
HOME > ブログ > 武蔵野市桜堤にてノンアスベストスレート「レサス」の点検、塗装.....
更新日:2023年11月07日
武蔵野市桜堤にて屋根の点検にお伺いしてまいりました。既存の屋根材はノンアスベストスレートのレサスというものでした。レサスは旧松下電工により製造販売されていた屋根材で現在では廃盤になってしまっております。
2000年初期型のスレートの多くはレサス同様廃盤になっており現在では製造はおろか手に入れることもできないスレートになっております。
レサスの特徴としてはスレートに入った2本のスリットと表面のざらつき方でしょうか。スレートは色々な形状がありそれぞれの特徴がございます。この特徴をもって判断することでアスベスト含有かそうでないかの確認ができますので一度調べてみると面白いです。
レサスは初期型のノンアスベストスレートと申し上げましたが、アスベスト非含有のスレートは初期型(2001~2008年)と後期型(2008年~)の2種類に分けられます。
初期型のスレートはノウハウが無い状況で製造されたため耐久性に大きな問題を抱えた製品が多く作られました。コロニアルNEOやパミールといったスレートが代表にあげられます。
後期にもなると製造技術が進歩してきた影響で耐久性の向上したものが製造され、塗装にも適したものになりました。こういった背景もありますので既存屋根材の見極めは非常に大事なのです。
屋根の工事は既存の屋根を残した屋根のカバー工事と、既存の屋根材を撤去する屋根の葺き替え工事に分けられます。屋根カバー工事は既存の屋根材の上に新しい屋根材をかぶせる工事になります。そのため工事後は屋根の重量が若干上がってしまうというデメリットはありますが、解体処分費がかからないのでコスト的には非常に魅力のある工事になります。
屋根のカバー工事を行うにあたって確認しなければならない事がございます。それは既存下地の状況をしっかりと把握することです。屋根のカバー工事は既存の下地に依存した工事になります。そのため既存の下地が傷んでしまっていたり問題があれば新しい屋根材を重ねた時にビスがしっかりととまらなかったりしてしまいます。
部屋内から下地の状況を確認する必要があるので点検口から小屋裏に入って確認します。点検口の無い場合には点検口を新規でつけてでも確認する方が無難です。
屋根の木下地の種類によってもカバー工事の向き不向きがございます。左の写真のような合板で下地が組まれていた場合は問題なくカバー工事を行えますが、右のようなバラ板(隙間のある造り)の場合は屋根材を固定する際に打つビスが板と板の隙間に入ってしまう可能性があるのでお勧めはできません。
小屋裏の確認や図面の確認を行わずに屋根のカバー工事を提案してくる業者さんは上記のようなことを想定していない恐れがありますのでご注意ください。
今回は屋根の葺き替え工事でのご提案をさせていただきました。屋根の葺き替え工事は税込1,087,800円~承っております。屋根の形状や使用する屋根材、既存屋根材のアスベストの有無によって金額は変動いたしますので詳しくはお問い合わせください。
記事内に記載されている金額は2023年11月07日時点での費用となります。【新シリーズ:施工事例を紹介!】雹(ひょう)の被害を受けたスレート屋根をスーパーガルテクトで屋根カバー工事!【施工事例を紹介!街の屋根やさん】
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