
HOME > ブログ > 江東区新砂の工場で折板屋根庇の葺き替えを行いました
更新日:2021年05月13日
既存の折板屋根の下は大きな機材があるとの事です。経年と台風によって傷みが目立ってきた折板屋根を葺き替え工事いたします。フレーム二列で固定されております。折板屋根の長さは丁度2間(3.65メートル)でした。塩害もあるのでしょうか。サビも発生してきておりました。
天気予報では作業時間には上がると言われていた雪が勢いを増して降っている最中、通常の建物だと5階建てにあたる高さの陸屋根上での作業で、荷揚げ荷卸しはラフタークレーンを頼んで行いました。風が無い分、動いていれば寒さは感じられずに済んだのは幸運でしょう。
既存折板屋根材は厚みが0.6ミリの物でした。高所で風の影響もある場所だったので、葺き替えに使用した新しい折板屋根材は厚みを0.2ミリ厚くし、0.8ミリのガルバリウム鋼板のコイルから事前に採寸を行った寸法で作業場でプレス機で折って作成いたしました。取付は解体の真逆の作業となります。フレームに面戸を取り付けた後、新しく作成した折板屋根を被せ、パッキン付のナットでフレームに締めつけていきます。最後は両サイドにケラバを取り付けますが、風で煽られない様にベースフレームにシッカリビス止めしています。素材の厚みも増して、固定も確実に行っておりますので前回程度の台風ではびくともしないはずです。
記事内に記載されている金額は2021年05月13日時点での費用となります。ガルバリウム鋼板は横葺き・縦葺きどっちが良い?【街の屋根やさん】
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