町田市金森東にある鉄筋コンクリート造のお住まいで、非破壊検査が可能な赤外線カメラを使用した外壁内部の断熱材調査！

更新日：2023年03月27日

　町田市金森東にある、3階建ての鉄筋コンクリート造にお住まいのお客様より、断熱材の欠損調査のご依頼を頂きましたのでご紹介致します！

　断熱材の調査は、お住まいの断熱材が「壁や天井内部」の目視確認が難しい部分に設置されている関係上、非常に難航致します。
　従来の点検方法は、「お住まいの図面から断熱材の設置位置やメーカーの確認」や、「点検口から目視出来る一部の断熱材をライトで照らして確認」などに限られ、お客様に長い調査時間を頂いておりました。
　壁や天井を取り壊せば、断熱材を直接的に目視確認出来ますが、それでは本末転倒です。

　そこで今回は、壁や天井を破壊すること無く、目視確認を可能にする「赤外線カメラ」を使用して断熱材の調査を実施致しました。

　赤外線カメラを利用した断熱材調査の様子と合わせて、特徴やメリットをご紹介致します。

赤外線カメラを使用した断熱材の欠損調査の様子

　今回は、外壁の断熱材の調査という事で、屋外から「赤外線カメラ」の撮影によって調査を進めさせて頂きます。

　「赤外線カメラ」は、設定された温度範囲の中で、温度が低いものは「青色」、高いものは「赤色」で中間のものは「黄色～緑色」で描写されることで、被写体の「表面温度を色による描写で可視化」することが出来ます。

　一例として、こちらはお住まいのベランダ部分を屋外から撮影したものです。
　日の当たっているベランダ側面部分は、温度が高い為「赤色」で描写されており、逆に日の当たらないベランダ屋根の底面部分は、温度が低い為「青色」に描写されている事が確認出来ます。

では、実際に外壁内部の断熱材を赤外線カメラで調査してみましょう。

外壁の断熱材調査

　こちらは、外壁を普通のカメラと赤外線カメラでそれぞれ撮影した画像です。
　日が多く当たっているカーポートは表面温度が高い為、「赤色」で描写されております。

　肝心の断熱材が内部に設置された外壁ですが、全体的に「黄色～緑色」で描写され、室内の暖気が外に逃げていない事が確認できます。
　その為、室内の暖気はしっかりと遮断されており、断熱材がしっかり機能している事が推測されます。

　もし外壁に局所的に「赤色」の描写が確認出来た場合、そこから室内の暖気が逃げていると判断できる為、断熱材の欠損・異常が発生していると判断することが出来ます。

断熱材の調査に赤外線カメラを使用するメリット

　前述の調査の様に、「赤外線カメラ」は壁や天井を破壊することなく、内部の断熱材を調査する事が可能です。
　壁や天井内部に設置された断熱材を広い範囲で調査可能な為、従来の調査方法よりも調査スピードや調査精度が大きく向上しております。
　また、調査精度が向上したことで、断熱材の欠損や異常に対して「最適な施工方法のご提案」が可能な点も大きなメリットとなります。

外気温の影響を強く受けるお住まいには、赤外線カメラによる断熱材調査がおススメ！

　断熱材が欠損している場合、室内気温は外気温の影響を強く受ける為、冷房や暖房による室内気温のコントロールが難しく、夏は暑く冬は寒いといった不快な気温の中で室内を過ごすことに繋がります。
　また、断熱材の欠損は建物内に「温度差」を生み、壁や天井内部に「結露」が発生させます。
　発生した結露は、「構造部を腐らせる」事や「カビの原因」になるなど、お住まいやお客様の健康を脅かす為、早急な対応が必要です！

　暖房や冷房の効きが悪いけど、原因が分からないといったお客様がおられましたら、「赤外線カメラによる断熱材調査」をオススメ致します！

　赤外線カメラによる調査の参考価格として、「2階～３階建て」かつ「床面積が125㎡まで」のお住まいの場合、税込み198,000円～ご提案させて頂きます。
　「調査報告書」として、赤外線カメラで撮影した画像と解析結果をご提出させて頂いた上、最適な施工方法のご提案をさせて頂きます。

　また、赤外線カメラの、より詳しい解説やメリットを別ページにてご紹介しておりますので、よろしければこちらも合わせてご覧ください！
　　⇒赤外線カメラによる断熱材調査の詳しい解説はコチラ

　私達、街の屋根やさんは、手指の消毒・マスク着用の上、ご相談や調査の際には、ソーシャルディスタンスの確保など、「新型コロナウィルス対策」を徹底しておりますので、安心してお問合せ下さい！

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