
HOME > 施工事例 > 板橋区若木で3階建て戸建て住宅のスレート屋根の棟板金交換
【施工前】
【施工後】
【お問い合わせのきっかけ】
担当:渡辺
担当:渡辺
お客様が隣の公園から回収してきたという棟板金です。今回伺った板橋区若木のお客様邸ですが、正確には3階建てではなく、4階建てと3階建ての中間というところでしょうか。一番下が車庫になっており、実質4階建てくらいの高さがあります。しかも最上階のバルコニーはそれをすっぽ覆うような屋根が設けられていますので、ここから屋根にのぼることはできません。
幸いにもお隣りを工事していた業者からいただいたという画像は見せていただいたので、被害の状況は把握できたのですが、本格的な点検は足場を組んでからとなります。試しに屋根の上を撮影しようと思っていろいろな角度から試みたのですが、いずれも棟板金が映ることはありませんでした。
足場を仮設しましたので、やっと詳細な点検ができます。一通り、点検したところ、棟板金が剥がされてしまった以外の被害はないことが判明しました。お施主様は定期的にメンテナンスを行っており、屋根塗装と外壁塗装をを約7年前に行ったそうです。屋根の表面も綺麗ですね。
これまでの棟板金と貫板は新しいものに交換しますので、不要となります。よって、棟板金と貫板の解体と撤去を進めていきます。貫板を撤去した跡にはそれを固定していた痕跡である釘穴が残りますので、ここから雨水が浸入しないよう、シーリングで埋めてしまいます。
貫板はこれまで杉板が使われていました。杉は木材の中でも水に強いものですが、やはり吸水し、腐食していきます。今回はほぼ吸水しない樹脂製貫板タフモックを使用しました。吸水しないので腐食しにくく、長期間の使用にも耐えられます。地上から見えにくい・見にくい、定期点検も行いづらいところに使用するのに適した建材です。
その樹脂製貫板タフモックに棟板金を固定していきます。固定に使用するのは釘ではなく、ステンレスビスです。理由は腐食に強い上に釘よりも緩みにくいからです。
棟板金の各接合部分にシーリングをしましたら、棟板金交換は完了です。実質的に4階建てくらいの高さがある建物です。いろいろと強風の影響を受けやすいでしょうが、他の部分の被害がなくて何よりでした。
これまで棟板金は交換したことがなく、築20年ということでその耐用年数の方も過ぎていたようです。また、都内の過密地域なのに棟板金の飛散したところがお隣の公園ということもラッキーでした。化粧スレートには異常がなかったので、次も屋根塗装は可能でしょう。今回は樹脂製貫板を使用しましたので、次の屋根塗装時にも棟板金の心配は不要でしょう。ただし、点検だけは忘れずに行ってください。
記事内に記載されている金額は2021年05月13日時点での費用となります。【棟板金】釘浮き・錆 雨漏りを防ぐ棟板金チェックポイント【プロが解説!アメピタ!】
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