
HOME > ブログ > 北区浮間にてスレート屋根の点検依頼、屋根材が塗装不可のグリシ.....
更新日:2023年07月03日
北区浮間にお住まいのお客様よりスレート屋根の点検依頼を承りましたので、そちらの調査の様子を掲載いたします。
スレートは施工年によってアスベストが含まれている屋根材か含まれていない屋根材(ノンアスベスト)に分類されます。今ではアスベストは全く使用していない屋根材しか販売されておりませんが十分な耐久性を持っております。しかし、全くアスベストを使用しない屋根材が販売されたばかりの2004年頃のスレート屋根材には耐久性に問題があり、塗装をすることができません。
屋根に上り調査をしていくと、屋根材がグリシェイドでした。グリシェイドは2004年頃に製造された耐久性の低い屋根材のため、このようなひび割れが多数見受けられました。屋根材がひび割れてしまうと、ひび割れた箇所から雨水が浸入するようになります。屋根材が雨水を吸収してしまうと耐久性の低下に繋がります。
屋根材が割れてしまっても屋根材の下には防水紙があるためすぐには雨漏りはしませんが放置していると雨漏りのリスクが非常に高いです。そのため早めのメンテナンスが必要になります。
スレートをよく見ると、オレンジ色の藻ができているのが分かります。藻は経年劣化と共に防水性が低下し生えてしまうものです。防水性が低下してしまうとスレートのひび割れや劣化に繋がってしまいます。
このように棟板金の釘が浮いてしまっています。棟板金は屋根の一番高い位置にあるので、風の影響を受けやすく、突風・強風または台風などの風圧を釘だけで耐えています。そのため釘が少しづつ浮いてきます。
釘の浮きを放置していると、屋根と棟板金の間に隙間が発生し風による影響をより受け易くなったり、雨水が釘穴から棟板金の中へと浸入することで雨漏りの原因になります。
こちらのお客様邸は、スレートのひび割れ、藻の発生、棟板金の釘の浮きなどからメンテナンスが必要ですので、屋根カバー工事のご提案を致しました。私たち街の屋根やさんではお客様と念入りな相談をして施工内容を決めております。
屋根カバー工事につきましては、¥877,800(税込み)から行っております。使用する材料や屋根の面積によって料金が変動致しますのでお困りの際はまずお問い合わせください。
記事内に記載されている金額は2023年07月03日時点での費用となります。スレート屋根カバー工法で選べる屋根材【街の屋根やさん】
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街の屋根やさんは東京都以外にも神奈川県、千葉県などでも屋根工事を承っております。日本全国に展開中ですので、貴方のお住まいの街の屋根さんをお選びください。
【施工内容】
屋根カバー工法、スレート屋根カバー工事、ガルバリウム鋼板
【施工内容】
スレート屋根工事
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スレート屋根工事