やさんでは、エスジーエル鋼板の代表格ともいえる「スーパーガルテクト」を始めとした、SGL鋼板製の屋根材での施工例が豊富にございます(^▽^)/
例えば重量のある瓦屋根から金属屋根に葺き替えたい!という場合には、税込20,900円/㎡~が目安の料金となっておりますので、まずは無料点検でのお見積もり作成をご活用いただき、詳しい担当スタッフになんでもご相談いただければと思います(*^^)v
記事内に記載されている金額は2024年01月10日時点での費用となります。ガルバリウム鋼板は横葺き・縦葺きどっちが良い?【街の屋根やさん】
今回の記事で登場した工事やお住まいのトラブルに関連する動画をご紹介します!
こちらの動画では、工事の内容やお住まいのトラブルの対処方法などをより詳しく説明しています。
お役立ち情報が満載ですのでぜひご覧になってみてください。
漫画で読むならコチラ
動画で見るならコチラ
街の屋根やさんは東京都以外にも神奈川県、千葉県などでも屋根工事を承っております。日本全国に展開中ですので、貴方のお住まいの街の屋根さんをお選びください。
【施工内容】
屋根カバー工法、スレート屋根カバー工事、ガルバリウム鋼板
【施工内容】
屋根葺き替え、雨漏り修理、ガルバリウム鋼板
【施工内容】
屋根葺き替え、ガルバリウム鋼板、その他の工事