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杉並区久我山でノンアスベスト屋根の劣化と葺き替え調査

更新日:2026年07月02日

杉並区久我山にお住まいのお客様から、屋根の傷みが気になっているので一度しっかり見てほしいとのご相談をいただき、私たちが現地調査に伺いました。
遠目に見た時点でも屋根全体の色つやが落ち、表面にまだらな変色が広がっていたため、経年劣化がかなり進んでいる印象です。
近くで確認を進めると、使用されているのはノンアスベストの化粧スレートで、今後のメンテナンス方法を慎重に判断する必要がある状態でした。

表面の色あせと広い範囲の劣化が見えていました

屋根材は全体に黒褐色から灰色へと色が抜け、表面には黄緑色の汚れや苔の付着が筋状に見られました。
1枚ごとのスレートの輪郭は確認できるものの、塗膜の保護力が落ちているためか、質感にざらつきが出ており、屋根全体で防水性の低下が進んでいる様子が読み取れます。
特定の1か所だけではなく、面全体に似たような傷み方が広がっていたのが印象的でした。

劣化したグリシェイドNEO

こうした状態は紫外線や風雨の影響を長年受けることで起こりやすく、特にノンアスベストの化粧スレートでは材質の特性上、年数の経過とともに脆くなりやすいものがあります。
表面劣化を放置すると、雨水をはじく力が弱まり、ひび割れや欠けが発生した際に一気に不具合が進むおそれがあります。
見た目の色あせだけで済まず、下地への負担につながる点には注意が必要です。

撤去後の下地面からも経年の影響がうかがえました

既存スレートを撤去したあとの屋根面は、黒っぽい下葺き材が一面に現れ、全体に色むらや擦れたような風合いが見えていました。
印字は残っているものの、表面は乾いた印象で、長い年月を屋根材の下で支えてきたことが伝わってきます。
勾配に沿って広く連続しているため、屋根材だけでなく下地側も同時に確認すべき段階に入っていると感じました。

既存スレート撤去後の屋根

スレートを外したときに下葺き材や下地の状態を確認することはとても大切です。
屋根材が傷んでいても、その下にある防水層がしっかりしていれば被害を抑えられる場合がありますが、経年劣化が重なると雨水の侵入リスクは高まります。
もしこのまま表面材だけを部分的に手直ししても、下地の耐久性が追いつかなければ、将来的な雨漏りにつながる可能性があります。

剥がした化粧スレートの裏面に材質の特徴が出ていました

取り外した化粧スレートの裏面は、表面とは違って白っぽい灰色をしており、細かな汚れや黒ずみが点々と残っていました。
板の形状は大きく反り返ってはいないものの、端部には摩耗したような傷みが見られ、留め付け部分の跡も確認できます。
見た目からも、経年による素材の負担が蓄積していることがわかる状態でした。

化粧スレート裏面の状態

化粧スレートは裏面の状態からも劣化の進み方を判断できます。
特に年数が経ったノンアスベスト製品は、表面塗装だけでは補いきれない素材自体の弱りが出ることがあります。
こうした屋根材をそのまま使い続けると、今後の点検や補修の際に割れやすくなり、メンテナンスのたびに傷みが広がるおそれがあります。

刻印からノンアスベスト屋根であることを確認しました

裏面の刻印部分を確認すると、数字や記号がうっすらと残っており、製品情報を追える状態でした。
表面は白っぽく、細かな繊維質の模様ではなく均一な質感に見え、製造時期の特徴とあわせて、無石綿、つまりノンアスベストの化粧スレートであることが確認できました。

無石綿刻印の拡大写真

ノンアスベストの化粧スレートは、製品によっては耐久性に課題を抱えるものがあり、塗装による延命が難しいケースがあります。
材質そのものが弱っている場合、見た目を整えるだけでは根本的な解決になりません。
ひび割れや欠損が進行すると、強風時の飛散や雨水浸入の危険も出てくるため、早めに適切な改修方法を選ぶことが重要です。

新しい野地板で下地をしっかり作り直せる状態です

屋根面には新しい野地板がきれいに張られ、明るい木肌が屋根全体にそろっていました。
継ぎ目は整然としており、固定も均一で、今後の防水紙や新規屋根材を受けるための土台として安心感のある仕上がりです。
ここまで下地を整えられると、葺き替え工事で屋根性能を根本から立て直せることがよくわかります。

新設した野地板の全体

屋根の不具合は表面材だけでなく、支える下地まで傷みが及んでいることがあります。
野地板を新しくすることで、今後の屋根材の固定力や防水性の安定につながります。
もし古い下地を残したまま新しい材料を重ねると、見えない部分の弱りが後々のトラブルになることもあるため、今回のように下地から見直す工事は大きな意味があります。

ノンアスベスト屋根は葺き替えでの改善が安心です

今回の杉並区久我山の現場では、屋根全体に色あせや苔の付着が広がり、事前調査と剥がした化粧スレートの刻印からノンアスベスト屋根であることも確認できました。
こうした屋根は、状態によっては塗装メンテナンスでは十分な改善が見込めず、まずは屋根材そのものの耐久性を優先して考える必要があります。
優先順位としては、最初に既存屋根材を撤去し、傷みの有無を確認しながら野地板を増し張りまたは交換し、そのうえで改質アスファルトルーフィングなどの防水紙を施工し、新しい屋根材へ葺き替える葺き替え工事が適しています。
軽量金属屋根や新しい高耐久スレートなど、建物の条件に合わせて選定することで、今後の安心につながります。

私たち街の屋根やさんでは、こうしたノンアスベスト屋根・アスベスト屋根の調査も無料調査・無料見積もりで承っております。
地域密着で杉並区久我山のような住宅地の工事にも慣れておりますので、屋根の状態が気になったときは、無理に工事を急がせることなく、現状をわかりやすくお伝えします。
傷みが大きくなる前に確認しておくことで、住まいを守る選択肢も広がります。
屋根のことなら、私たちがしっかりお手伝いします!

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