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スレート屋根で雨漏り発生!解消するには屋根カバー工法か屋根葺き替え工事が必要です

更新日:2024年08月06日

屋根から雨漏りが起こる原因とは?

 屋根からの雨漏りは、建物の寿命や住環境に深刻な影響を与えるため、その原因を理解し、早期に対策を講じることが重要です。では、なぜ屋根から雨漏りが起きてしまうのでしょうか?一緒に見ていきましょう!(>_<)

経年劣化

スレートひび割れ

 まず一つ目の原因は、屋根材の経年劣化です。スレートや、金属屋根などの屋根材は、長年の紫外線や風雨にさらされることで劣化し、割れやひびが生じやすくなります。

 スレート屋根の寿命は一般的に20年から30年程度と言われています(ただし、環境やメンテナンスの状況によって異なることがあります)。劣化し寿命を迎えることにより、雨水が浸入しやすくなり、雨漏りが発生してしまうのです!

施工不良

 次に、施工不良も大きな原因の一つです。新築時や修繕時に屋根の施工が不十分であったり、適切な防水処理が施されていなかった場合、雨漏りのリスクが高まります。特に、接合部分や継ぎ目の処理が不十分だと、そこから水が浸入しやすくなります。

屋根の形状や設計

 また、屋根の形状や設計も雨漏りの原因となり得ます。複雑な形状の屋根や、勾配が不足している屋根では、水の排水がうまくいかず、滞留した水が浸入する可能性があります。さらに、屋根に設置されている排水設備、例えば雨樋やドレンが詰まっている場合、排水不良により水が屋根内部に浸透しやすくなります。

自然災害や強風による外的要因

板金とスレートを仮で戻します
割れた飛ばされたのは1か所です

 加えて、自然災害や強風による外的要因も無視できません。台風や大雪、地震などの自然災害は、屋根材を破損させるだけでなく、屋根全体の構造にダメージを与え、雨漏りの原因となります。これらの災害後は、速やかに点検と修繕を行うことが必要です。

定期的にメンテナンスをしていない

 最後に、定期的なメンテナンスの欠如も重要な要因です。屋根は見えにくい部分であるため、点検を怠りがちですが、定期的なチェックと早期の修繕が雨漏り防止には欠かせません。屋根の状態を把握し、問題があれば速やかに対応することで、大きな被害を防ぐことができます。

屋根からの雨漏りは屋根塗装では解決できない

屋根塗装の様子

 屋根からの雨漏りは多くの住宅で問題となりますが、その解決方法として「屋根塗装」を選ぶのは誤解です。

 屋根塗装は主に美観の向上や紫外線からの保護を目的としており、雨漏りの根本的な解決にはならないことが多いからです(T_T)

 屋根塗装は表面的なカバーであり、屋根材の内部にある問題を解決するものではありません。

 雨漏りの原因は、屋根材の劣化やひび割れ、接合部の不良、または防水シートの破損など、屋根の構造的な問題によることが多いです。これらの問題は塗装では対処できず、専門的な修繕が必要です!

スレートひび割れ

 特に、屋根材に既にひび割れや欠けがある場合、その上に塗装をしても雨水の侵入を防ぐことはできません。むしろ、見た目が改善されたことで問題が一時的に隠れてしまい、雨漏りが悪化するリスクがあります(・・;)

 さらに、屋根の接合部や継ぎ目など、雨漏りが発生しやすい部分は塗装では対応しきれないことが多いです。これらの部分には専門的な防水処理が必要であり、塗装だけでは十分な防水効果を期待できません。

 屋根塗装による一時的な改善に頼るよりも、雨漏りの原因を特定し、根本的な修繕を行うことが重要です。

 具体的には、屋根カバー工法や屋根葺き替え工事による屋根材の交換補修防水紙の設置が必要となる場合があります!

 これらの方法は費用がかかるかもしれませんが、長期的に見れば屋根の耐久性を高め、再発防止につながります。

屋根から雨漏りが起ったときのメンテナンス方法は「屋根カバー工法」か「屋根葺き替え工事」の2択

 屋根からの雨漏りが発生した際のメンテナンス方法として、一般的に選択されるのは「屋根カバー工法」と「屋根葺き替え工事」の二つです。それぞれに特徴と利点があり、状況に応じた適切な選択が必要です。どのような違いがあるのか見ていきましょう!

