DIYでの屋根塗装をオススメできない3つの大きな理由をご紹介
更新日:2024年09月18日
屋根塗装をDIYで行うかお悩みの方は、自分で塗装をした場合のメリット・デメリットについて確認をした上で業者に依頼するかを検討されるかと思います。
DIYが話題になったり、趣味としての人気が出たりといった影響で、今ではホームセンターでも必要な資材や道具は揃えやすい環境になってきているため、お住まいのメンテナンスをDIYで進めようか迷っているという方も増えてきているでしょう。
結論から申し上げますと、屋根塗装のDIYは推奨できません(-_-;
費用は安くなるかもしれませんが、逆に言えばメリットはそれくらいで、多くのデメリットや危険を抱えることになる為です。
今回は屋根塗装のDIYをオススメできない理由について解説していきますので、ご検討中の方はぜひ一度ご確認ください。
理由1:足場による安全が確保できない
屋根塗装のDIYで最も懸念されるのは、足場の不足による安全面についてです。
正直、このデメリットだけでDIYによる屋根塗装がオススメできない理由を完結させても良いと言えるほどに、作業時の安全性の不足は大きな影響を与えます(-–;
2階以上での屋根塗装は高所作業となるため、業者は必ず足場を組んだ上で安全を確保しながら工事を行います。
慣れているプロの業者であっても高所からの転落事故はつきもので、令和3年度の建設業における死亡災害の中で『墜落・転落』の割合は4割近くを占めているほどです(><)
加えて、屋根塗装を必要としている環境では汚れの堆積や苔の繁殖などでかなり滑りやすくなっていますので、慣れない方が屋根上に上ると滑落の危険性は非常に高いのです。
DIYでは基本的に足場を組まずに梯子で上って作業を済ませることがほとんどだと思いますが、転落事故のリスクが高い状況での作業は非常に危険ですので、屋根塗装は業者にお任せするのが一番であると言えるのです(^▽^)/
足場に関連したその他の理由
また、足場は単に作業者の安全を確保するだけでなく、塗装の品質にも影響します。
安定した足場があることで、細部まで丁寧な作業が可能になり、均一で耐久性の高い塗装を実現できるのです(*^^)v
足場がない状態で屋根の軒先まで移動し、ギリギリの場所を塗るのは想像するだけで肝が冷えますね…(-_-;
また、足場の仮説に伴いメッシュシートでの養生も行いますが、この有無も非常に重要です!
塗装中には塗料が飛び散ることがあり、それがご自宅の庭や車を汚してしまったり、場合によっては近隣住宅に迷惑をかけてしまうことも予想されます。
不要なトラブルの元となりますので、塗装中の足場とメッシュシートの存在は非常に重要なんです(^▽^)/
理由2:揃えるべき材料・道具が多い
屋根塗装のDIYを考える際、多くの人が見落としがちなのが必要な材料と道具の多さです。
単に塗料を購入すれば良いと思われがちですが、実際にはさまざまな専門的な道具が必要となります。
ローラーや刷毛などはもちろんですが、塗装前の準備作業に必要な高圧洗浄機や、塗装しない部分を保護するための養生材料も必要となります。
また、塗料に関しては屋根の面積や塗装回数を正確に計算しないと、必要以上に購入してしまう可能性があります。
使い切れなかった塗料は、保管方法によっては劣化して使用できなくなることもあり、結果的に無駄になってしまいます。
1液型の塗料は余った分を保管しておくことも可能ですが、耐久性が高いとされる2液型塗料は必要な分を現場で混ぜ合わせ、その日の内に使い切る必要があったりしますので、量の見極めが重要となるのです。
また、これらの材料や道具を一度の使用のために購入すると、コストがかなり膨らみ、業者に依頼するよりも材料費が高額になる可能性もあります(-_-;
DIYで費用を抑えようとしても、結果的に予想以上の出費となる可能性が高いのです。
理由3:再塗装までの期間が短くなる可能性が高い
DIYで屋根塗装を行う場合、再塗装までの期間が短くなる可能性が高いという大きな問題があります。
DIYで行った屋根塗装の耐久性や仕上がりの品質は、どうしても専門業者に依頼した場合と比較して劣る可能性があります。
プロの塗装業者は、屋根材の種類や現在の劣化状態に適した塗料を選択し、適切な下地処理を行います。
塗料を塗る工程でも技術が必要ですが、それ以前に下地の状態を整える高圧洗浄やひび割れの補修などが屋根塗装の品質には深く関わってくるのです。
また、スレート屋根の場合には「縁切り」と呼ばれる特殊な処理が必要ですが、これを適切に行わないと雨漏りの原因になる可能性があります。
塗膜を均一にする必要があります
プロは均一な塗膜を形成するための技術を持っていますが、DIYの場合は塗りムラや塗り残しが生じやすくなります。
これらの不均一な塗装は、早期の劣化や剥がれの原因となりますので、塗料の耐用年数よりも圧倒的に早く再塗装が必要になってしまい、結果的に初めから業者に頼むよりもコストが高くなってしまうのです(-_-;
◆作業に必要な時間が長すぎても問題です
さらに、DIYでは作業人数の関係で塗装に掛かる時間が長くなりがちです。
長期間の作業中、天候の変化や塗料の乾燥時間の管理が難しくなり、塗装の品質に悪影響を与える可能性があります。
特に乾燥時間は品質にとって重要で、乾燥が不十分でも施工不良が発生しますが、乾燥してからも放置してしまうとホコリや汚れが付着して重ね塗った層に問題が発生しやすくなります(-_-;
まとめ
以上の理由から、屋根塗装はDIYではなく、専門業者に依頼することをオススメしております。
他にも屋根によっては歩いてはいけない場所があったりと、作業に関しては全般的に深い知識が必要となります。
私たち街の屋根やさんでは、安心して屋根塗装をご依頼いただける為に過去の塗装に関する事例を豊富に掲載しておりますので、ぜひ施工事例一覧からご確認ください(^▽^)/
塗装後のお客様からのご感想などもご確認いただけます。
屋根塗装は参考価格として税込484,000円~880,000円となっていますが、正確な金額は現場の状況や使用する塗料で決定いたしますので、まずは無料の現地調査~お見積もり作成をご活用ください(^▽^)/
街の屋根やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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