屋根カバー工法

屋根カバー工事にてルーフィング敷設
屋根カバー工事にて棟板金設置の様子

 屋根カバー工法は既存の屋根材の上に新しい屋根材を直接被せる方法で、既存の屋根を撤去する必要がないため、工事期間が短く、廃材処理のコストも抑えられるのが特徴です。

 また、屋根の断熱性や防音性を向上させることができるため、居住環境の改善にも寄与します。

 

既存の屋根材にアスベストが含まれている場合にもおすすめ

 屋根カバー工法は、古い建材にアスベストが含まれている、使用されている場合に適した方法です。

 

 アスベストを含む屋根材は解体や処理が難しく、費用も高額になりますが、屋根カバー工法では既存の屋根を撤去せずに新しい屋根を設置するため、費用を抑えることができます♪

 さらに、新しい屋根を設置することでアスベストが飛散するリスクもないため、安心して作業が可能・お客様もお住まいいただくことができます!(^^)/

 

 ただし、既存の屋根が大きく損傷している場合や、建物の構造上の問題がある場合にはこの工法は使えないこともあります。

 

屋根葺き替え工事

ラバーロック工法が施されたセメント瓦屋根で雨漏り

 屋根葺き替え工事は、既存の屋根材をすべて撤去し、新しい屋根材を施工する方法です。

 

 この際屋根材は全て撤去します。そのため屋根の全面的な修繕が可能であり、普段メンテナンスが難しい下地(防水紙野地板)の状態も確認しながら工事を進めるため、長期的な耐久性が確保されます。特に、屋根全体にわたって損傷が激しい場合や、既存の屋根材に問題がある場合には、葺き替え工事が推奨されます。

 

 しかし、工事期間が長くなり、廃材処理のコストも高くなるため、費用面での負担が大きくなることがデメリットです。

 

 これら二つの方法の選択は、雨漏りの原因や屋根の状態、予算などに依存します。専門家による診断を受けた上で、最適なメンテナンス方法を選ぶことが重要です!

屋根葺き替え・屋根カバー工法でおすすめなのがガルバリウム鋼板

 ガルバリウム鋼板は屋根葺き替えや屋根カバー工法におすすめの素材です。軽量高耐久性施工性が高い、優れた屋根材で、25年~35年の耐用年数も魅力です。様々なメリットがありますが、デメリットもあるため、適切な選択がポイントです。

→ガルバリウム鋼板について詳しくはコチラ

雨漏り調査の様子をご紹介します

雨漏りのご相談をいただきました

 江戸川区南葛西のお客様より「雨漏りしているので調査をお願いしたい」と、お問い合わせをいただき現地調査にお伺い致しました。

こちらのお客様邸は築26年程の木造2階建てになり、雨漏りしているお部屋をご案内していただくと2階のお部屋の天井に雨染みが出来ていました。

現在、天井材には雨染みが出来ている程度ですが、放置してしまうと天井材が傷んでしまい剥がれ落ちてくる危険性がありますので早期に雨漏りを止めなければなりません。

屋根調査の様子

2階建ての2階のお部屋の天井が雨漏りしているので雨水の浸入箇所は屋根と考えられます。

屋根は屋根材が一次防水で防水紙が二次防水となり雨水の浸入を防いでいます。二次防水の防水紙が劣化すると、雨水が浸入しやすくなります。

これにより、防水性が失われてしまい、雨漏りの原因となる可能性が高くなります。防水紙の劣化は、スレート屋根全体の耐久性や安定性に影響を与える重要な要素です。

屋根材も傷んでいます

 屋根材のスレートが割れています。スレートが割れる原因は、台風などの強風によって剥がれてしまったり、飛来物によって割れてしまうケースがあります。

 また、塗装の防水機能が低下し水分を含んだスレートが膨張と乾燥による収縮を繰り返すことでひび割れが発生することもあります。隙間ができれば雨水が浸入し、前述の通り防水紙が劣化してしまうので最終的には雨漏りの原因となります。

屋根カバー工事か屋根葺き替え工事が最適なメンテナンスになります

 調査完了後、お客様へ調査の内容をご説明し、雨漏りを解消するメンテナンスとして屋根カバー工事屋根葺き替え工事が最適なメンテナンスになりますのでご提案致しました。

 

 屋根リフォーム専門店「街の屋根やさん」では、点検~お見積り作成まで無料にて実施いたします!(^^♪

 

 屋根カバー工事の費用につきましては、税込877,800円~承っております。

 屋根葺き替え工事の費用につきましては、税込1,097,800円~承っております。

 

 知識・経験が豊富なスタッフが対応いたしますので、安心してご相談いただけます。

 

 リフォーム業者・会社選びでお困りの方…屋根カバー工事や屋根葺き替え工事は、私たち、街の屋根やさんにお任せください!
 お客様のお悩みに寄り添い、専門家が丁寧に点検し、適切な補修方法で解決いたします。電話メールでのご相談も承っております。お気軽にお問い合わせください(^o^)丿

 記事内に記載されている金額は2024年08月06日時点での費用となります。
 街の屋根やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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